>>220
https://www.gamer.ne.jp/news/201707280084/

そのこだわりは車だけではなく、コースにも及ぶ。コースの作成には、まずGPSと連動した特殊なカメラを用いて、
ヘリコプターから撮影した情報獲得し、そのデータと画像を元に周囲のマップを製作していく。

ただ、これだけでは非常に繊細なデータが必要となる路面の情報までは得ることはできないため、
レーザースキャナを搭載した車でコース上を何度も走行させるなど、より精度の高い方法で情報が収集される。

実際のゲーム内のコースでも、ある程度の省略こそされているものの、
こうした作業によって得られた僅か3ミリまでの凹凸までが再現されているという。


さらにコースの近くに群生している植物に関しては、きちんと現地に存在しているものと同じ植物のモデルが製作されており、
現地のロケハンではサーキットの一角を借りて暗室を作り、葉っぱに太陽光を当てた際の反射率や透過率までをチェックする。

遠目には同じように見える木の幹にも、よくよく見ると木の種別ごとにいくつものパターンが存在している。
良い枝ぶりのモデルを作るには、アーティスト自身のセンスはもちろん、植物学の知識も必要になってくるそうだ。