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カズヤを知らないやつは全員あほ

最初にはっきりゆっておくが鉄拳はマイナーゲームでもなんでもない。今現在、対戦格闘ゲームの最前線タイトルの一つとして、
世界中でめちゃくちゃプレイされており、鉄拳7は10年ぐらいずっと売れ続けて今でも売れ続けて700万本ぐらい売れている大人気タイトルだ。
しかし、王様のブランチとかで毎週取り上げられたりしてないせいで、こうやって日の当たるシャバに出れば「誰よ?」とか言われてしまうのだとゆう事を痛感した。

だが、おれはカズヤも知らないあほのKIDSをいっぽうてきに腰抜けと決めつける気にもなれなかった。
むしろ、いたたまれない気持ちになったし・・・まわりを見渡せば、おれと同様に鉄拳をプレイする真の男たちが皆・・・・・おれに似たような心境で、この断絶をしみじみと噛み締めているようでもあった。

キッズの困惑はもっともだ。同じ格闘ゲームでも、バーチャファイターはなんかオシャレだったし、ストリートファイターは対戦格闘ゲームの元祖でかなり早い時期からウメハラとかで有名だったりディズニー作品にも出演したが、
その間m鉄拳はずっと場末のゲームセンターでプレイヤー同士が借金を踏み倒してゲーム代を捻出し殴り合いをしたりオシボリを投げつけあったり留置場に入ったりし・・・・
ゲーム筐体の周囲は油と煙と暴力の気配で満たされていた。住む世界の背景が違う・・・そうゆうイメージがあった。

その後、鉄拳はオンライン化とかE-SPORTの波などの要素によって、徐々にクリーンになっていった。
しかしそれでも・・・・依然として、殺伐とした世界観に片足つっこんでいた。ちょっとやればすぐに相手から挑発メールがいきなり送りつけられてくる無法のMEXICOであり・・・・・
カズヤはそんな恐ろしさの象徴のようなキャラクターなのだ。