福岡市で女(30)がカッターナイフを店員に向けて現金を脅し取ろうとした。
結果は未遂。
恐喝未遂と建造物侵入の罪に問われ
福岡地裁は21日、懲役1年2月、執行猶予3年の判決を言い渡した。
新型コロナウイルスの影響で解雇され
路上生活を経ての犯行

コロナ禍は弱い立場の人ほど追い込んでいく。

判決によると、被告は8月20日昼
店員の女性にカッターナイフを向け「お金を出してください、切りますよと脅迫。
通報するそぶりに逃げ出した。
判決理由で加藤貴裁判官は「被害者に相当の恐怖心を与えた」と指摘する一方
犯行直後に自首したことなどを踏まえ
執行猶予とした。