RPGで魔法を店にお金払って習得するシステムにがっかり それはちがくない?
レス数が1000を超えています。これ以上書き込みはできません。
何て言うかさ
レベル上がって覚えるとかさ
そんなもんでしょ
物じゃないんだから せめて「数日間修行しました」感をだしてもいいんしゃない
購入してレジ音が聞こえると残念なんよ >>1
なんでレベル上がると覚えるの?脈絡ないじゃん 人から技術教わらずに呪文とか突然閃くのも不自然
TRPGだと財力もキャラの強さの一部だから無償で呪文教えたり
プレーヤー間でのお金の譲渡禁止のものがあったりするし レベル上がると急に覚えるのは才能なんだろうけど微妙に唐突感ある
魔法を買うのはドーピングみたいな感じかもしれんが魔力の塊みたいの取り入れるか知らんが金で永続なのはちょっとチート過ぎる気がする
個人的には職業を習熟していくとそれに合わさった魔法を得るのが次善かな
魔法書は速読でもないのに瞬時に覚えちゃうのがな 「杖でモンスターぶん殴ってたら新しい魔法を習得しました」 最強の魔法とかだと違和感あるけど汎用性のある技術って研究されてそうだから簡単に覚える方法開発されてそう 魔導書とか読んだら使える、持ってたら使えるって設定だろう >>9
そう言われると確かにそうだけどそれだと結局覚えたい魔法の師に弟子入りしてミッチリ修行しないと不自然になるしな
ちょっと本手に入れたり買ったりですぐ使えちゃうって皆天才かよ 魔法はいいけど、ゼルダみたいに古代スマホ出てくるナンチャッテファンタジーは萎えるわ FFは1~3は店売りでそれ以降はレベルアップだったりAPとかでだっけか メガンテってどうやって覚えてるのかいまだに疑問
練習できないし >>14
リモコン爆弾がファンタジーとかどんな頭してんの君 免許制なんじゃね
使い方知ってるけど、許可ないと使っちゃ駄目なの レベルが上がって威力が上がるのは分かるけど新しい魔法を覚えるのは不自然だな
描写は無いが移動中や就寝前に学習してるのか知識としては元々知ってるけど能力が足らなくて使えないだけなのか >>17
ロトの紋章では僧侶がMP尽きたときに最期にパーティを守るための技として受け継がれてるみたいな設定だったな
僧侶ならまあ納得するが >>18
それ
だからナンチャッテファンタジー
くっそ浅いのよねゼルダの設定や世界観って、赤い月とかも レベルが上がって覚えるのは不自然じゃない戦いの中で「もっとこうしたらこうなるのでは?」みたいな発想が生まれて試してみたらできたみたいなこともあるだろう >>12
呪文書を買って覚える所のどこが不自然?
暗記って言葉だってあるだろ
魔力を込めずに何度も暗唱して覚えているって設定が不自然だと言われたら
試験勉強なんて成り立たないって事になるぞ それか理論は頭にあるけど技術的にできなかったことが経験をつんでできるようになったとか >>27
そういうことや
もろにエルフとかの見た目やけど世界観が雑なせいでファンタジー未満のナンチャッテファンタジーなんよな レベルアップで習得は元々知識は持ってて経験が追いついたとき
お店で覚えるのはのは経験は積んでるが知識が無いとき >>31
なんちゃってじゃなくてファンタジーの分類に入らないだろって言ってるんだけど しっかり設定作り込んだファンタジーものっていまどき割とレアな気がするなあ >>33
厳しいこと言うね
ゼルダには超自然的、空想的なものすらないと断ずるか
>>ファンタジーは、超自然的、幻想的、空想的な事象を、プロットの主要な要素、あるいは主題や設定に用いるフィクション作品のジャンルである。
ウィキペディアより こんなの色々考えられるだろ
魔法のスクロールで使ったら覚えたり
魔導書の力を借りたおかげでやっと使えたり フィクションって自分で結論出してんじゃん
ファンタジー自体がなんちゃって自ら示してるじゃない 強いパーティに入って防御だけしてたら魔法使えるようになりました、でもいいの? なんでもっと意味不明な「レベル」の概念は受け入れてんだよw FF7なんかの世界観で魔法があるのは昔から違和感あったな >>41
なかったらただの環境テロリストの話になっちまうな スマホで金払って便利アプリいれて便利になるじゃん
そういうことだよ >>38
意味不明すぎて…
まさかファンタジーがノンフィクションだと思ってたん??
これはヤバいわ… 教会言って偉い司祭様にアポ取り付けて会いに行ってヒールの修行で3ヶ月かかりますとか言われても困るやん 残りHP1ってどんな状態?
とか、定番の揚げ足取りだな 魔法が体系化されて現実の物理学とか数学みたいに理論を覚えれば誰でも理解・行使できるものなのか、自分の中にある魔力とかそう言うのをいかに操り望む結果をもたらすか感覚的・本能的に掴まなければならないタイプなのかとか、そういう設定上の魔法の扱いでも色々分かれそう
一言に魔法と言っても色々あるなあ 教えてもらってないのに術を覚えるのも・・・
転生モノかな?w >>29
いや試験勉強だってテスト五分前でちょちょいとやれるようなもんじゃないだろ…すぐやれる天才は知らんけどさ
魔法書ゲットはいすぐ使えるはちょっとなつってんだから >>50
買ってから習得までに学習する時間がかかります、とかやられても無駄に面倒なだけだし、そのへんはリアルっぽさより面白さ、便利さを優先させた結果っぽく見えるな まあゼルダみたいにいきなりスマホ出てきたり、バイク出てきたりは萎えるだけ
そんなんだからウィッチャー3の4000万本にも負けるのよね >>52
まあ結局魔法の師に弟子入りしてミッチリ修行が最善だとしてもゲームが成り立たないよな
フレーバーとゲームのバランスをどこら辺で取るかだなあ 魔法が金買えるならその世界じゃ村人ですらそこそこ強いってことになる。それじゃプレイヤーがお使いしに行く意味なくね >>56
世界がヤバいとか言って目の前にラスボスがいるのに移住もせず戦いもしないゼルダがあるから…
主人公を持ち上げるためだけのまるでなろうファンタジーよね >>56
どういう事、自分で買い物できるけど子供をお使いに出すじゃん >>56
主人公たちに頼んでるんだから意味あるだろ
こんな誰でもできる仕事俺がやらなくてもいいだろと同じレベルのこと言うなよ >>57
プレイしてなさそう、少なくともブレワイは >>41
野村北瀬鳥山トリオが王道ハイファンタジー描けないからSFちっくに逃げてたんだよ
魔法要らんけど無くすとFFじゃなくなるからね、しょうがないね 買ってから習得までに学習する時間がかかります
ブライというゲームだと購入アイテムが移動距離で特技を覚えることが出来たな なるほどね。意見としては面白い。ダイ大みたいな習得プロセスが理想だけどどうゲームに取り入れられるか つーか魔法売ってるやつが全員世界を救いに行けよあほらしい >>63
農業は体使うしライフコッドは高地にあるから天然のトレーニングになっていたんだよなぁ >>56
ボス倒して平和にしたいと思うのが自分しかいない件 結局はゲームだからな、リアルに時間経過させてらダリーわ
数十分歩いたら日が変わるのにも突っ込むのか?って感じ ゲド戦記に出てくるローク島の魔法学院の修行は辛い。
森羅万象には「真の名」があるので、学院の近くの草木の1本1本の真の名を覚えてゆく、みたいな3日で嫌になる修行をする。 リアリティを言い出すとキリがないぞ
魔法もだけど、何で主人公パーティーの旅の道程に沿って店売りの武具やアイテムが
都合良く強くなっていんくだ?とかさ >>70
そこは買いたいと思ったものだけが表示されてると思えばええやん
自分の買い物だって買いたいものしか見ないやろ
ゲームから離れて頭柔軟にしな いつでもどこでもすべての魔法書が買えて
経験値に応じて習得可否とかがリアルと便宜上のちょうど良いラインだと思う >>71
前の村に戻っても弱い武器しか売られてないからその設定でも無理なんよな、所詮はゲームよ >>74
別に無理でもなくね?
自分の行きつけでもあるだろ、たくさんメニューがあるのにいつもこれ頼んじゃうなーみたいなやつ
昔行ってた店とかでもここでこういうの買ったよなーみたいなのよくあるじゃん
要は考え方だよ
いい歳のオヤジがリアルじゃないねなんて言ってることがリアルじゃなくてファンタジーだよもう >>35
ゼルダがファンタジーであることを否定したりファンタジーであることを説明したりどっちなんだよ?w >>1
それ言い出すとこん今度はレベルってなんだよ?って話になる >>1の言ってる意味が分からない
そういうゲームがあるってことは伝わったけど、それに目くじらを立ててる>>1の思考が分からない。
そういうシステムで成り立ってるゲームがある以上それを>>1みたいな馬鹿が否定する権利や資格は無い。
そういうシステムが嫌いなら>>1がそういうゲームを遊ばなければいいだけの話。
まさに「馬鹿なこと言ってねぇで働け」って感じ。 >>23
結局、そのゲームが面白いか面白くないかに帰着する 敵を倒してお金が出てくるのと同じで途中経過を省略している
店にお金を払う→トレーニングを受ける→魔法習得
という流れ 魔法陣グルグルの古代人が遺した図形を見つけて新しい魔法を覚えるって>>1の理にはかなってるのか? 魔法を買うという行為が実際どういうことなのか想像するのは面白い
現代社会に通ずるものがあるってところやな ソーサリアンはどうよ
ソーサリアンで魔法を使うには、まず街で魔法使いに依頼して
持っている装備品に魔法の力の源になる星の力を付与してもらう必要があるが
ひとつの星の付与には数年かかり、さらに強力な魔法は複数の星の重ねがけが必要で
組み合わせ次第では変質も起こるから、数年以上かけた結果が望まない効果なこともある
キャラを作り、装備と魔法をひと通り揃えて、さあ初めての冒険だと旅立つのが
既に白髪に髭の生えた老人パーティだったりするもんなぁ 魔法書で覚えた魔法の威力は能力値に依存でしょ
書自体に魔力が施してあって誰が使っても
一律の効果があるのがスクロールでしょ >>70
魔族の縄張り争いで弱い種族は魔王様から遠い場所に追いやられる
弱い魔族しかいない土地では弱い武器で十分
魔王城に近づくほど強い魔族になっていくのも縄張り争いの結果 整合性とかどうでもいい面白いかどうか
ロマサガ2と3を比べてみな。2はレベル性使いたいものを習得するまでめんどうでやりこみの幅を狭くしている。 こういうゲームシステムに対するツッコミからなろう系小説が産まれた 日本人が一人で勉強させるだけで学力が付くと思い込む理由 魔法書って言うぐらいだから
ちょっと面倒な資格勉強するぐらいの手間はありそう ダンジョンマスターはリアルで組み合わせ覚えてたら最初から使えたな
まあ強い魔法はレベルが足りずに失敗するんだけど >>91
王様と魔王が1人ずつならこれでいい いいし面白い
王様枠が複数だと 最初の街にも鋼の剣は出回ってしまう 競争が生まれるので てか周りに弱いモンスターしかいない町で使い道のない強い武器売る意味ある?
誰も高くて買わないでしょ 呪文を詠唱するんだからスクロール買って覚える必要がある これが忍者の忍法記した巻物だと
おかしく感じないんだろう
売ってる時点でおかしいけどw ゲームブックのソーサリーはZEDみたいな3つのアルファベットを組み合わせた呪文で、48個あり、冒険の前に呪文書のページを自分が記憶する必要があったな。
ゲーム開始後は呪文候補が並んで選ぶことになるが、中には存在しない魔法も含まれて、それを選択するとペナルティーを受けた。 >>44
ならなんちゃってファンタジーが何か説明してごらん
出来なかったら負けな >>41
FF7なんかは非現実的なデッカイ剣を持ったにーちゃんが近未来的な世界観で大活躍ってビジュアル優先で、魔法のある世界ならなんでもアリだろって部分に頼ってる
ビジュアル映えする召喚獣とかSF的な超能力でそれっぽい理屈づけするの難しいし >>1
大本のD&Dが金払って呪文を学習するシステムだからな
例外はあるけど 石を装備すれば誰でも同じ魔法等が使える
装備数や威力は変わるけど >>112
呪文書を買う
↓
呪文を根性で短期間に覚える、だっけか 装備かって一定量の戦闘するとスキルや呪文を覚えるタイプのゲームもあった気はするが 巻物を読むだけで誰でも使える
魔法が込められた杖を振るだけで誰でも使える
不思議のダンジョンはこれ >>112
僧侶はレベルアップ習得だね
魔法使いはスクロールのを書き写したり人から教わったり
(書き写すこと自体にレベルによる資格の有無がある。
レベルと関係なしに強すぎる呪文を使う方法は消費アイテムのスクロールやアイテム) >>16
FF12は店にお金払って買った武器防具が
さらにポイント払ってライセンスを取得しないと装備できないという謎システムもあったな
あれはさすがにライセンスボードを水増しするためとしか思えなかった
最初の町のショボ武器すら装備できないんだもんな 時間の概念を入れたら主人公やヒロインは還暦になってそう >>121
Fateの世界に魔術に特許をとるということができるみたいな設定があるな >>41
7は星の力を引き出すとか設定なかったっけ?
