一昔前のゲーマーといえば、引きこもりや不清潔というレッテルが貼られており、容姿についてもマイナスなイメージが付きがちだった。しかし、最近活躍するゲーマーたちには“イケメン”が多く、そうした偏見が改善されつつあるようだ。

最近話題のイケメンプロゲーマーといえば、『ZETA DIVISION』の『VALORANT』部門に所属するLaz。ゲームの腕前はもちろんのこと、芸能人顔負けの甘いマスクで注目を集めている。

今年4月に行われた国際大会では、世界3位という目覚ましい成績を達成。しかも会場の様子が生中継され、Lazのまばゆい笑顔が頻繁にカメラで抜かれていたため、国内外で人気が爆発した。ちなみに普段「Twitch」で行う生配信でも顔出ししており、目の保養を目的として訪れる視聴者も後を絶たないのだとか。

また『リーグ・オブ・レジェンド』の人気ストリーマー・スタンミは、彫りの深い日本人離れしたルックスで有名。かつてジャニーズJr.に所属していた過去もあり、最近では抜群のスタイルを活かして服や美容室のモデルを務めている。配信では芸人じみた芸風だが、そのギャップに心を奪われるファンも少なくない。

海外に目を向けてみると、中国ではparaboyという容姿端麗なプロゲーマーが『PUBG Mobile』で活躍中。中国最大のSNS「微博(ウェイボー)」で200万人以上のフォロワーを抱える人気ぶりで、競技の方でも世界大会で3連覇を果たす実力を誇っているらしい。

振り返ってみると、日本ではゲームで遊ぶこと自体がカッコ悪い趣味とされており、プロゲーマーも決して尊敬される職業ではなかった。いくら活躍しても容姿などをネタにして、その価値を認めようとしない風潮があった印象だ。

たとえば、2020年にはかの有名な「チー牛炎上事件」が発生。これは当時セガの取締役を務めていた名越稔洋氏が、『ぷよぷよ』の大会に出場していた選手に対して、「チーズ牛丼食ってそう」などと発言した騒動だった。

チーズ牛丼とは“チー牛”と略されるネットミームで、いかにもオタクっぽい見た目の男が『すき家』の「とろ~り3種のチーズ牛丼」を注文しているイラストが元ネタ。本人の意図はともかく、一種のオタクへの蔑称なので、侮辱的発言としてバッシングを浴びたのも当然ではあるだろう。

事件の影響を受け、一部のネットユーザーはプロゲーマーを「チー牛」扱いしていたが、それももはや過去の話となりそうだ。イケメンゲーマーたちの大活躍に期待しよう。

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