https://news.yahoo.co.jp/articles/25109bae6f265019c4c5f6b7dc20663374e8103f

新型コロナウイルス感染症の影響により、自宅で休日を過ごす、いわゆる「ステイホーム」を今なお続ける世帯が多い。

そんな状況を受け、自宅でできるホビーとしてさまざまなゲームが注目を浴びているが、中でもレトロゲームはひときわ人気のようだ。もちろん最新のPS5やNintendo Switch等も人気はあるのだが、操作の複雑さや敷居の高さがハードル。過去にファミコンやプレイステーション等で遊んでいたライトなゲームファンの多くは慣れ親しんだレトロゲームに手を出すのだ。

レトロ作品が現行機種にHDリマスター版として配信されたり、ファミコンミニやネオジオミニと言ったレトロ作品の詰め合わせ本体が立て続けに発売。また人気配信者やVTuberによるレトロ作品の実況配信の盛況ぶりからブームの白熱度合いがうかがえる。

しかし今、そんなレトロゲームブームにある異変が起きている。

それは価格高騰化だ。数年前は捨て値で買えたソフトが異常に価格高騰したり、ゲーム本体が倍近い価格に…さらには高価なレトロゲーム作品の違法コピー品を販売する悪質な業者まで現れ、まさに異常事態とも言える状況に陥っているのだ。

この現象はSNS上を中心に話題となっており、遂にはレトロゲームを株の様に資産として保有し、高値になった時に売却する「レトロゲーム投資家」まで登場するに至った。ゲームを「遊び」では無く「資産」とする考えはこれまで無かったものだ。