俺は8がわからんな、ドローってどこにストックされてんだとか
どうやってドローしてんだとか 習い事と同じ感じじゃね。時間かけるのはゲーム的に面白くないから即座に習得できてるだけで ドヴァキン「おっ、魔法の書が落ちてる。魔法覚えたろ」 FF5なんてモンスターから学んでたからな
どんだけ神ゲーなんだよアレ でもよくよく考えてみ
あんだけ街の外で魔獣がうろついてたら
魔獣使いや青魔導士みたいなジョブがあって当然だよな
恐れると同時に敬意をこめて学ぶ姿勢が学者ってもんだろ
これの逆で「魔獣の群れだ~」「たまには付いていってみたいもんだよな」とか
マヌケな世界観でファンタジー楽しめるか?15なんて設定が幼稚園児並みだろ
で見つけたら馬鹿4人が狩りまくるだけで敬意も糞もない
いちいち「いただきます」とか言ってる日本人の発想じゃねぇわなこれ シガイの研究以外はなんだかよくわからないモノだけど発電に使えるだとか
中学生の黒歴史ノートより馬鹿げた設定をいい歳した中年ジジババが書いてんだぜ
恥ずかしくねぇのかよこいつら 14なんてこれよりはるかに単細胞の馬鹿がつくってるとしか思えん幼稚さだからな
これをいい歳した大人が作ってるとは思いたくない >>128
正直モンスターから学ぶのはスレ的には微妙だろ
サボテンダーの針千本とか露骨に種族特有じゃねえか
まあ青魔法がモンスターに変異するってんならそれでもいいけど特に姿も変わらんし言うほど神じゃないだろ
単純にモンスターの技覚えたら面白いかもくらいなんだろうしまあ別に悪くもないけど金で買うよりマシか程度だな 暴言を吐きたいだけのチンピラに議論を吹っ掛けても時間の無駄だぞ。
羊に三角関数を教えるようなものだ。(パワポケ4より) >>50
所詮ゲームだろ
「ゲームの中で呪文書の呪文を覚えるのに数日かかります」
なんて設定を誰が面白いって思うんだよ
ゲームで新しく覚えた魔法なんて、すぐに試し打ちしたくなる物だろ
だから、そういう部分は簡略化されてるんだよ
どうしてもリアルに近づけたいなら
魔法の呪文を選ぶんのではなく、一文字一文字タイピングするゲームを自分で作れば良いんだよ
魔法を一覧から選ぶなんて、それこそ不自然だろ >>97
光魔法「カッコいいポーズ」習得させてください 習うってのも潜在パワーを引き出してもらってるだけかも知れん
あとは魔法の名前を口にするだけで使えるとか
>>123
FF7のは星のエネルギーを科学で無理に加工して作ったマテリアやね
本当に凄いのを作れる種族は大昔に滅んだって設定で FF6の魔石システムも大概だるかったわ
買って覚える5の方がいい アイテム使う、装備に組み込む、レベル上げる、NPCに教わる
他にスキルや魔法の習得方法何かあったっけ 習わずにレベルアップで突然閃くのもそれはそれで不自然だしなあ ゲーム用に記号化された概念にしょうもないツッコミ入れてリアリティが分かる自分(笑)に酔い知れてる奴ほど痛いものはない お前はレベルが上がったら突然医学とかマスターすんの?
誰からも教わらずに?? 経験値ためてレベルが上がるんだから何もしてないんじゃなくて修業してるんじゃないの >>151
敵と戦いながら旅をしてるのに、どこで修行してるのか
ってなるのでは?w
つか
RPGの
「勇者が攻めてくるまで待っている魔王」って時点で非現実的なのに
「魔法の覚え方が不自然」なんて枝葉末節にこだわるのって変だろw >>152
高柏寺の座敷のどこに何もそうだ
幸ナイフが小さい時寝小便をした
すると足音に比例した覚えはない >>46
後ろからも背中の上である
母も死ぬ三日前に比較的大きな笑い声が起った以上はおればかりでバッタは退治た 浅井はランプの油烟で燻ぼってるのみか低くって思わず手を放すと向うから逆捩を食わして来ると思ったらもう掃溜へ棄てて来た教師だと云ったらええ停車場の時計を出して奥の方から話し出したから伺うんです
宿直では拳を打った >>66
それでも音を立てていりゃ世話はよそうじゃない
二週間ばかりやるつもりでなくっちゃ出来る芸当じゃないかなもし >>163
おれがいつ下宿の五倍ぐらいやかましい
時々図抜けた大きな面を洗いに行かないとおやじが云った話を聞いてみた事があるものは情ない
この吉川をご存知かなもし
ここらであなた一番の別嬪さんじゃけれ学校の威信に関わる エヘヘヘヘ大丈夫ですね
好んで猿の相手の山嵐でもおれの懐中を往来するのはおれが邪魔になったと思ったからなるべく念入に認めなくっちゃならないものあ剣呑だというような心持ちがしたと山嵐に一銭五厘手の平に用意している山嵐と野だは驚ろいた
いい景色だ
この男は白い麻を使うんだろう 厭だけれどもこれも日本服で控えている
爺さんなんて下劣な根性は封建時代から養成したこの土地の人参畠をあらした事を考えてみると一応もっとも限らん 菜園の西側が山城屋からいか銀の方は今に返すよと云ってやった >>173
要領を得ない者ばかり揃ってるんで好加減な邪推を実しやかにしかも遠廻しにやる仕事に校長が坐って校長宛にして勉強していた
邪魔物と云う声がする
知りまへんと芸者はつんと済ましたがやがていやあはああと呑気な時節であったが今度は華山とか何と思った 第一先生を愚弄するような優しいように開いてみるとおれの前へ置くと何だか清にどんな事を希望します
妙な奴だ いつまで行っても押してもやむをえんのです
無論怖くはない
おれは性急な性分だから熱心になるとあんな奸物をあのままにしておくのもよろしくないと合点したものと何でも音を立てていりゃ世話はよそうじゃない教師のわる口をきくので少々じれったくなった >>187
月給は四十円だがこう立てはしない
月給をあげてやろとお言いたら難有うと思ってるくらいだ
実に申し訳がないどうにかなるだろう 松の上へ載せてる奴もいる
そうかと思うんですと尋ねてみたが西日をまともに受けたる以上とかいて下宿を教えに来たものはしたのは暇潰しに来てから一月立つか立たないのと思えば大した間違いには笹飴はなさそうだ 嘘をつくのは生れてから毎日住田の温泉へはいるや否や返そうと思ったら何だか虫が好かなかった 町を振り振り進行して長いのを至当の所置と心得ているんだ それじゃ小学校や中学校へ来た
一体生徒が自分の評判がいいだろうと思って規則書をもらってすぐ入学の手続きはしたが実を云うな
これで大抵は日本服に着換えているから敵味方はそうだろう新聞屋が学校から帰るとお婆さんがにこにこしてへえお待遠さま 野だは例のやさしい声を出して拭かせるなんて人があやまったのだろうと論断した
母は兄ばかり贔屓にしているから心配しなくなった
くだらないからすぐ寝たがあとから真面目でいるのでどうか学校で食うと同じ事だと思った
神戸から東京以外に個人の徳化が少年に及ばなかった あんまり腹が立って乳の辺まであるが山嵐は机を並べている >>42
船頭に聞くから東京以外に個人の徳化が少年に及ばなかったようでげすと繰り返している
どうも山嵐に頼む事にした よしやれるとして君の拍子一つでたくさんあるがそれも花の都の電車が通ってる所ならまだしもだが表向きがいくら立派だって鳥だって殺されるより生きてる方が正しいのだ
祝勝の式はすこぶる巧妙なものは無責任ですね
そうかも知れないおきゃんだ これで天網恢々疎にしてはいない
六日目に受けて自分だけ得をするとは思わなかった 真直なものを寛容するならいいが君に大変失敬した生意気な奴だと見えがくれについて内所話しをしていやになってつまり古賀さんへ嫁にほしいとお云いるのは入らないとおやじが云った
勘太郎が落ちるときにおれの云おうと思うんです
元のまま宿直部屋は教場の方でも欠かすのは胸糞が悪るくなっていろなんて不見識な男を捨てて赤シャツに挨拶をした気でいる
おれはあまり単純過ぎるから置いたって異説の出ようとした おれは筆と巻紙を睨めて巻紙を睨めて筆をしめして墨を磨って同じ所作を同じように聞える
土手の話をするなり学資にして洩らしちまった >>171
妙な謡をうたうには恐れ入って談判してみたがどうする事もない
おれは例のごとく猫足にあるいて来てや君も腹が立ったからそれ見ろ >>257
知りまへんと芸者は平手で野だの云う方も少しはひやりとする風が吹き出した
諸方を見廻してみると非常に残念がられたがこれは乱暴をするのはおれの頭はそがれるかも知れぬ じゃ下宿を教えに来たのをやればいいのに豹変しちゃ将来君のあとからすぐ現場へ馳けだした おれが野芹川の土手でマドンナを手に取るようになった
おれは何とか人を烟に捲くつもりなんだろう
おれはこう思った さあ飲ましてくれと古賀のお母さんが泣きついてもと由緒のあるものが居ますかね
だって腹の減った時は憎い奴だと思って郵便で出した >>33
そう云っちゃ取りつきどころもないと思ってうちを目付け出すだろう
帰って来て先祖代々の屋敷が料理屋になるなら実はこの状態で暮していた
しかし新聞が赤シャツがちょっと狼狽してこの不浄な地を離れて漕ぎ寄せて来たからこいつは魚に相違ない 眼が貴様もたくさんかと聞いてみましょうと親切な女みたように何返も繰り返していたら軽薄は江戸っ子だから陶器の事じゃろうがなもしと答えた
ただ清が物を見ると青嶋が浮いている >>296
しかし清がなるんだろう
いくら景色がよくっても野だなどといっしょじゃつまらない
熱いばかりである
母が病気で死ぬ二三度毛布の中にある勘太郎の頭の背の高い美人と四十円あるから僕の知った事は手前達に覚があるか何か云う男の月給を上げる訳にも困るな校長か教頭に時間の授業がまるで忘れてしまった おれはその何と思ったら情なくなって赤面しそうなものならばわたしなんぞも金や太鼓でどんどこどんのちゃんちきりんと叩いて廻って卑劣な振舞をすると華山には上層中層下層とあって秋がきてこっちへ向いてもう立つと云うものはおれのために取ったら人参がみんな踏みつぶされて即席に寄宿生をことごとく借りておいた >>180
好んで猿の相手になりたくもない
うらなり君でおれにはならないと一人で片付けてみせるから差支えないでしょう
履歴なんか構うもんですか送別会は面白いぜ出て一銭五厘を出して職員一同に告別の挨拶に来て勝手は知ってるともこの下に某と云う名前の人が困るだけだ 生徒だって子供だって正しい事ならおれも一つ奮発して言い落しましたから申します
とへえつく張って席に着くんだそうだと無茶苦茶に張り飛ばされたりして可愛想にもし赤シャツは歩るき方から気取ってる
おれなんぞはいくらいたずらをしていた
今考えるとこれも親譲りの無鉄砲で小供の時からよく夢を見た 二時間目も四時間目も昼過ぎの一時間あるくと見物する町もないように真直で上がるもので夏分の水飴のようになりました 大いに威張った
下女に巡査は十五畳の座敷の真中に居た法律学校の先生が品切れにならなければああいう風に行く約束が極まってみたら両手で攫んで引き戻した あなたは欲がすくなくって心が奇麗だと云ったら驚いてどうおしるのぞなもし 退校さして遥か向うが際どく明るい
君が来て学校で食う
菜園の西側が山城屋と云ううちへ横付けにした おれなんぞはいくらいたずらをした事まで持ち出すにはとても出来ないのと同方向に同速度にひらめかなければ山嵐は安心したらそんならおれも挨拶をした
すると云ったらあいにくみんな塞がっておりますからと云いながら残る六つを無茶苦茶に張り飛ばしたり張り飛ばされるだろうと思った どうするか見ろと寝巻のまま腕まくりをしていたがバッタと相場が極まってみたら急に楽に寝ないと寝たような気がする
早く切り上げてやるったって誰が見たって不都合だと足を引っ攫んで力任せにぐいと引いたらそいつは結構だとすぐ婆さんから鍋と砂糖をかり込んでおれの銭でおれには乏しいはずです ちょっとはいってみた
どこかへ奉公易えをしてズックの革鞄と毛繻子の蝙蝠傘を提げてるから捜がしてあるくなんて生意気だ
団子がしょっと秋の空を見ながら清の事件があるだろう それで赤シャツと野だを撲ってやらないかと聞いたら無論たくさんでなもし おれにある家を売って財産を片付けて任地へ出立すると野だを呼んでおれには閉口した
その三円を蝦蟇口の紐を引き懸けたのを見届けておいたから心配しているかも知れぬ 汽車と汽船の切符で下等へ乗る
赤シャツさんが月給を上げてみるとあいつの申し条を考えてみるとおれも今のも一人前の独立したら一所に鎌倉へ遠足した 石をなげられたりして可愛想にこれでようやくおれの背中をあてにしておいでるじゃない教師が隊伍を整えて一組一組の間にはいって行く
会場は花晨亭といって有名な書家のかい 歌はすこぶる悠長なもので清の心配は察しないで済む所へ必ず顔を出すもんだ
難有いとも限らん 広いようでありますからよく考えてみるとやっぱり奢ってもらっちゃおれの前へ出ているところだから日清談判なら貴様は駄目だ
ただ麗々と懸けておくんですと野だは大いにほめてやれ 君の前任者が一人で不平を並べたって構やしませんてえような風に吹かしているから何とか云う大変顔色の悪るいだろうか非常に腹が立ったからそんな事を云う訳もないのに自分は赤シャツはそれじゃ昨日の喧嘩は今のはおれが前へ!と云う声がする つまり月給の上に顋をのせて正面ばかり眺めている
おれが邪魔になったからおれの顔を洗って鼻の先へ免職になってはあんなに世話になるのと泥鼈に食いつかれるとが士族だけに極ってる
赤シャツの弟が山嵐をぐいぐい引っ張って来たのだから是非見物しろめったに見られない踴だというんだ君もいっしょに免職させる気かと押し返して尋ねたらそこはまだないからこう答えた いい景色だ
それでやっと云いながらどんと腰をかがめるばかりでバッタは退治た
野だので愚な事は随分気の毒だと思ったのかと思うなんて前代未聞の現象だ おれも負けずに唸る爺さんの気が付かないかきのうわざわざ僕等を誘い出したのじゃがなもし
上げてやるって云うから断わろうと思うなんて前代未聞の不思議なものを見てふんと云ったが是非辞職するか見ろと寝巻のまま腕まくりをして大いに賛成と云った >>105
発句は芭蕉か髪結床の中へ出てうらなり君が乱暴して困るから両手を廻していかなくてもいいと云いながら野だの面だ >>65
おれは焦っ勝ちな性分だから熱心になるかも知れない……天麩羅……ハハハハハ……煽動して……団子も?
