PlayStationのCEOはPS5タイトルのPS4対応に関心がない模様
https://jp.ign.com/playstation-5-1/44074/news/playstationceops5

SIEのCEOであるジム・ライアンはPS5のゲームをPS4で起動できるようにする必要はないという考えを述べており、
次世代機向けにゲームを開発しているスタジオにPS5の可能性を「最大限に引き出してほしい」と語った。

ライアンはGamesIndustryとのインタビューで、「せっかく新しいゲーム機を作るのであれば、現行機にない機能やメリットを搭載しなければならないと思っています。
そして、私たちの考えでは、新しいゲームもそれらの特徴を最大限に活かしたものが望ましいですね」と語っている。

PS5には様々な新技術が搭載されている。例えば、コントローラーはハプティックフィードバック機能があり、プレイヤーの手に触感を届ける。
さらに、100倍のデータ転送速度を可能にするSSDのおかげで、データ処理もこれまでのゲーム機と異なり、ロード時間が圧倒的に短くなる。
こういった機能がPS4にない以上、それらを利用したゲームをPS4に対応させるのは難しいというわけだ。
ライアンは世代間のサポートを心配するよりも、デベロッパーには新機能を最大限に活かしてほしいと考えているようだ。

「私たちはゲームにおける『世代』というものを信じていますし、DualSenseのコントローラーにしても3Dオーディオにしても、
そして新しいSSDでできることに関しても、PlayStationコミュニティーに本当に新しい、PS5でなければ実現できない体験を届けられると思っています」

このアプローチはマイクロソフトとは大きく異る。同社の次世代機Xbox Series X向けに作られているゲームの多くは(より低いクオリティーで)Xboxの前世代のコンソールでも起動できるようになる。
このアプローチでは、デベロッパーは次世代機向けにゲームを作りながら、前世代の制限も視野に入れないといけなるだろう。