そして、PS2に熱狂した多くのゲーマーは次世代機PS3の購入を見送りました。

 理由は、PS3が家庭用ゲーム機とは思えないほど「高額」であったからです。2006年に発表されたPS3(20 GBモデル)の値段はなんと62790円(税込)。「安くなったら買おう」と待っている間に、ゲーム熱が冷めていってしまったゲーマーも少なくなかったと推測します。


一度ゲームから離れてしまった人にしてみれば、もう、どこから手をつけていいのかわけが分かりません。久しぶりにゲーム機に復帰しようと思っても、新しいゲームタイトルが入り乱れるなかでは、興味よりもおっくうさが勝ってしまうのも無理のない話でしょう。

 最後にプレイした『ドラゴンクエスト』のナンバリングタイトルの話題すら会話にのぼらなくなったことに、どこか「童心を失ってしまった」かのような寂しさを覚えてしまいますが……そもそもゲームは、気軽に遊べる娯楽であったはず。

https://news.yahoo.co.jp/articles/5ce1b7c8b5e9d526136acd2598ff413effbeaf69