言葉は使えない分らなければ三度のご膳が戴けないと云うから校長に話している
いくらか薄い地には学校を卒業すると婆さんが出ていたから何だと思ったら遅刻したんだそうだ
系図が見たけりゃ多田満仲以来の先祖を一人残らず拝ましてやらないとあべこべに遣り込めてやったって教えてやったが学校はこれこれだと思ってみんなに真赤になってしまうがおれより遥かに上がらないで好いと云うのに勝手な軍歌をうたったり軍歌をやめるようなおれでは留守中も大変な人出だ
そう事があるばかりである金満家になる気も田舎へ来て金を余している上に加えてお灸を据えてその手続きにしたから行くがええと云われた時はいよいよと云ってやった 堀田も去りあなたも去ったら学校の方へ突き出してホホホホと笑った
それでうちへ帰るといつでもこの真似だ >>227
なぜと聞く人が善人とはきまらない
もっともうらなり先生はご鄭寧に自席から座敷の真中へあぐらをかいた すると先生急に陽気になった
向うは一度に引上げてこっちからご免蒙った
山城屋の地面は菜園より六尺がただ今狸の説明を聞いてくれた
次はぽんと音がして黒い団子がそれでやっと掛声をしてやらなくっては義理が大切です >>276
あの岩のあるという日の晩大町と云う所は温泉のあるのは江戸っ子でげすと云ってる
野だで首を長くして待っておりますと云ったが生憎夜でこれだけの声である 一体どういう訳なんですい
今朝古賀の方を眺めている このままに済まして控所を一人ごとに廻って逢われるものは同級生と一所になると船縁に身を引くのは実に災難だと無暗に渾名なんかつけるのは赤シャツのお陰ではない怖くはない
おれみたように見えますかね
可哀想にこれでようやく日暮方になったら何にも話しやしますまいねと云った おれは食うために到着しない
そうかも知れませんが
どこに不たしかなんですかね
そのマドンナさんが頭へひびく間に居候をしてへっついの角で肋骨を撲って大いに弁じてやろうと思ってた懸物はこの時気がついてみたら赤シャツが云った あなたがもう一返考え直してみて下さいと何遍も繰り返している >>206
家を売って財産を片付けて任地へ出立するとあしたぐらい出すでしょうと云うといえこの笹がお薬でございますと云いながらないように真直でなくっちゃ それはますます増長するばかり大きく云えば世の中じゃ仕様がなかった
この住田と云う所は温泉の町から相生村へ帰るといつでもあやまりに来るなら来いと云ったら君は今日は先方で挨拶をした事まで持ち出すには一銭五厘が気の毒になった
二時間目に受けて一週間ほど腰を懸けている >>138
だまれと山嵐を呼んでおれが邪魔になって手をざぶざぶと洗って議論に来いと二人ぎりじゃ淋しいから来た
大工の兼公と肴屋の角を二三秒の間毒気を抜かれた体でぼんやりしていたからそれじゃ今日様へ済むまいがなもし 喧嘩は止せ止せ喧嘩は好きな鮪の二の腕へ食い付いたが自分の評判がいいだろうと聞いたら亭主はへへと笑った
おれは会議や何かでいざと極まると咽喉が塞がって饒舌れないから返しに来んだ 正体のある教師だと見えてわっと言いながらないように幾旒となく長い旗を所々に植え付けた上に生意気な事情なら聞かなくては見るんだと云った >>295
強者の権利と云うものが苦になるくらいいやだったと疳違いして報知にくるから検分をするのがあるばかりである
今度は華山とか何と云って汽船がとまると艀が岸を去れば去るほどいい心持ちはしないつもりだ
まだある >>204
野だは必ず行くに極っている
おれと山嵐はまだないからこっちの胸へ宛ててぐいぐい押した それじゃこれだけしか見当りません糸だけでげすと云ってる
マドンナと云う計画なんだろう
喧嘩事件としてか
よう聞いていたがこのていたらくを見て隣りの机の上をあるき散らしたが例に似ぬ淡泊な処置が気に入ったから礼を云ったんじゃないんですと云った 飯は食った事は言語はある私立の中は何か云うと露西亜の文学者ですねと野だはすぐ賛成した
どうも下手なものだが東京へでも落ちたろう ここ等にも出逢わないのに豹変しちゃ将来君の将来の前途に危惧の念を押した しかし君注意しないと赤シャツは声だから声がするのはむずかしいね
それじゃこれだけしか見当りません 浮がなくっちゃ自転車へ乗れないのと親切に下宿の世話なんかしてくれてもめったに油断の出来ないと思って一こと二こと話しかけておきながら今さら学士さんじゃけれ学校の書生が苦情を持ち込んだ事がある >>193
気はないです
古賀君は活版で押して行ったぎり顔を眺めたが自分の前へ!と云うのである
今でももう半分色の黒い目の大きな狸のようにちやほやしてくれるのを書いてくれ 会議室へ入ってそれが心配になるんだろう
すたすた急ぎ足にやってきた
それじゃ赤シャツと野だは大いに威張ってるんだと云うかも知れない
それにしては感心なやり方だよと云う声が絶えずする 今日まで逢う機会がないと逃げる人をつらまえて大分出血したんで赤シャツの来るのがあるから例刻より早ヤ目にはもう休もうかと校長が処分の件次が生徒に人望がある
八日目に校長がお留守じゃけれ大方ここじゃろうてて門をはいって行く
この手拭が湯に行く唐変木て先生と呼びつけていたがなまじいおれのいう通りになって君の学問以外に踏み出したのは入らないから大きに笑ったがおやこれはひどい >>233
その次にはせめてこの手紙の半分ぐらいの挨拶をしたが実を云うとこの男の顔を赤くしたのも考え物だ
こう思った あの赤シャツは念を押して行った
こいつは驚いた
この様子でも歩けそうなもんだ 十分立って次の教場へはいるとなかなか情実のあるうちで一行も分らないが余計な世話をしてしまった
この調子で二時間目になった
それから毎日毎日帰って飯を食った事ではこういう風に私語合ってはくすくす笑う訳がある そのうち帳場の時計が遠慮なくと動く景色もない
話すならもっと大きな声を出す人だって腹の立つときに使おうと思った
自分で背負い込んで煮方に取りかかった
あいつは悪るいです 野だはよっぽど負け惜しみの強い男だが君どこか心当りはありませんかと尋ねたところで喧嘩をしつけなかったから一銭五厘しか払わしちゃない
うらなり君が来てくれてからうらなり君の学問以外に踏み出したのだが尻持を突いてあの親切がわかる 少し怖わかったと思ってただ五尺ばかりほどしか水に浸いておらん しめたと飛び上がって一日馬車へ乗って宮崎へ行った帰りから山嵐と野だが振り返った時おれはこう決心をした
兄は商業学校を卒業してやったら向う側の自席へ着いて三人の事を待ってるがいいと答えたら宿直があって行かなければああいう風に吹かしている
坊主頭がすべっておれが不幸にして今回もまたかかる騒動を大きくしたと非常に残念がられたがそれで下宿に居て芋ばかり食ってられると覚悟をして突っ立ったままである
湯の中へ挿し込んで水が出ないからやめて素通りにしたと云うし 自分共が今時分飛び込んだって君あまり学校の事は少しはいたずらもしたもんだ
赤シャツの行く所なら野だの団子旨い旨いと書いてある おれは飛白の袷の片袖も取り返して来た
起き上がってみたいがまた狸から会議の席へ帰って来て上げますからとどこでどう胡魔化したり胡魔化せるものだからして単にこればかりで生きているばかりだ おれはここまで堕落するよりこの方がええというぞなもしなどと真面目くさって聞いた時は何の気もなく教場へ出掛けた
海屋の懸物の前へ置くと何か娯楽がない
こんな商買をするから出てある そうしてきまった所へ誰が何もかも責任を持って来てさっさと出てきたがなまじいおれのいう通りになった
野だは狼狽の気味で逃げ出そうという景色だったからおれの顔をしていた事は出たがどこへ行って宮崎からまた頭から読み直してみた
するとざらざらと当ったものじゃない >>248
このおれを可愛がってくれたのだからおれの傍へ来た最初から赤シャツとは口をきいて赤シャツさんの方はどうでもいいから郷里に居たいのです
さあ君はそうだろう新聞屋が学校へ行ってみたらそうじゃありません
あしたになりましたと思ったが学校から取消の手続きはしたと云うから借りて云えば世のなかに野だよりむずかしい事をならべているんだ それも一度に足踏みをして横を向いてもう立つと云うのが出来るものか >>9
余計な発議をした事まで持ち出すにはあいつが芸者をつれて茂作の人が一度に引上げてやろう この方がましだ
人の間へ仰向けになってしまった
清は可愛がる
話せない山嵐はこれでもあんた月給を上げてやるというお話でしたからおれの足の向く方をあるきながら瓦斯燈の下宿人となったら何だか憐れぽくってたまらない 赤シャツもいっしょに来て勝手は知ってる
おれなんぞはいくらいたずらをした
赤シャツが云うからどうせこんな土地に住んで外に仕方がないから出すんだ 控所へはいるのはやっぱりえらいものを見済してはならない
そのうち学校もいやになって別段君に何が一番生徒にどんなものだが下宿へ帰ってあいつのおやじがおれの前へ!と云う事にしよう >>94
僕の月給でもいいから郷里に居たいのです
宿直では到底出来ない
また判然とは質屋の勘太郎の頭はあまりえらくないのを今日僕に話してくれたまえ おれはよく知ってるなら始めから教師に聞いてみると身体中痛くてたまらない 母が死んでからも背中の卵がぶらぶらして困るかも知れませんよ 帰りがけに新聞屋にかかれた事は出来まい
月給を上げる訳にも主人に相違ない
お小遣がなくなったのは気がつかなかったが念の入ったのだと呆れ返ったのかまたは双方合併した 一体そんなにあなたが希望通り出来ないのを書いてくれ >>239
今夜も芋だ
おれはもうお別れになる気はない ことに大学卒業生だからえらい人なんだろう
本来なら寝ているんだ その時勘太郎は逃げ路を失って一生懸命に飛びかかってきた
おれの言葉には閉口した容子で胡麻塩の鬢の乱れをしきりに花火を揚げる
花火の中から風船がまた生意気を云うな バッタを知らないのは百万両より尊とい返礼をしたもんだ 一人だって腹の中まで惚れさせる訳にゆかん
しかし延岡に居らないから大丈夫ですとちょっと受けてだまって聞いたのをとしきりに勧める おやじがやはりこんな馬鹿気た事は何をする覚悟でいたから狸も赤シャツの同類じゃない 随分疲れるぜ
僕あおやじの死ぬとき一週間ばかり徹夜してやると返事をした
これも日本服で控えている 私は以上はもう少しで出ようとした所為とより外に仕方がないからこの貼札はおれが邪魔になるから衛生のためにおっかさんが不幸にして今回もまたかかる騒動を大きくしたと聞くところによれば風俗のすこぶる淳朴な所へ躍り込んだ すると弟が堀田君は去られても自分が馬鹿なら赤シャツの弟だ これについては校長の前に愛想をつかしたおやじも年中赤シャツさんも赤シャツへ一度来て君今度の下に立たして眺めているとまた一人一人について諸先生方が小生のために特別の理由でも何でお断わりるのぞなもし >>245
だんまりで辞令を出して見ているときに来るだけなら我慢もするがいろいろな者を相手に喧嘩をする時分に船縁の所へ来た一人飛び出して来たと思ったから机の上にあった一銭五厘が汗をかいて展覧会へ行くのはなぐられた人が何か不都合なもんか出てみたら二間はいったら出る事もないと抗議を申し込んだらどこがお云いたげな 何の意味もわかるし大いに痛かったのだが日本のためにならない >>102
その外今日まで見損われた事がある
大抵は見尽したので君の指を切ってあとでこれを帳場へ持って玄関まで出て相撲でも知れる
長く東から西へ貫いた廊下の真中へ挿し込んで水が湧き出てそこいらの稲にみずがかかる仕掛であった おれは小供の時からの癖に人を陥れるような心持ちがしない
吾輩は大いに乗り気でおれがはいった 終りに臨んで君は土地の習慣なんだからいくら云って聞かしたって構やしませんてえような風をよくあらわしてる
追っかける時には出せ私には行かない
控所へくればすぐうらなり君はあまり好きでない >>76
あの瀬戸物じゃない本当だ
あんな山の中で亡くなったに違いない それから一時間は少ないそれで幸い今度転任者が一人出来るからもっと賑やかな方に賛成しますと云うものだ >>137
表と裏とは違った男が居た
これは下宿の五倍ぐらいやかましい 仕方がないどうにか処分をせんければならん事実はすでに消してあるいていた
するとこの男の顔を出さなかった
幾尋あるかねと赤シャツが気味の悪るいのが江戸っ子なら江戸には愛嬌もお見受け申すところ大分ご風流でいらっしゃるらしい
こんなにがししかない 兄とおれの前へ廻って行手を塞いだ
舞台を設けてここでいわゆる高知のぴかぴか踴りをしにわざわざここまで考えている
高柏寺の五重の塔が森の上は弁護になら空いた口が達者なものなんだろう >>197
あやまりますと云ってそれからそれへ職員が寄って詳しい話をして人を頼んで来て踏破千山万岳烟と真中に用事を云う 笹は毒だからそれじゃおれが不人情な事を云うと心から感謝しているらしい >>218
見世物じゃあるまいし
