――開発はいつごろから始まっているのですか?


辻本:今回ですが、僕らのチームとして初めて弊社独自の開発エンジン“RE ENGINE”を使っています。そのため、タイトルの構想やエンジンの検証については『クロス』が終わったころぐらいから始めています。

一瀬:『ダブルクロス』を手伝いつつ、裏で企画を進めていました。『ダブルクロス』や『ワールド』も同時進行のような感じでしたので、それらとは別のタイトルを目指していくことをイメージしていました。

――開発中には『ダブルクロス』や『ワールド』が組み上がっていったと思うのですが、そちらから取り入れたことや意識したことはありますか?

一瀬:ほぼ並走しつつの開発でした。こちらを作っている時、『ダブルクロス』や『ワールド』も要素を固めている段階だったため、全貌が見えない時期が長かったです。

 そのため、当初は自分たちがしたいことを目指して作っていました。途中で『ダブルクロス』や『ワールド』の遊びが完成したものから、携帯機で作るにあたって適した要素はこちらでも取り入れています。

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