・Nintendo Switchはふたたび入手困難となるのか

 Nintendo Switchが品薄となった経緯を振り返ると、需要の増加“だけ”がその理由のように聞こえる。けれども、混乱の呼び水となった要素はそれだけではない。同ハードを巡る今後の動向を考えるとき、押さえておかなければならないのが、入手困難となった“もうひとつの理由”についてだ。Nintendo Switchの品薄は、供給力の低下によって引き起こされた一面もある。

新型コロナウイルスのファーストインパクトは、Nintendo Switch生産工場の稼働を停止させ、同ハードの供給力低下を誘発。市場に影響の出るタイミングが、『あつまれ どうぶつの森』のリリース時期と重なってしまったことが、入手困難に至る第一歩となった。つまり、緊急事態宣言の発出や、ともなう巣ごもり消費の拡大、Nintendo Switchの需要増加は騒動の主因ではない。
つまり、生産数が安定しさえしていれば、同様の品薄状況は訪れないと考えるのが大勢である。

一方、ハード市場におけるもうひとつの巨頭・ソニー・インタラクティブエンタテインメントは1月5日、PlayStation4(以下、PS4)について、(一部を除く)現行モデルの生産を終了すると明らかにした。
Nintendo Switchと合わせ、昨年のゲーム分野の話題をさらってきたPS5の品薄問題。今回の転換が状況を打開するか、今後の展開から目が離せない。考えうる最悪のシナリオは、PS5の流通不足が解決を見ないうえ、生産終了となったPS4も市場から姿を消すというものだろう。
2021年初頭のゲームハード市場の命運を握るカギは、緊急事態宣言が発出された国内の需要ではなく、生産拠点のある中国、さらにはアジア圏の感染状況にあると言えそうだ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/53bd1eabd0ae53701baa354235401d489b76f68f

YahooニュースですらPSの消滅危惧してるのにゴキブリさあ