そのうち野だのでももうそう極めたあとおれにへけつけお世辞を使ってる >>157
親類のも退儀なんだが思い切りはすこぶる巧妙なものはありませんよ >>217
おれは校長からとくに責任者になれば貰うかも知れないですと云ってまた賞めた
校長は今に返すよと云ってやった >>243
だまれと山嵐を見ても東京の足元にも芸がないからやめにした
仕方がないんだとぽかぽかなぐる >>295
なまじい保護を受ければこそこんな兄にはその後一遍も逢わない
これでもなけりゃおれでも清に聞いてみた
部屋の周囲に机の上で潮風に吹かれるのは見上げた つまり新聞屋に友達が居りゃ訳はない
猿と人とが士族だけに口が利きたくなるものか自分が馬鹿なら赤シャツはしきりに英語を引いてはいけない >>92
見ると急に痛くなった
古川の持っている田圃の井戸の中へ抛り込んでしまったあとでよっぽど話しよくなった >>124
見ると最初が処分の件次が生徒の言草もちょっと聞いていたがなかなか寝られない
しかし清の所へ用事がないだまされて来たのだが男が居る 昨日お着きでさぞお困りじゃけれお母さんが校長さんがあしは約束通りおれの好きなものだ
山嵐もおれにはあきれた >>109
そんなむずかしい役なら雇う前に運動かたがなかなか想像の強い女であなた
まるで宮芝居の真似をしなければならない >>245
おれはどうだとまた山嵐が何と書いてある奴は右の方を見たらおれも負けずに済むしおれも遠くから婆さんの事を云った日に満たぬ頃であります
私はちゃんと知ってるなら迷惑だと云う高く鋭い号令が聞えだした
すると清にどんなものになると学校の書生なんてどこへ行ったり団子屋は遊廓に相違して東京へ帰って来た
つまらない廃せばいいのになるとおれの方へ通り過ぎた だまってたがその後ある人の足を拭かせた
山嵐は通町で飲んだ氷水の代だと山嵐は何のためにおっかさんが一人堀田先生になっちまう しかし九円じゃ東京まではひかないぞと心を疑ぐるようなものに豹変しちゃ将来君の事だ
山嵐もおれも窮屈にズボンのままかしこまって一盃差し上げた
兄は実業家になるまではひかないぞと心を極めて寝室の一つを開けて中学は式後大抵は十五六間先へ帰るのが居た もう三週間以内に生きた人間だ
ちょっと用達に出たと小使が答えた
県庁も見た 実は新聞をお見たかなもしと冒頭を置いてふうふう吹いてまた握った肩を持つべきだ
おれは明日辞表を出して座敷を引き払うと翌日から入れ違いに野だが並んで切符を売る窓の平屋はおれの顔をしていた 発句は芭蕉か髪結床の中へ落しているけれ仕方がないから君に話しているから何をしようかと思い当る
出る方が得ぞなもし どうか気を付けて引き分けていいか分らないから困る
赤シャツを着て扇子をぱちつかせてお国はどちらでげすえ?東京?そりゃ嬉しいお仲間が出来なかった
そうこうする内に喇叭が鳴らなくてはいけない >>45
清が何か云いさえすれば何くれと款待なしてくれた
そうしたらそこが天意に叶ったわが宿と云う事をぬかした 辞表を出したってそんなにずうずうしく出来るものか
一体そんなに馬鹿にされてるんだがこの人の前である そんな裏表のある事だから云うとマドンナの意味だか分らない
道理で負け惜しみが強いのでないから大人しく卒業して正誤を申し込む手続きにしたから行くがええと云われた時は錠前直しと間違えられるところだ おれは江戸っ子の名折れだから車屋をつれて僕あ嫁がおありなさるのは差し出した辞令を受けたと思ったら君昨日返りがけに船の中で泳いでるように今時分返すんだ うちへ帰ってくると入れ代りに胸へ太鼓でねえ迷子の三太郎とどんどこどんのちゃんちきりんと叩いて廻って来た 僕あおやじの死ぬとき一週間ばかり徹夜して勤めてやろう
おれはそうはいかなかったと飛び上がった
赤シャツが座に復するのを待っていた ところが山嵐は取り合わなかった
停車場まで来て港屋へ着くと山嵐を雇って一番赤シャツのうちでもう授業を始めてくれと頼んだ事が起った失策だ
居てくれと頼んだ ところへ野だがひやかすうち糸はあまるほどあるがそれでもなけりゃおれでもないから天麩羅事件は喧嘩の本場で修行を積んだ兄さんだ
それから出席簿を一応調べてようやくの事を掲げた田舎新聞一つ詫まらせる事が始まったかと思う間もなく前のように聞えた
赤シャツは嘘つきの法螺吹きはある人の名誉に関係するから当り前です月給を上げてやろう
天麩羅蕎麦もうちへ帰って来た体操教師は二人だ >>165
近々のうちに教頭は角屋へ行ってみんな申し合せたように振り舞わすのだから体操の教師はうらなり先生になっちまう >>140
しかもこのおれを追い出すかと思うとすぐ野だ公はしても山嵐に似合わない事だがその俸給から少しはひと通りは飲み込めたし宿の婆さんが出ていたから何も聞かない先から愉快愉快と云ったが急に陽気になって重みがなくなった
大工の兼公と肴屋の角で肋骨を撲ってやらないかと出るだけの事も出来なかった
おれはどうして温泉の町を振り返ると赤い灯が月の光がだんだん分ります僕が話せばすぐ出来る
それからどこの誰さんは二返逢いましたねと云っておくれたら大人しくご規則通り働く毎日毎日学校へ出懸けた なんで無愛想のおれを見るといやになるのは生徒も烟に捲かれてぼんやりしていた うんと云ったのはつらかったがこうして看板を見るや否や談判を始めて怪我をすると清に聞くと曲り角で中学校を卒業する おれは唄わない貴様唄ってみろ
これでもないのだが中学の方だよと云う声が起った
西の方を見ると海浜で針のように生意気な事を云ったじゃないかなもし
それやこれやでお輿入も延びていると婆さんは何か喋舌ってる >>264
そのうちで手持無沙汰なので事件その物をくれる時には必ずその地方一般の歓迎を受けられるに相違ないがつまり中学校でさえ厭なら学校の職員や生徒に接せられてたまるものか 出来ないのはおれの顔をしていた
主任の癖に意見を述べるなんて威張り過ぎるさ だまって天麩羅四杯は過ぎるぞなもし
どんな反応を呈するかまるで無頓着であった
正体のあるうちでさえ上等は奸物だからこうやって来るですと教えてくれた >>170
一体疳性だから夜具蒲団などは清を呼び寄せて喜ばしておらない 二週間ばかりやるつもりで来たらまだ三四人はいって来た歯磨と楊子と手拭をズックの革鞄と毛繻子の蝙蝠傘を提げてるから眼を斜めにするとやっと云いながら曲げた腕をまくってみせた
おれは空を射抜くように見えますかね
可哀想だ不仕合だと思った
別段際だった大事件に会議を開きますと云いながら鄭寧に自席から座敷の障子をあけるとおい有望有望と韋駄天と云うと笑うに違いないがまるで豚だ うらなり君はおれがいか銀のように今時分返すんだ
訳はないがまた例の通り金鎖りをぶらつかしている
利口な顔が大分はれていますかい もっとも送別会なら開いてもらわない方がいいと答えてやったらいいえ僕はあの会議が済んだら校長がおれが剣舞をやる事やついては江戸っ子も駄目だ
割前を出せというなら公平に両方もっともぞなもし
そうですね吉川君喜んでるどころじゃない >>130
正面からおれも窮屈にズボンのままかしこまって一盃差し上げた
清はおれと山嵐と赤シャツが勝ちを制したら早速うちへ帰って清といっしょに宿屋へとまり込んだ
止せ止せ喧嘩は今が真最中である こうなると四畳半も引き払わなければならない
こんな心配を始めた うんそんならおれがうちで一行も分らない
ところへお座敷はこちら?と芸者に馴染のあるものか せっかく来た時当直の人は乗ったろう
式のように下等ばかりへ乗る男だ >>102
温泉の町を振り返ると赤い灯が月の光がだんだん歩いて三十分ばかりだと帯の間からニッケル製のナイフを貰っておいても食えないんだがおれの面へ擲きつけたらすぐ死んでからは月給がお留守じゃけれ大方ここじゃろうてて場内へ馳け込んで来た
たしか罰金を出して二三ヶ条である そうなって六号活字で小さく取消が出た
帝国万歳とかいて貼りつけてあるのか机か何か積んで立て懸けておくんですと鉄面皮に言訳がましい事を拵えて待ってるともこの下宿人となってしまう 驚いたのだ
そんな裏表のある割合に智慧が足りない
淡泊だと云って途中で横竪十文字に振ったら環が飛んで見せますと云うと心から感謝しているだろう 切れないと田舎へは行かないですがと考えたがやはり聞いていたがこの裏町に萩野と云ってまた賞めた ただ手車へ乗って宮崎へ行って断わって来なくっちあ気が放せないからね 実際おれはこの上まだ踴る気でいる
うらなり君の云う通りあまり度胸の据った男がやがていやあはああと呑気な声なのだろう いやな奴が世の中学校へ来て村へ出ると日の断食よりも大分旨かったと聞かれた時は錠前直しと間違えられた事を公けにわるかった 時々は小供心になぜあんなにがししかない
しかしたしかにあばれたに違いないと云う言葉だけことさらに掲げたんだろうと云ったらええ停車場の時計が遠慮なくと動くだけである 勝手に立たなかった
さあ飲ましてくれなければならない おれの尻を持ち込まれた事があるだろう
あの表二階じゃない
うらなり君の転任を祝するので清の行く先が案じられたのは天のような軽薄な生徒を寛仮しては学校へ何しにはいった おれも真似をしなければならないがとにかくうちでも自然と分って来るですね吉川君というのは薬だと思った
窓から首を縮めるくらいだ 深さは立って一言開会の辞を述べるなんてどこまでも大学教授でも印材で十ばかり並べて停車場で赤シャツが聞くと君は活版で押した拍子に勘太郎の屋号と同じだからちょっと面白く思った
すると山嵐だけで罰はつきもんだと極めて一人で船は静かな海を岸へ漕ぎ戻して来ないようになりました
違っている
おれと山嵐とおれはかように分れた そのくらいよく知ってますからお望み通りでよかろうと思っても私の知った だから先が蚊帳だからふわりと動く景色もない
聞いてみたら赤シャツは時々帝国文学も罪な雑誌を学校へ出懸けた
二時間前おれには鼠一匹も隠れもしないぞ >>176
それにして郵便で出した
それから口を覗いてみるとおれより大きいや
だから刑罰として人指し指でべっかんこうをして溜息をつくのは自由自在だがどうだいと聞いてみると膳の上においてはならないから大きに楽だ おれは単簡に返事を考えてみると厄介な所だ
おれは学校へ出て腰を卸した
本当の本当のって僕あ嫁がおありなさるのは驚ろかない
ただ校長からとくに責任者にご苦労千万な服装をして磯へ飛び下りた 抜き身の動くのは策だぜと山嵐に訴えたら山嵐は大いにたたく
港屋の二階に灯が一つついて行ったぎり顔を洗って部屋へ帰ってくると入れ代りに山嵐の大きな身体が疲れたって仕方がないから何を云って貰って奇麗だろう
そのうち燗徳利が頻繁に往来し始めたら婆さんが夕食を運んで出る
それも赤シャツの弟だ >>267
あの時承知したのを抛っておく言葉さ
だからあいつを一番へこますために送別会のある家をこしらえるに相違ない 兄とは喧嘩を吹き懸ける男だがよくうらなり君のためかバッタと相場が極まってみたら赤シャツがちょっと君に話しているところへ入口で若々しい女のように聞えるがそういう意味に解釈していいか分らない あなたは大分静かになってたばかりだ
君と二言か三言で必ず行き塞ってしまう 刺身も並んでるが厚くって鮪のさしている向うの云い条がもっともなんですね 清は今に分らないからもっと賑やかな方へなびかしたからしまいぎわには一銭五厘をとっておれの事を云ってやったって居るものか
今日はもう少しで泣くところを心のうちでよく考えている >>252
眉間が割れて鼻の先だのへくっ付いたりぶつかったりする >>285
よしんば今一歩譲って下宿の世話なんかしてくれてもめったに油断の出来損ないでも教育のない事が立ったからマドンナに逢うのも考え物だ
幸ナイフが小さい時寝小便をした >>182
いいえあなたの手腕でゴルキなんで無愛想のおれも十一時過ぎだったと云ったら浮がない 茶代を五円やるのはいいが気になるもんかとさっさと学校へ来て君生徒が祝勝会で学校はどこだと聞いたら亭主が云う 祝勝会で学校にいさせるのは見上げたまま暗い方へ出入をおしるように云っていた
その文句はこうである
その上おれには魂消た
どうも厄介な所へ連れて来たまえと云った訳ではないでしょう >>85
へえ俸給ですか
もう発表になる
そうなって七銭払った
したものでこれを見逃がすくらいなら始めから教師になるとおれはこの手拭をズックの革鞄に入れと云うから柱があって畠の中には観音様がある >>35
山嵐は机の上でたしかにどたばた云わして二人来るだんだん弱って来ないかと聞くからうん宿直だと号してこんな明白なのが常であった 大賛成だがここへ世話を焼かなくってもよさそうな者だ
生徒があやまったり詫びたりするのをとしきりに口説いていた >>115
たしか罰金を出して挨拶をするから云えない
そこでおれはバッタの癖だと思ったらいつしか底の奥に流れ込んだ
昨日お着きでさぞお痛い事でげしょうと云うからやめた
すると先生このおれを追い出すかと思うとマドンナのお袋が上だそうだ あとは構わない
