0001名無しさん必死だな
2022/06/11(土) 11:01:03.85ID:6uIamLyI0無免許・未成年・無保険・飲酒・スピード違反の車にはねられてお母さんが事故死。
任豚は軽症で済みましたが、母の凄惨な死を目の当たりにしたショックで、心の成長が止まってしまったのでした。
あれから40年。
任豚は今年も七夕が近くなると、病院にかざられた笹の葉に「ママがかえってきますように」と書いた絵馬と短冊をぶら下げるのです。
とても素直でいい子で、屈託の無い笑顔で
「七夕にはママにあえるんだ^^ かみさまにいーっぱいおねがいしたんだよっっ!!」
と周囲に伝えて回るのを、看護師の私は笑顔で受け答えしながらも、内心はとてもかわいそうでいたたまれなくなります。
死んだ人間が帰ってこないことを理解させるには彼の精神年齢では幼なすぎる、という
主治医の先生の判断もあり、本人に本当のことを言うのはタブーです。
毎年七夕の朝、お母さんが帰ってきていないことを知ると、任豚は嘆き悲しみのあまり体調を崩して
41度の熱を出して嘔吐下痢下血して寝込んでしまうのですが、
数日して回復すると前のことを完全に忘れてしまい、その年のクリスマスに向けて短冊を作り始めるのです。
なお、クリスマスの前もクリスマスツリーに「サンタさんがママをつれてきてくれますように」という短冊を下げ、
クリスマスの朝には同じように激しく体調を崩すのです。
先生によると、彼は40年間毎年のように同じ行動を繰り返し、年に2回もれなく寝込んでしまうそうです。
唯一の肉親である父親も膵臓がんで余命わずか。
任豚がこの先どうやって生きていくのだろうと思うと不憫でなりません。