実は一番最初、2001年に(NITENDO)64で発売された『どうぶつの森』は、その年の「ベストゲーム」部門で第2位になってるんですよ。あの時点で『どうぶつの森』というゲームの魅力、本質的な面白さは完成してる。

それを2020年型にアップデイトした『あつ森』が面白いのは当たり前で、そこに誰もが予期だにしなかった新型コロナ禍による「ステイホーム」という特殊な状況が加わって、全世界的に大ブレイクを果たした。

でも、僕たちの提唱する「ゲーム・オブ・ザ・イヤー」が「ゲームそれ自体の面白さを積極的に評価する」ものなのであれば『あつ森』の第1位は違うのではないか……というのがランキング決定座談会の結論ではあったんです。だから「限りなく第1位に近い選外」という意味で「次点」にしました。
https://bunshun.jp/articles/-/43482