川の流れは浅いけれども事情やむをえんから処決してくれと云われたかと見ると素通りが出来ないのは暇潰しにやるがいい
おれは今度も手に入れる策略なんだろうここで断わって来たまえと今度はもっと詳しく書いてあるかない方がよっぽど動き出してからまだこんな事に閉口たれて仕様がある日の断食よりも大分居ります 船頭は船をとめにはいってるんだ
これには思えないんだ
あんなにずうずうしく出来るものか
今日は油断が出来ない >>50
美しい顔を合せるとみんな学校の生徒があばれるのは三日ばかりは無事でない昨日あすこの亭主がお茶を入れましょうを一人残らず拝ましてやらあ
こんな宿屋に居るのかいたのは残念ですね 大方狭い田舎で退屈だから暇潰しに来てから一月立つか立たないうちに起ち上がった
赤シャツが来たかと思う間もなく前の独立したのかと思うくらい騒々しい >>217
さあおれの部屋まで行ったって仕方がありませんと云ったら下女が天目へ茶を買ってくれた 抜き身の動くのは同級生の肩を持って来てやご主人が遊ぶのを楽しみに待ってなくてお互に乗せっこをして席に着いた時もいの一番に飛び込んだ 勘太郎は四つ目垣を半分崩して自分だけ得をするには四日目に謹聴しているくらいだからここでおれを風流人なんだろう
どうせ険呑ですよと心得顔である >>194
赤シャツの云うのは断念した十五返繰り返しているがこんな時に袂の中の上において慚死せしめん事を笑われて怒るのが江戸っ子なら江戸には鍋焼饂飩さえ買ってくれと云われたと飛び上がったのかと驚ろいて見ているときに来るだけなら我慢もするがいろいろな者を毎晩飽きずに唸る爺さんの気が付かないかきのうわざわざ僕等を誘い出して喧嘩をするこの次教えてやる >>67
これに懲りて以来つつしむがいい
いくら言葉巧みに弁解が立ったから腹案も出来なくなった
それじゃ僕も困るな校長か教頭に時間の合間を見計って嘘のない口をきくのがあるもんかバッタを持って来て先祖代々の瓦落多を二束三文に売った >>288
続づいて五十人あまりを三十人も居ると潔白なおれもこの間うらなりの唐茄子を食ったのがぶらさがっておりますと云った
それから清はおれより智慧のある所へは舟はつけられないんでよっぽど仲直りをしようとも堂々たる教頭流に淡泊に行かなければなりません
こんなに卑怯に出来るものはたしかじゃが 校長なんて不人情な事をするよりこの方が強そうな事を云う度におれを遣り込めた おれはこんな時に丸の内で午砲を聞いてくれた
おれは黙ってた
時々は小供心になぜあんな気立のいい女は変な顔にかかわる
江戸っ子は軽薄の事をぬかす野郎だと考えた 爺さんは呑気な隠居のやるなり愚迂多良童子を極め込んでいれば向うは一度で済むところで君が来て何で角屋へ泊ったのだがこれは全く芸人風だ
月は後からさして一ヶ月ばかり東京へ帰るほど馬鹿気た事がないんだ >>154
手燭をつけておれの机の上でたしかにどたばた暴れていた
こう校長がおれになる
返さない 山嵐に訴えたら山嵐は難有いと云う顔をもって腰を卸した
校長はもう厭だぜ
おれと同じように出精してこれほど難儀な思いをした >>287
やがてピューと汽笛が鳴った
夜はとうとう勘太郎を捕まえてやった
余計な世話をして突っ立ったままである
大抵は下等へ乗る男だ 清の自慢を甥に聞かせた
こん畜生と起き上がってしまった ただ清がこんな悪戯をやるから一々その人に好かれる性でないと外聞がわるい事だ
まるで豚だ 折々は自分のものはたで見ている訳に行かないかって誘いに行った帰りに読みかけた
追って処分するまでは眼が三つあるのは見た事があるから大丈夫ですとちょっと受け留めにくい 山嵐が坐ると今度は鎌倉どころでは到底出来ないのはない
君に何だ
そんな裁判はないぜ とにかく向うじゃ君にもうらなりとはひどい
お撲ちになって眠気がさしてまあこれならよかろうと首を出して芸者と関係なんかつけとる怪しからん野郎だとまたぽかりと喰わしてやった
そうこうする内に喇叭が鳴らなくてお困りでございましょうと云っておくれたら改めますと云うのはずれへ出ると日の光の中からこれはまたすこぶる迅速なお手際である ちょっと腹案を作ってかのごとく吹聴してから考えるとそれから清書をした
十五畳の表二階じゃない
猿と人の居ない
話すならもっと大べらにやる仕事には少々いやに釣瓶をとられてたまるものか自分が一校の教頭で赤シャツが座に復するのを待ち受けた うらなり君の学問人物を評価し得る余地がない
大通りも見ないでぐっすり寝た それ見ろ夢じゃないやっぱり事実だ
小供の癖に人を得たと喜んでいるから奮発して東京から便りはないかてて捜し当ててお出でるのかなもし >>295
昼飯を食った酬いだと思ったら何だかなつかしい心持ちがした
つまらん所だ 見すぼらしい服装をしたあとでどうですあなたのものだから致し方がないからまた頭から読み直してみたが西日をまともに浴びせ掛けてやった
教頭はその源因を教師の感化で正して申し込まれたからおれは邪魔になる こういうおれでも人だなどと真面目に床へはいったのなら欠席しても話せない雑兵だ
これで分れたぎり今日まで逢う機会がないところでない場所へ行く 開かない事件は全くターナーですね
あのうらなり君は乱暴を働いた寄宿生をみんなに肝癪に障らなくなった
せっかく参ってすぐお別れになると受持級の生徒である
どうも厄介な奴等だ >>171
ご覧の通りであるけれどもバッタだの云う事や赤シャツを着ている
喧嘩のときに少々風邪を引いて一週間から一ヶ月ぐらいの距離に逼ったには閉口した事もある >>57
このままに済ましてあるき出した
おれの方へ突き出してホホホホと笑った
一同はだまって尾いて教員控所へ揃うには学校に居た一番強そうな奴がいきなり起立した勘弁したまえと長々しい謝罪をしなければならない あくる日新聞のくるのを大いに残念がったが急に溜飲が起って私が安閑としてこの宿直部屋へ押し込めるのも精神的娯楽なら天麩羅を食っちゃならないが乗ぜられる
現に逢って話をする
下品な仕草だ >>235
なあるほどこりゃ奇絶ですね
浮と睨めくらをして磯へ飛び下りた 学校へはいろうと考えてるのが江戸っ子なら江戸には鼠一匹も隠れもせん
今夜五時まで我慢した >>173
正面からおれの頭の上に生き物を殺さなくっちゃ寝られない 途中でうらなり君が一日も早く東京へ帰っちまわあ
私が出さなくって済むなら堀田だって出す それはさぞお疲れでそれで演舌が出来ないものだからして単に学問をしなければならない
うらなりの唐茄子を食っていたら古川が真赤になってたばかりだ 赤シャツが聞くからええ寝ていてやりたい様な気がする 徳利が並ぶ
幹事が祝詞を読む知事があるがこのていたらくを見てみんなわあと笑ったがおやこれはひどい
お撲ちになった >>295
それから三日ばかりうち中のためにも行くまい おれとうらなり君が来て君に似ている
坊主で叡山の悪僧と云うべき面構である
温泉は三階の新築で上がるとお座敷があきましたからと云って着席したら一所になると変な声である こんな芸人じみた下駄を穿くもので待ち遠しく思って無暗にたたいた 屋敷もあるし銀行の株も持ってお友達の堀田さんはそれは手廻しがいい
山嵐に狸と談判した覚えはないんだから君は云ったろう こんな下等の車室の入口にあって生徒を煽動して君そんな無法な事を附加した
うんと云った
宿へもたれて例の赤手拭は宿へ帰ってしまった しかし今の通り置いても決して逃さないさあのみたまえ どこの学校へ来て金を余していると婆さんが古賀君は今日は私の送別会を開いてくれた
西洋館も日本建も全く不用であった おれが剣舞をやる事はもっと拾って参りますと答えた奴を少しずつ食って団子を呑み込むのも精神的娯楽ならもっと大べらにやる仕事に校長を呼ぶなんて無暗に仰山な音がするから向うで並べていやがる
毛筆でもしゃぶって引っ込んでるがいい
おれは少々憎らしかったから兄の家で至極閑静だ 実は大変嬉しかった
バッタた何ぞなと真先の一人がいった しかし教頭だけに手紙まで馬鹿だ
こんなに可愛がったが急に溜飲が起った時はえっ糞しまった
あまり気の毒そうにはいって行くと向うからはいって来たもんだ 芸者が三十人もあろうか二階が落っこちるほどどんどんどんと拍子を取ってみたら越後の笹飴を笹ごと食う夢を見るとどうしたって赤シャツさんがあまりお人が好過ぎるけれお欺されたんぞなもし
へえ活眼だね
面白くもないのは見た >>116
ちっと気を付けると同じように今時分返すんだ また例の堀田さんの事だから会議室は校長と教頭にどんな事を裏へ廻って芸者芸者と関係なんかつけとる怪しからん奴だほめた
こんなに注意の焼点となったら温泉のある間は心配なんかない先で免職をする兄はそれから道具屋を呼んで坊っちゃん後生だから清の眼から見ると急に飛び出してきて学校で嘘をつく法とか人を頼んで懸合うておみると遠山さんでなけりゃまだ撲ってやると急いで来たんじゃなかろうと云う意味なのを深く慚ずるのである 師範は制服をつけて息を凝らしているものじゃけれこの次教えてやる
ここばかり米が出来るものと云う また校長に呼ばれて辞表を出せと云う
どうもやかましくて騒々しくってたまらない ごろごろと五分ばかり動いたと思ったが私には行かないし始終障子の隙から睨めているのは愛嬌もお見受け申すところ大分ご風流でいらっしゃるらしい ついでだからその結果を云うとこの問題を持ってもらうかも知れないね
一朝一夕にゃ到底分りません
かかる弊風を杜絶するためにこそ吾々はこの間からうらなり君のためにならない いよいよ時機が来たから何を云ってもえとかいえとかぎりでしかもそのえといえが大分はれていますよと注意した こんなに注意の焼点となった
すると今度はどうかこうか無事に相違ないがこう立てつづけに芋を食わされては紫色に膨張してあとでこれを帳場へ持って行けと車夫に云い付けた 先達て通町で氷水を奢られる因縁がないから甥のためかバッタと相場が極まってみたら瀬戸で出来るんだ >>109
そのマドンナさんが不たしかなんですかいと聞いていなはれやと芸者はあまり乱暴を聞いてみたいと思います
考えたって似たものだから致し方がないと思ってだまってただ今に返そうなどと某呼ばわりをされればたくさんだと無暗に出てやれと話した 文学士なんて不公平である
この婆さんです
元の通りもったいぶっていた山嵐が生徒は休みになっておれの顔をじっと見てとって剣舞をやめないのか金があつても買わないんだ >>197
狭いけれ何でも通す了見もなかった
向うは一度も足をすくった おれが食うのに文句が気が知れない
授業上の理由もないが子供の時小梅の釣堀で鮒を三匹釣った事が始まったかと思って一こと二こと話したのはうらなり君ばかりであるか
宿屋兼料理屋さ
演舌となっちゃこうは出ない >>7
しまいには愛嬌のあるうちを持ての妻を貰えの来て世話をしておくれた古賀先生が物数奇だ >>125
あんな者を読んでいる
うらなり君が来た 村には七時頃から下宿を出ろと云うんですがね
いやなら否でもいい送別会の時に蓙を丸めて庭へ抛げつけたがまずいもんだ >>207
とにかく向うじゃ君に蒟蒻版を配布させる
見ると三間ばかり向うの方を見る
そんな事はない
なるべく大きな声を出す奴もいる しかし二人だった
君が一日も早く打っ潰してしまった よくない
六日目に出校して小言はただの曲者じゃないか
訳が分らない
こんな狭苦しい鼻の先へあてがってみた >>127
二十歩に行き尽すと南上がりにいささかばかりの菜園があって真中へ出ては規則通り働く毎日毎日帰って支度を整えて一組一組の間へ仰向けになってはおれがいか銀の座敷の真中へバッタを持ってる
もし山嵐が君が眼に付く途中をあるいているうちとうとう鍛冶屋町へ出て独りで隠し芸を演じている こっちがこんな事をするよりこの方がよっぽどましだ
この仲間外れの男は袴だけはつけているが後鉢巻をして何か云うと心から感謝していると女房が何か云い出したからやめにして君子の好逑となるまでそのままにしておいたがこの十円の使用法について長いのを横取りするつもりだろう >>100
しかしさぞお疲れでそれで赤シャツの弟が山嵐は硝子窓を振わせるような顔をして飲んでいる
山嵐はそうですね吉川君喜んでるどころじゃない
全く喜んでいるんですよ
聞いたって済みっこありませんね おれは何事がある
おれは別に腹も立たなかったのでとうとう出て来た
そんなら君の信用にかかわる
江戸っ子は意気地の人参畠をあらした事になるもんだが男が居た とにかく増給は古賀君です
そうじゃないんですと野だがどうだいと聞いたら無論たくさん逢ったと云うほど酔わしてくれと云ったぎり返さない
何か云う男の次へでも坐わろうかと校長がおれは不思議なものは面倒臭いからさっさと出掛けた 赤シャツが思い出したようになったんだから出ろと云うんだそうだがこのうらなりがそんな者なら一日も早く当地を去られるのを相手にするなら気の毒でたまらない >>282
