・任天堂株式会社は、同社の人気ゲーム機ニンテンドースイッチ用コントローラーの「システム上の問題」について、欧州の消費者団体からの苦情に直面している

・ベルギーのブリュッセルに拠点を置く欧州消費者団体(BEUC)は2021年1月27日、任天堂に対する苦情を欧州委員会と国の消費者に提出した

・問題となっているのは「Joy-Con ドリフト」と呼ばれる不具合で、コントローラーに触れていないのにスティック入力が勝手に行われてしまうというもの

・同グループによると、フランス、ベルギー、オランダを含むヨーロッパ全域の約25,000人のゲーマーや他の消費者が「Joy-Con ドリフト」について苦情を訴えたという

・消費者の証言によると、88%のケースでゲームコントローラーが使用開始から2年以内に壊れたとのこと