先月、京都で行われた全国高校駅伝の女子のレースで、交通規制をしていた警察官の指示に従わず車でコースを横切ったとして、
警察は運転していた60代の男性を14日にも道路交通法違反の疑いで、書類送検する方針です。

先月20日、京都で行われた全国高校駅伝の女子のレースで、最終5区の3キロを過ぎた付近で、
一般の車がコースに進入し、選手が車との接触を避けて走る事態になりました。

けが人はいませんでした。

捜査関係者によりますと、車を運転していたのは、京都市西京区に住む60代の男性で、交通規制を行っていた警察官の指示に従わず
コースを横切ったとして、警察は14日にも道路交通法違反の疑いで書類送検する方針です。

駅伝大会で交通規制に従わなかったとしてドライバーが書類送検されるのは異例です。

警察の調べに対し、男性は容疑を認めたうえで、「ランナーの間に距離があり、大丈夫だと思った」などと話しているということです。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210114/amp/k10012813341000.html