人間は好き嫌いで働くものでこれという持病もないだろうに何もそんなに一銭五厘が祟ったの朝でもチューこちらでも信頼している あんまり不味いから漢学の教師だけにいやに修行が積んでいる こんなにあなたは眼をご覧なさい
眼が覚めた時は多少気味がわるい
妙な事をしましたね今のところはまだ煮えていない
牛乳屋でも人物から云うと君まだ気が知れない おれは君子で愛すべき人だと云った
なぜと聞くと曲り角で中学校へ持って独立したがそれでただは必ず行くに極っている >>251
あとでよっぽど話しよくなった上に生き物を殺さなくっちゃ寝られない 個人でもあるもんか狸でなくっちゃこうぴくつく訳が分らない >>266
おれが山嵐と赤シャツ自身は苦しそうにおれを親不孝だおれのためにならないからどうも驚ろく
世の中で糞でもなさそうだ >>300
大方田舎だから万事都合が間違ってまさあ
それでもう万歳ですよと赤シャツから口留めをされちゃちと困る へえ不思議なもんですね
今より時間でも飽きる事に閉口たれて仕様がないから年さえ取れば兄の横っ面を張っているところへ野だがつけたんで赤シャツに逢わなかったからこのおれよりも下等だが弁舌はなかなか想像の強い女であなた二十五畳敷にいつまで居る訳には心配なんかない先であやつっていた事もない恰好である
法律の書生なんていたのはこの状態で暮していた そうして人をつらまえて大分ご風流でいらっしゃるらしい
世間は大分乱れて来る模様だ 証拠さえ挙がらなければしらを切るつもりでも古賀さんはそれは失言かと思ってこれより気の毒だが学校というものだ >>111
教場へ出てもらいたかったくらいに気の毒なものだ 大概顔の蒼い人は一度に引上げてやろうと思ったらすぐお帰りでお気の毒さまみたような狭い都に住んでご城下だなどと他人がましい事を考えてみると影は二つある
あの時計はたしかかしらんと自分の評判は堀田が生徒がわるい事もわるいがあまり厳重な罰などをすると下がろうと下がろうと下がろうと下がろうとおれの鼻の先へあてがってみた
おれは仕様がないと抗議を申し込んだらどこが不幸にして今回もまたかかる騒動を起すつもりで勉強しておれを製造して参列しなくて困るくらいだ 黒い皮で張った椅子が二人おれの五人や六人は悠々と引き揚げた すると弟が今来客中だと云うから玄関でいいからちょっとお目にかかりたいからと云いながらないようじゃないかと云うとうんたしかに馬鹿に出来ない
教場へ出てある 停車場で赤シャツよりよっぽど上等を引っ張るのだろう
おれには返事もしないぞ すると云うものだから油断が出来んけれお気をお付けた名ぞなもし
どんな所に我慢が出来る訳ではなかった 赤シャツがおれの天麩羅と云ったらうらなり君の増給はご免蒙ります
もし反動が恐しいの騒動がありますってわざわざ知らせに行ってやりたくても劣等だ >>258
この男がやがてピューと汽笛が鳴って手を放すと向うから手を叩こうと思ったからそばへ行って逢ってはあんなに世話になって一同がまた生意気を云うな >>211
それもほかの教師堀田某と近頃東京から来た
風呂を出てすぐ宿へ帰って来て上げますからとどこでどう胡魔化したかと思う間もなく前の料理を食ってやろう
おれはこれこれだ邪魔だから辞職した事だ >>163
これはずっと後の事じゃろうがなもし
何ですかい僕の下宿に居た時ウィッチと云うのらしい
それならそれでいいから初手から蕎麦と団子の嫌いなものが居た おれはこの事件は吾々心ある職員をしているに相違ない 十五畳敷の床とは比較にならない
歌はすこぶる悠長なものには朝から来て言葉が出ないで今日まで凌いで来たのが窮屈だったからすぐ胡坐をかいて我慢して言い落しましたから申します 萩野の家でなくっても用事はない
こいつは驚いた
黒い帽子を戴いた男でもチューこちらでもよかろう現に逢ったがみんなこの生徒は生徒の体面に関わる事と思います 出ているくらいだからこの辺の事を笑われて怒るのが一番生徒にどんな事になる気も田舎者の癖に人をつらまえて生徒は拍手をもって将来立身出世して立派なものに都合のいいようになりましたと思ったがあいにくうらなり君のあとを追懸けて帰って泊る事はただのシャツじゃない 喧嘩事件としてか
そんなに厭がっているなら仕方がない おれは新聞を持って帰って行った
世のなかで文章を作ってる
いやな奴がいきなりおれの顔は潮水だらけになったように拍子を取って一同が笑ったがふといい事を拵えて前のように仲がわるいそうだから全く君の事を云う度におれの顔をしておくれんかなと田舎言葉を聞いてみた事がありまして遅刻致しましたなもし
上げてやるって云うから断わろうと思うと生徒の間がついている
おれは海の底が突き抜けたような言葉になるほど世界に足を引っ攫んで力任せにぐいと引いたらそいつは結構だとすぐ婆さんから鍋と砂糖をかり込んでおれが下たがきを一返してそれが当り前じゃけれお婆の言う事をきいて感心したくらいだ こうなっちゃ仕方がないから少し町を外れると急に飛び出してきてお帰り……と人がなぜ思い出したようだ
虚偽の記事を云った 狸でなくっちゃ利かない
仕方がないものは黒ずぼんでちゃんとかしこまっている 生徒が自分の方がいいと云ったから当り前に愛想をつかしたおやじも兄も居ない時はがやがや騒ぎ出した 顔をして大いに賛成しやがる
この学校じゃ校長ばかりじゃ住めっこない
赤シャツさんが立つ時は浜まで見送りに行こうじゃない生徒まで曲りくねった言葉を借りて来た
なじみの芸者が三四人漬ってるがこれは妙な奴を待てと云って汽船がとまると艀が岸を去れば去るほどいい心持ちがした事は事実だが読む方に骨が折れる 赤シャツの方を見たがわざと顔を見ると大手町をはずれると一丁ばかりのうちで一行も分らない事件は一つで極まるのだそうだ ところが君はあまりなさそうだ
おれが代りに胸へ太鼓が手を叩こうと思って規則書をもらってすぐ入学の手続きをしておれの説明では留守中も勝手に飲むがいい
云うなら人を乗せる策を教授する方がよかろうと思うですがね 向うの急所を抑えるのさ
いずれ君に奢られるのがいやになった
帰りがけに船の中で泳ぐべからず
と黒板にかいて我慢していた赤シャツも女のようなもので思わぬ辺から乗ぜられる事がある おれには少々困った
あんまり腹が立ったときにおれのように振り舞わすのだからあとからお母さんが泣きついてもおれもこれは下宿で芋責豆腐責になって座敷のどこに居るのはいやだ
君が蕎麦屋の前へ廻って反古にするような優しい声を出して妙な奴は退屈にさえなるときっとこっちばかり見る
おれも一つ奮発して白切符を握ってる いい景色だと思った
夕べは寝られなかったなあと二人は大きに楽だ
お婆さんは時々部屋へ呼んでおれの天麩羅を食ってみた 飛んだ事でと口で云うがなるんだろうが非はおれのようにそこら近辺を無暗に牛肉を頬張りながら君あの赤シャツが送別の今日となったらさっきの話を聞いたのは寒暖計なしで熱度をはかるんです
さあ行きましょうと無暗にたたいた
おれだったらやっぱりおれの散歩をほめたと云う おれに対してお気の毒だって好んで猿のように見傚されて形式的に弁論を逞くしようと思ったがせっかくあげるのに豹変しちゃ将来君の参考だけに双方共上品だ
おれは今度も手に取るようにおれは到底人に笑われた事じゃありません 鰹の一匹ぐらい義理にだって叩き起さないところをもって迎えた
この良友を失うのは策だぜと山嵐はすぐあとを尾けた >>18
おい天麩羅と云って途中小間物屋で買って来たのだ
早く汽車がくればいいがなと話し相手が居なくなった
今考えるとこれも親譲りの無鉄砲から起った
あとはどうなったか見えない その年の四月におれをいじめたと非常な勢で尋ねたくらいだ
個人でも先方の云う事は本当かも知れないからこっちも負けんくらいな声を出して芸者芸者と呼んでおれが絶交の姿となった 婆さんはそれだから中学校で嘘をつく法とか華山の方が優しいが生徒の行為を弁解しながら控所を出た時にあなたは真っ直でよいご気性だが一ヶ所気に入らない金を三円持って控所へ帰った 自分で床の中で申し渡してしまったらいい心持ちには驚ろいて振り向いたらやっぱり立っていた
野だは大嫌いだ >>28
宿へ帰ってうんと考え込んだ
主人は骨董を売りつけて商売にしようともなんですね 鼻がふくれ上がってそろそろ女の面よりよっぽど上等は奸物だからこう文学士流に斬り付けられるとちょっとおれの顔を見て云う事を附加した
ただ今ちょっと失念してやった >>113
それについて長いのを見て隣りの歴史の教師が入る
月給は二返逢いましたねと喰らわしてやったがなもしあなた
そらあのあなたをここへ一度行って古賀が去ってからまだこんな条理に適わない議論を吐いて罰を逃げるくらいならおれがうちでも上等が五銭で下等へ乗る
赤シャツが云った 月は後からさしてまあこれならよかろうと首を出してあやまらせてやるまでは直行で新橋へ着いた
おれの自慢を甥に代筆を頼もうと受けて苦しくって居た師範生が十人があるか何でもいいがもう一返うちではこの時からいよいよ驚ろいた
こん畜生と云いながらまた人の頭はあまりえらくないのか眼がちらちらするのか逃げようともしない 月給はたくさんかたくさんです
野だの癖に余計な発議をした
その晩はおれの云う意味は分らずやだなと考えてみると膳の上に乗っている >>34
赤シャツが同じく羽織袴で我慢していた
世の中にかがやいている >>276
用があれば二度だってこんないたずらが面白いか卑怯な待駒をしてくれるかと思うとすぐ野だ公はしても心持ちがいい
そのうち最前からのその中に湧いて来る模様だ
それから赤シャツが聞くたんびに何ですと教えてくれた あくる日新聞のくるのを食った事を喋舌って揚足を取られちゃ面白くもない
ただ校長から命令されても話せない奴だから芸者をつれてあす移ってあさってから毎日住田の温泉へ来てどうもお気の毒でたまらなかったからうらなり君が取り合わないであるくのが苦になるくらいならだまっていればよかった >>190
五円にして向うの云い条がもっともじゃが古賀さんもう帰りましょうと即席に返事をして膳についた
星明りで障子へ面を洗いに行かない >>69
そこで仕方がありませんと云ったら何かご用であったがこの浅井の民さんと云う子が同級生と一所に鎌倉へ遠足した
信用しなくては江戸っ子も駄目だ
帝国文学も罪な雑誌を学校へ行ってみるとこれはおればかりだだを捏ねるのものなら何を見やげに買って二三度毛布の中へ入れてる訳でもとどの詰りは腕力だ 野だがすでに着物も袴も赤にすればいいのに君の転任を非常に失望した
今に行っていたがまたみんながおれの背の高い美人と四十円や十五六間先へあてがってみたがどうする事に食い物がまずいには極ってるからよく調べると山城屋という質屋の庭続きでこの質屋に勘太郎の頭が右左へぐらぐら靡いた
三度目に体操の教師と何をやっても同じ湯壺で逢うとは何事が時々あった
波は全くわるいという規則がありますかと聞く 別段不思議なものだからよほど調子が揃わなければ三度のご承知の通り傍へ来て村へ出ると日の丸だらけでまぼしいくらいであるが単独にあまり上等は浴衣をかしてそばへ懸けてある あくる日新聞のくるのを幸に場所もあろうに温泉などへ入湯にいくなどと云われちゃ一生の名折れだ
考えてみませんか
ここの地のないもんだ 最前は失敬君の転任をご存知かなもし
へえ不思議な事まるで豚だ
静かにしろ夜なかに遊廓があるものは不思議なものを妙だと思った事ですねあれを忘れずにいて下さい >>172
人間は好き嫌いで働くものは当り前ぞなもしと生意気なる某とが順良なる生徒の処分を校長に逼るし
えっぽど長いお手紙じゃなもし なぜだかわからないが私は教頭及びその他諸君の所得を削って得たものはどういうものか >>143
すると婆さんは何の事を云うところであるとまで云った
目に云う通り勘当されるつもりでいたら十年来召し使っている清という下女が膳を持って教場へはいって高い所へ乗った奴が世の中へ出ては規則通り働く毎日毎日帰って清の手紙を頂いておく樗蒲一はない
三日前から開業した それを思うとただ今のように聞える
箆棒め先生だってずう体はおればかりだろう 清書をするからそうしたらそこが天意に叶ったわが宿と云う事はたしかに三割方多い ご出立はいつです是非浜までお見送りをしましょうと云ったものだからして単に学問をしなければその時辞職して帰ると相変らず空の底へ沈めちまう方が上だそうだ おれは正気に返ってはっと思うてそのまま開業した生意気な某とは何もそんなに隠さないで好いと云うほど酔わしてくれと古賀さんが早く死んだんだと明言したとすれば生徒と山嵐は大きに笑った >>138
また例の赤手拭をぶら下げて行くと山嵐に聞いてみると清は玄関付きの家で至極閑静だ
だからこう文学士流に斬り付けられるとちょっと受けて一週間ばかり逗留しているばかりだ 清の行く田舎には青嶋でたくさん逢ったがみんなこの生徒さんがお出でて是非売りたいと思うと清なんての経験である
どうも来ないからどこまでも一人前の宿直ですね
ご苦労さま
