0001名無しさん必死だな
2021/12/02(木) 09:09:10.08ID:VKPewwtB0「Wii」は、テレビのリモコンのように見える異色のコントローラー「Wiiリモコン」が特徴の家庭用ゲーム機です。Wiiリモコンをテニスのラケットや野球のバットに見立てて振り回せる人気ソフト「Wii Sports」は、世界で8290万本を販売しました。実にWii本体購入者の約8割が買っている計算です。
ニンテンドースイッチで世界的に大ヒットをした「あつまれ どうぶつの森」(9月末時点で3485万本)の約2.4倍。「真の怪物」というのがふさわしい実績でした。
もちろん「マリオカートWii」(3738万本)や「New スーパーマリオブラザーズ Wii」(3032万本)、「大乱闘スマッシュブラザーズX」(1332万本)といった定番ソフトも人気を博しました。
しかし、ボードの上でポーズを取る健康ソフト「Wii Fit」(2267万本)のように、革新的で従来にないソフトを提案。その上で大ヒットしたことこそ、Wiiの真骨頂でしょう。
Wiiは、従来のゲームにない遊びを提示したため、ゲームを遊ばない消費者が買い求めました。一般層に広げるため、プロモーション戦略を含めたうまさもありました。
そもそも発売前は、リモコンを振り回すという未知のゲームだけに、ゲームファンには総じて不評でした。理由は、ライバルに比べて、ゲーム機自体の飛躍的な性能のパワーアップがなかったこと。Wiiリモコンの魅力が実際に触らないと伝わらなかったためです。また、手の内をライバルに明かさなかったので、Wiiリモコンの披露は本体の発表に比べてずっと後になり、ベールに包まれて実態がよくわからなかったこともあげられます。
それだけに、Wiiのコンセプトを具現化した「Wii Sports」の存在は大きく、Wiiの魅力は発売後すぐ伝わっていきました。
ゲーム機の操作端末と言えば、おなじみの「コントローラー」ですが、ゲームに慣れない人には扱いが難しいという声があるのも確かです。PlayStation 5の発売直後も決定キーが「○」から「×」に変更され反響を呼びましたが、実際のところ「慣れた」人でもキーの操作感が変わればしばしば戸惑います。ゲームに慣れない人にとってはなおさらで、意外に「コントローラー」はちょっとした壁になっているのです。
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