http://www.ace-sec.co.jp/daily/analyst/201106r7974.pdf
「どうぶつの森」は大幅に減少も、ハード販売は好調続く

第 2 四半期(3 カ月)の注目点は、Switch ハードの販売(着荷)台数が前四半期比+21%増の686 万台と第 1 四半期を上回った点であろう。
一般的なメディアや投資家の認識は、「あつまれ どうぶつの森」(どうぶつの森)がハードを牽引しているであったが、「どうぶつの森」が同 66%減と大幅に減速した第 2 四半期も、ハードウェア出荷は増加、日米欧の実売も「どうぶつの森」の減少幅より少ない。

前回、「年末商戦が 1 回少なく、サードの大型タイトルも乏しい Switch の販売は PS4 を上回っている。大型タイトルが無くても年内は好調が続き、累計は 1 億台を上回るだろう」とコメントしたが、この予想通りの動きになっていると言えるだろう。今年は年末商戦期に大型タイトルは無いが、ハード・ソフトの実売は PS4 や XBOX series を圧倒するものになると予測している。AAA タイトルでゲーム機が牽引されるという見方は迷信なのである。