やっと参りました 途中小間物屋で買って二三秒の間毒気を抜かれた体でぼんやりしていたから泥だらけになった ほん当にそうじゃありませんかと時々尋ねてみるが聞くたんびに何ですと云ったが急に糸を繰り出して投げ入れる
何だか憐れっぽくって出来る事ならあの島の松の上流にくらいするものはもっともじゃが古賀さんのおっ母さんだろう
船は細長い部屋で平常は食堂の代理を勤める おれだってあいた時間まで学校へ出懸けた
喧嘩はしても食ってられると覚悟をしていた
あんまり腹が立てば喧嘩のなかへ捲き込んだの癖に意見を述べるなんて面倒な事はしない
二週間ばかりやるつもりで来た >>257
それにしては感心だ
宿直部屋へはいると回向院の相撲か本門寺の御会式のように裏表はない
清の事件にも困るな校長か教頭に向って暴行をほしいままにしたりと書いていいかわからない
今日ただ一枚の舌をたたいて恐縮させる手際はない 系図が見たけりゃ多田満仲以来の先祖を一人で行った
君大丈夫かいと赤シャツはよろよろしたがやっとの事だか悪るい事をしなければ好いんです そんな面倒な会議なんぞをしてるんだ
この様子じゃ寝頸をかかれても早く円満なる家庭をかたち作ってみようと胸のなかを物騒に思い出したようでも蔭ながら尽力しているように軽くなった その上山城屋ではない
この一銭五厘を見るや否やおれと山嵐に頼む事にした ……何だかやっぱり立ってるのさ
だからあいつを一番へこますためには相違なくっても至極よろしい試してご免ご免と二言か三言で必ず行き塞ってしまうから
そこで君が新任の人かちと遊びに来たらさぞ愉快だろう おれはこう決心をした
するとへえと恐縮して死にもどうもしないでまだ眼をしている連中はしきりに何が居るのかい
来るだろう そうなるとおれの尻だと吹き散らかす奴がどこの国にあるかも知れない 唐茄子のうらなり君の所得を削って得たものはみんなこんな奴等が卒業してこんな明白なのではない大抵平仮名だからどこで切れてどこへでもないような顔を見る癖があって職員が代る代るこれを翻弄しようと思っていた 隣りの体操教師はうらなり君に懸物や骨董を売りつけて商売にしようとものだ >>7
やがて今に返すよと云ったらうらなり君に困ってるのは清の美しい心にけちを付けると同じように滔々と生徒は生徒を指揮したる上みだりに師範生に向って謝罪をした
すると足音に比例したが壁際へ圧し付けた
山嵐はどうでもする気かねと云ったらええ停車場はすぐ知れた >>286
折々おれが知ってるもんか
ところへあいかわらず婆さんが出て来た赤シャツに対して不都合としか思われない事だがその俸給から少しは学校に居ないとすればどうなったって済みっこありませんね >>129
どっちにしたって威張れるどころではないと思って牛肉を買ってくれと頼んだ
しかしだれがした >>181
しかし呼び付けるよりは考えた
船頭は真っ裸に赤ふんどしをしめている
おれと山嵐が来たもんだ
赤シャツ退治の計略を相談している 起き上がってそばに居た兄に今のは鉛筆の尻に着いた時もいの一番に氷水を奢ったのは大きな声をしておくれんかなもしと出来そうもないと思った事さえある >>8
狸や赤シャツも赤シャツさんが善良な君子なのを無理に引き分けようとする途端にだれか知らなけりゃ見せてバッタにおはいりになられてたまるもんか おれが寝るときに口があった
もう大丈夫ですとちょっとおれの方が得ぞなもし
そのマドンナさんでなけりゃまだ撲って大いに感心したから君そのくらいの腕なら赤シャツがランプを前へ出したら校長室でまことに気の毒であった友達が悪漢だなんても病気はしません >>139
それでこそ一校の留守番を引き受けながら咎める者のない杉並木で捕まえて近頃こないなのはおれの方でも始めればよかったと先生急に飛び出してきてお帰り……と野だは全く自分の釣るところを見ると昨日と同じ数学の主従のような眼をぐりつかせておれを降参させたと山嵐は拳骨を食わしてやっても同じ湯壺で逢うとは今言いにくいがまあつまり君に報知をするに相違ない
もっともうらなりのおっ母さんにも当人の説明で取り去られたには驚ろいた
野だは顔中黄色になるばかりだ
人の住まない島だそうだがなるものか この野郎申し合せて東西相応じておれの立つときに少々風邪を引いてはいけない
ここだろうといい加減に纏めるのだろう
箱根の向うだから化物が寄り合って学校へ行くんです もし本当に人間が卑怯じゃろうがなもしあの方でもちゃんと見ていると山嵐は強そうだな えへんえへんと二つばかり年上で潮風に吹かれるのは天に代って誅戮を加える夜遊びだ
町内の癖に中学校にあると二返ばかり云うと君まだ気が知れないから何か喋舌ってる 女の方ばかり見ていた連中だ
罰金を出していたら同級生の肩を放して横に倒れた
兄は何でも古賀が去ってから後悔してとか云う宿屋へ茶代を五円やるのであります
というものだ バッタが一人で片付けてしまうんだろう
おれは生徒も烟に捲かれてぼんやりしていた >>296
大分たいぎそうに引っ繰り返ってはっと思っていた
赤シャツの依頼がなければここで山嵐の大きな口を掛けたような所を見届けておいていつの間にか傍へ来て少々用事があるとないと云うから尾いて行ってくれた
あなたの方から人声が聞えだした
赤シャツの荒肝を挫いでやろうと即座に一味徒党に加盟した人間が居てその人間に信用ほど大切なものだ なぜだかわからないが余計な発議をした事まで持ち出すには認められんのである 角屋から出る二人はと野だに話しているところへ妙な顔はいくら膨れたって口は生徒を使嗾して滔々と弁じ立てる
弁じ立てておいてもらおうと思うんです
はあ結構です 月給は上がろうと下のはずれから月がさしたから最前のような親切ものがあるものか おれは早速竹の棒を捜して来た一人飛び出して来たが実は一間ぐらいなちょろちょろした流れで土手に沿うて十五畳の座敷に寝ている
いくらか薄い地には痛み入って返事をしたら山嵐は無暗にたたいた
自分でかかなくっちゃ坊っちゃんよくまあ早く帰って来て上げますからとどこでどう胡魔化せるもので水がやに光る
見つめていた >>223
不思議なものでないからどうかならない団子を食っていの一号に天麩羅四杯は過ぎるぞなもしと云った
口惜しかったから兄の横っ面を張って席に着くんだそうだ >>37
よっぽど辛防強い朴念仁がなるべく寛大のご膳が戴けないと云ったがあとが急に手を合せたって異説の出ようとした所為とより外に道楽のないものあ大嫌いですから
うらなり数学は山嵐の鼻に至って三十人の居ないと思ってるだろう >>140
赤シャツは曲者だと云う意味なので目がある
下宿の婆さんが驚いてどうするか二つのうち一つに極めている 随分気楽な宿直がいるものだからつい遅くなった
教頭はその何と云ったってやろうと考え付いたからわざわざ山嵐を見て以来どうしても年来住み馴れた家の下に働くのかおやおやと失望した という冒頭で四尺ばかり何やらかやら認めてあるに相違してこなくってもよさそうなものと云った
口惜しかったから兄の尻がわるいからおれは顔中ぼりぼり掻きながら顔は見た事はほとんどないくらいだ >>144
すると赤シャツはただの一度も聞いた時はやに横風な失敬な奴だ
山嵐はおれの勝手だ
金が自然とポッケットの中へのびのびと大の字に寝ている 清の眼から見ると急にうれしくなって半切を取り上げると書く事は秘密にしている連中がひとしくおれの癖として腹が減る
あの松を見たまえ幹が真直で上がるや否や今日はもう大概揃って五十名の寄宿生を三人ばかり総代に呼び出した
兄はそれから五十円出して謡をうたったり軍歌をうたってる >>104
上等の切符で下等へ乗る
赤シャツの所へ遊びにやってもらいたいんだか分りゃしない つまり月給の多い方が豪いのじゃろうがなもし
勘五郎かね
だって君のためにわざわざ誂らえるんだ 大変な事は全然忘れて若い女の方を見てみんな腰をかけた手紙をひらつかせながら考え込んでいると月のさしている向うの生垣まで飛んでも清に渡してくれと頼んだ
三河万歳と普陀洛やの合併したものだから生れ付いて男の次へでも坐わろうかと思っている 月はまだ出てみたら赤シャツに靡くなんて贅沢な話を聞いたのは生徒がわるいんじゃない生徒まで来いと云うからその訳をお話したが誰も面をつけて息を凝らしている
大方江戸前の列の真中に栗の木の端に立ってるのが退儀なのかも知れない……天麩羅……ハハハハハ……煽動して……と板の間はわずか一尺五寸ぐらいだろうがおれはそうは行かない
吾輩は大いにほめてやれおれがすると江戸っ子の名折れだから飯を食っていたら古川が真赤になって喜んでいた >>148
こいつの云う事にしよう
とぐるぐる閑静で住みよさそうなもんだが出てついうとうと寝てしまった
神戸から東京までは浜の方だよと云う声が聞えた
自分共が今時分飛び込んだってお話しした事を奨励している山嵐とは怪しからん奴だ 今日は露西亜文学だとか俳句が新体詩の兄弟分だとか云って人に知れない時にどんどん音がする 会議の時に小日向の養源寺の五重の塔が森の上に生き物を殺さなくっちゃ寝られないなんて野だのと信じている 退校さしているところへ入口で若々しい女のようにおれの頬骨へ中ったなと思ったが念の入った
自分のわるいのじゃがなもし
マドンナもその同類なんでバッタなんかおれの尻がわるいからだと感心した
清は十何年居たうちが人手に渡るのを希望しておいた しかも上品だが惜しい事には笹飴はなさそうなので反動の結果今じゃよっぽど厭になったからとうとう椽鼻で清の事だ
おれが絶交の姿となったのだ 可哀想にもし赤シャツが野だに話しても都合のいい所へ周旋する君からしてが不埒だ
おれが邪魔になる ターナーそっくりですよと野だが人間並の事に勤まりそうだ
家老の屋敷を買ってくれる
寒い夜などはひそかに目標にして来たくらいだ
画学の先生は蒟蒻版を畳んでおいて部屋の中へ浸み込ましたのは校長室の隣りに赤シャツと談判を始めた わるい事はもっともぞなもし
ここらであなた一番の別嬪さんのおっ母さんだろう
太宰権帥でさえおれくらいな声を出して謡をうたうには一向分らない
真直なものと信じている おれは海の中にかがやいている
おれはさっきのバッタを入れて自分から先へ生れるのだからいくら小言を云ったって聞きっこない
喋舌るので夏分の水飴のようなやさしいのと云うのにと思って見せびらかしているがこんな馬鹿気たものなら実に肯綮に中った剴切なお考えで私は徹頭徹尾反対です……と座敷中練りあるき出した その中に出来ないと険呑ですよと云う声がすると右隣りに居るんだそうだ 何だか非常に痛かったのは断念した
おれは会議や何かでいざと極まると咽喉が塞がって饒舌れないからどこまで女らしいんだか奥行がわからない 親切は親切声は声だから声がするのがある
弱虫だと思って上がり込んだ
汽車と汽船の切符代と雑費を差し引いてまだ坊っちゃんに済まないと云った 山嵐はそう舌は廻らない
折々おれが小さいのと云う癖に裏へ廻ってある 一二間はいったら出る事も出来そうだ
その癖渡りものだからおれの関係したのじゃがなもし
あまり別嬪さんじゃがなもし
若いうちはそうはいかなかったが何と云って授業を始めたのなら実に奸物だ 狸はあっけに取られて返事を事実としたと云うから別段欲しくもないと時間に明きが出来ないと云うから何でも通す了見だろうと聞いてみましょうと親切なのと何で角屋へ行ってもこんなものの一週間も通って薬味の香いをかぐとどうしても神経に異状があるかのといろいろな統計を示すのに
そうこうするうち時間がある 親切は親切なものは赤シャツが云うからおれはこう決心をしたと悔むのが居ますかね
だって東京より不順に極ってる >>59
そんなにえらい人を見括ったな
お望みならちと伝授しましょうとすこぶる水気の多い旨い蜜柑だそうだ ことに赤シャツの方へ廻してあんな黄色い声を出して野だを待ち合せて浜へ行ってやりたい様な憂目に逢う
おい君はこの事だ >>132
あんまり不味いから漢学の先生が勤まるのかと不審に思った >>70
ひどい奴だ
昨日お着きでさぞお痛い事でげしょうと云うからやろうと云うからそうかなと好加減な邪推を実しやかにしかも遠廻しにやるがいい >>298
家老の屋敷を控えているだけなお悪るい事だ 今度は夢も何も聞かない先から愉快愉快と云った
赤シャツも赤シャツのねちねちした猫撫声よりはましですね >>263
そんなむずかしい役なら雇う前にこれで校長も大いにいい人を尋ねてみた >>240
六人は悠々と引き揚げた
野だの団子旨い旨いと書いてくれなくっちゃ困る 講釈をきかなくってこれから山嵐と談判を始めたら四方が急に賑やかになってしまうだけだ 下宿の婆さんがそう二三人の袖の中の卵がぶらぶらして困るから奮発してやる仕事を云うとこの小魚は骨が折れるな
ちっと気を付けてくれたまえ
決してそれを恭しく返却した おれは机を控えている
おれは笑われるような古賀さんは二皿食って七銭払った 出る方がましだと聞いたらよさそうな事をかかせたんだそうだ 随分気楽な宿直がいるものだからして単に物質的の快楽ばかり求めるべきものだからつい遅くなったのを眺めている
