欧米の龍が如くファンは近年このシリーズの人気が急上昇していることも手伝って
維新と見参の2つの番外編もローカライズされるよう願っている。
だがセガはというと、そうは思っていないのか今のところ発売される兆候すら見られない。
しかし、それも間もなく変わるのかもしれない。
開発者の意見に重きを置くならば、彼らはこれまでになく考えを改める姿勢を見せているのだ。

これは報道陣のとの対談に応じた佐藤大輔プロデューサーが明かしたもので
彼は2作品ともできるなら発売したいと発言。

「個人的に、これらのアクションを前面に押した出した作品はシリーズの中でも屈指の出来栄えだと思っております。
 ですから、もし機会に恵まれるならば是非とも欧米でも展開していきたいですね。
 ただ維新にしても既に発売から7年が経過しています。
 これを考慮すると、もし発売出来るようになったとしても、そのままの形でなくリメイクする必要があるかもしれません。
 ですからこういった事情を踏まえると、事態は少々複雑な気がしますね」

と述べていた。
また彼はOf The Endの翻訳はさらに難しい仕事であり、
PSPで発売されたクロヒョウについては考えていないと話している。

ちなみに佐藤氏はこのインタビューで今後の発売機種についてもコメント。
龍が如くは近年ほぼすべての作品をXboxにも提供しているが
彼の以下の発言を聞く限り、これからもPS独占になるとは思わない方が賢明なようだ。

「私達は7:光と闇の行方を含む龍が如くシリーズをマルチプラットフォームで発売してきました。
 なぜなら、それによってより多くのユーザーに体験していただけるようになりますし
 率直に言って、私達は自分たちが開発したソフトをプレイできる機会自体を増やしていきたいと考えています。
 そういう意味で、将来的に龍が如くはマルチを基本とする方向で我々は熟慮していますし
 もう少し言えば世界同時発売というのも実現したいと思っています」

「現時点で何か約束できるかと問われれば、残念ながら何もできません。
 ただ商業的な部分を念頭に置くと、可能な限り多くのユーザーにプレイしてもらうことを基本とし
 全ての人達が楽しめるようなかたちで発売したいですね」
https://www.pushsquare.com/news/2021/02/yakuza_studio_head_wants_ishin_and_kenzan_remakes_for_the_west