新型コロナウイルス感染拡大の影響で全国的な妊娠の数が減少する中、10代を中心に若者の妊娠相談が急増している。

自粛生活の影響により、若者の予期せぬ妊娠や性被害が増えた可能性があり、厚生労働省の研究班は人工妊娠中絶に
至る理由の背景や経緯について全国調査を実施。
詳しく背景を分析することで、より有効な女性支援策につなげる。

「休校中、彼氏と毎日セックスした。妊娠が心配だ」。
三重県のNPO法人「みっくみえ」にこのような電話相談が寄せられたのは2020年6月。
松岡典子代表は「この頃からコロナの影響か、相談の増加が目立ってきた」と振り返る。

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