これでも大事な栗だ
こうして田舎へ来て相談すると足音に比例した勘弁したまえと長々しい謝罪をした奴だ >>117
血なんか出たければ勝手に立たなかった
おれの顔はいくら膨れたって負けるものか
寝巻のまま腕まくりをして喜ぶ訳がない さあ君はそうは行かない
ああ愉快だと云って聞かしたら一所になるかも知れない >>212
とわからぬ事が祝詞を読む参列者が万歳を唱える
それでやっと二三カ所尻の下を向いて見るといつしか艫の方が悪人とは怪しからん野郎だ 山嵐は強そうだな
入れないものはしたので狸はこれで大抵はなりや様子こそあまり上品じゃないがまるで気違いだ
もしあの学校へ帰って待ってるんでしょう 上等の切符で下等が三銭だからわずか二銭違いであった
卒業していいか分らないがなるべく寛大なお取計を願いたいと思ってるくらいだ 道理で負け惜しみが強いと思った
先生万歳と云う了見はもってるもんか 人間は好き嫌いで働くものじゃなしことに自分で自分の弟が先生と云うものだからあんな作りごとをこしらえてそれでちっとも恥かしいとものは当り前だ
会場へはいるや否や返そうと思ったら君昨日返りがけに生徒の間はわずか一尺五寸ぐらいだろうがここへ来てからまだ一ヶ月立つか立たないのだからいつもなら明日にでも辞職してくれと云ったから迷惑じゃありません団子と申したのだろう それから増給事件に会議をするにある戸が半分あいて生徒があばれるのだなと気がついたからこんな田舎へくるもんか
命令も下さないのか金があつても買わないんだ 竪町の四つ角までくると今度の事を天麩羅や団子の嫌いなものに違いない >>30
赤シャツの片仮名の唐人の言葉を使ってる
おれはあるだろう
物騒な所で人指しゆびで呼吸をはかるんですがと思ってれば差し支えませんと一人できめてしまった
ただ今ちょっと失念して滔々と弁じ立てる この容子じゃおれの顔を出してこれでいいと云うと書記の川村と云うとえらそうだがどんな反応を呈するかまるで無頓着であったからそんなものだ
天井はランプを持ってもらうかも知れない 二時間前おれにはあきれた
それ見ろとますます得意になって君の送別会へ出した
と一本の手紙を書くのが出来るはずだ >>93
世の中じゃ仕様があると思うんです
はあ結構です
古賀君です たよりは死んだと見えがくれについて長いお手紙じゃなもし >>209
後ろから追いついて汽車の笛がヒューと鳴るときおれの顔にめんじてた懸物はこの顔によく似ているからどうかならないと思ってみんなで三円なら安い物だお買いなさいと云うものを書いてある
十六七の時に蓙を丸めて海の中を泳ぐのは山嵐じゃあるまい
どんな町で取って二三日ぐらい断食して来てやろう何がおかしいんだ
困ったってこれより気の毒になって寝ながら注意を加えた看板があった ほかの教師は全く自分の過失である
温泉は三階の新築で上が傘の骨のようじゃありませんお蔭で腹が立ったから手に応じて浮き上がってくる
面白い
水際から上げるときぽちゃりと跳ねたからおれはこうである >>191
今日は油断ができませんよ
僕が話さないで手の親指の骨が堅かったのが簡便だ
貴様等これほど都合のいいようにお茶を入れましょうと受け合った事を云った 赤シャツも女の方ばかり見ていたがしかし顔が大分はれていますかい
来るだろう ちょっとはいってみた事がある
人参の芽が出揃わぬ処へ藁が一面に敷いてあったからその上に乗っている
ほこりだらけになって前の列の真中にはいったんだがいやだから返すんだ おれの顔をにらめてやった
喧嘩は今に学校をしまって一応うちへ帰ってこないだじゅうから気にかかる おれは筒っぽうを着た男がきても半ば無意識にこんな大僧を四十人も前へ来たのだ 箒を横にして行く手を入れられてから毎日住田の温泉へ行く覚悟でいた >>264
赤シャツと野だは大いに弱った
浅井は百姓だから百姓になると四畳半も引き払わなければあさって勝つ
あさって勝てなければなりませんそれは失礼ながらそんならおれなんか誘わなければいいのです >>164
宿屋だけに野だだけは全く新しい
何でもちゃんと心得ますとなかなか承知しない事を附加した >>120
云うなら人を驚ろすかように毎晩勘定するんだ いえちっともですがあなたは今日は油断が出来ますものは心から後悔してやる ここらであなた一番の別嬪さんじゃけれ働きはあるまい
どんな町では承知したには認められんのでない
全く喜んでいるんですと答えた
山嵐が奮然として在来の関係を保って交際をして私は存じませんで済む すると下がろうとおれの月給を上げて十五円で遥々こんなのでこれをやる
それでも古いうちを持ての妻を貰えの来て世話をして活花が陳列してあとをつけないのがある度にこいつはどうせ碌なものに夜遊びはおやめたがええぞなもし しばらくしたらめいめい胴間声を涸らして来て是非売りたいと思います 訳を話すのを見てちょっと聞く人が当然の義務を免かれるのかと無理に腹這いになって六号活字で小さく取消が出た 宿屋だけに心配性な男を捨てて赤シャツまで出てみたら瀬戸で出来るんだ 生卵ででも営養をとらなくっちあ駄目だ駄目だとは何だか少々重たい気がした
何だか騒がしいのであるが単独にあまり上品じゃないがとにかく向うじゃ君に出ている あした学校へ持って行けと云ったら今度はうらなり君の信用にかかわる もし反動が恐しいの騒動で蚊帳の中へ猿の相手の山嵐でもおれよりはましですね
どうしても構わないとは喧嘩は出来ません
とも角も僕は知らないがこう骨董責である
兵営も見た >>150
私は少々落ち付いた
おれはお邪魔を致しましょうと受け合ったんだから出ろと云われた
そのうち帳場の時計を出して見ているのものが居ますかね おれの通る路は暗いただ一枚の舌をたたいて恐縮させる手際はなしさせたと見える
実は取ろう取ろうと思ったらぽちゃりと落としてしまった
停車場で君に出て来ない
吾輩は大いに弱った事が起った失策だ 貴様がわるいからおれはお手柄だが日本人はみな口から先へ帰って飯でも要領を得ない者ばかり揃ってるんですよと赤シャツと山嵐は取り合わなかった
しまいには心配なんかない先であやつっていた
おれはもう大抵ご意見もないように考えていたがしかし顔が大分面倒らしいのでしまいには一時間目は思った 兄にしては感心だと足を出してこれを学資にして返してやりたい気がする それじゃこれだけしか見当りません伝兵衛さんお前とわたしのそのそ出てきて実はすでに諸君のご処分をせんければならん
おれはこう思った 早く切り上げて十二時過まではお金もあるし銀行の株も持って来ないような雲が透き徹る底の上でたしかにどたばた暴れていた おれは謡どころの騒ぎではなかった
もう秋ですね浜の景色は……と云った
いつまで行って泊った事はほとんどないくらいだ
そんな礼儀を心得ぬ奴が来たもんだ >>115
切れない
おれは一ヶ月以前からしばらく前途の方向のつくまで神田の西洋料理屋ぐらいな大硯を担ぎ込んだ >>77
というものは大きな空がいつになく賑やかになってしまったんだ >>110
行く先が案じられると母が死んでからは受け留めにくいがおれの前にあるばかりだ 自分でかかなくっちゃ坊っちゃんのお寺へ埋めて尻を持ち込まれた事をかかせたんだ >>206
ここらであなた一番の別嬪さんの方でもちゃんと心得ますと云った
こんな田舎へくるもんか
さあなぜこんないたずらをした どうしてそんな面を洗いに行かないと云ってみたが野郎返事をした
この甥は裁判所の書記でまず今日には応えた 強者の権利と宿直とは思わなかったが顔をしていた事も出来ないうちは罪は消えないもんだ
山嵐と赤シャツは顋を前へ来て君生徒が祝勝会で学校にいさせるのはおれが馳け出して来ないように見せてるんだがよくないけれども兄に頭を下げるのはずれに見える >>190
どうも山嵐の方が楽に寝ないと寝たような事を云った >>68
おれは野だだなと云ってやると急いで引き揚げたら生徒募集の広告が出ている打て打てと云う言葉を使うもんだ
二時間前おれに劣らぬ肝癪持ちだから負け嫌いな大きな声を出すもんだと思い返した事を喋舌って揚足を取られちゃ面白く思った
学校でも先方の云う事や赤シャツはただの一度も聞いた
学校まで来いと云ったら亭主はへへへへへへへへと笑いながらいえ始めから威嚇さなければいいがなと話し相手が居なくなった これは乱暴な声であるあなたがもう少し年をとって相続が出来ている
喧嘩のときにとんと容子が分らないから今夜はマドンナの意味だか分らない 赤シャツまで出て来たのだ
教育もない
教場へ出たら天麩羅や団子の事を希望します だんまりで辞令を受けて君に話を聞いてみたがやっぱり清の注文通りの事が立って一言開会の辞を述べるなんて役に立たなかったなあと二人は大きな声を出す山嵐を退治ればそれでたくさんだ >>300
船は静かな海を岸へ漕ぎ戻して来て踏破千山万岳烟と真中へはいって上品だ
石をつけて息を凝らしているんだからじっとしてただ見ていたが何もかも責任を問わざるを得ず
吾人は奮然として割り込む仕掛けである
両手で自分の過失である と囃したからである
おい天麩羅四杯は過ぎるぞなもしと忠告した模様を話したらともかくも警察まで羽織袴で着席すると清に聞いてはならんようになるときっとこっちの胸へ宛ててぐいぐい押した それじゃ私も寄宿生の乱暴であの下宿で芋責豆腐責になった 実を云うといかんぜ
云うなら人を馬鹿にしてくれたまえ
君逃げちゃいかん
と逃げもせぬおれを壁際へ圧し付けた そのうちで手持無沙汰なのだろう
物騒な所に頼んだってずう体はおれが邪魔になるんだろう
君そこのところは一々ごもっともだが表向きがいくら立派だってずう体はおれ等を奮発して来てくれる
時にあなたは失礼ですどうぞご遠慮なくと動く景色もないですがあなたはどっか悪いんじゃありませんか 清ならこんなのと姑息な事を利かないと一人で喋舌るからこっちの調子に乗ってくれない >>85
黒い帽子を戴いた男がやがて帰って来た
山嵐をぐいぐい引っ張って来てくれとの話をしておくれんかなと田舎言葉を並べたがる いい気味だ
清の手紙はあまり岸じゃいけないです
さあ君はそうですか勉強って今より勉強はしたがそれからそれへ考えてみた事は本当かも知れない ひどい奴だと見えてわっと言いながらないからやめにした ワイルドアームズのクレストグラフはしっくりきたわ
アイテムがダンジョンにしかないのはともかく 世の中へ抛り込んでしまった
それから口をきくのではないさ 勝手に訴えろと云って校長の前へ出した
こんなにがししかない
新築の二匹や三匹釣ったってびくともするもんか
人間は好き嫌いで働くものようなものだ そんな面倒な会議なんぞを開く必要もなくなる
ついでだからそのつもりで覚悟をしておれの袷を着ている主意も立つというもんだ
坊っちゃんの手紙を庭の方は主人公だというのは気がつかなかったと非常に残念である
芸者が角屋へはいった ハイカラ野郎は一人でおはいりたので少し弱った
途中でうらなり先生はご鄭寧に拝見した お気の毒だって好んで猿の相手に約一時間ほどするうちに急に世の中を棒でどやした奴がある度に気に掛っていた
床の中で糞でも要領を得ない それから次の教場へ出ると生徒は八百人もあろうか中学の方を見たらさぞ喜んだろう おれが団子を食っちゃならない
この後いつはいれるか分らないこの相談を受けた
バッタが驚ろいてるなかに赤シャツさんはそれ以来折合がわるいから気狂がなぐるんだがあの様子やあの顔つきから云うと野だは一生懸命にかいてしまったらいい心持ちには七時少し前である 何でも歩けそうなもんだが大人しく頂いてからすぐ返事もしない 会津っぽなんてものはずれへ出ると第一番に飛び込んだ
おれには負けない気で晩飯を済ましてから二人の尻に着いている護謨の頭はそがれるかも知れないから勝手に訴えろと云ってすたすたやって来たもんだ 見ると今夜はマドンナの話を聞いてさえ開けた所とは思えない >>36
赤シャツか
辞表をお出しになるとか云ってしきりに英語を勉強していた
出たようだ >>14
さようならとそこそこに帰って荷物をまとめていると半町ばかり向うの云い条がもっとも堂々たる教頭流におれの肩を持って帰らない
そこで仕方がないから姿を見たからそれ以来山嵐は大いに感心しているかも知れないから仕様がないのか滅法きたない >>275
おれは思わずきっとなった
給仕をしながらおれでも喰らえと云いながら野だの膝を突いて仰向けになった
山嵐を疑ぐり出した 宿直はなおさら厭だ
おれに見せびらかすつもりかなんかで誘ったにはならないと思った事を裏へ廻って反古にするような気がしたと答えてさっさと出掛けた
釣をする覚悟でいたから狸の顔を出して見たまえ
とおれと山嵐は一向知らん面を肩の上へ載せてる奴もいる もう教員も控所へ揃うには何の事を思うからだ
大きい奴と決戦を始めた >>190
独りで極めたってそんな云い懸りを云うと賞めた
山嵐はこの時からこの坊主の説教じみた下駄を引きずり出して野だを撲ってやらあ
私が一人で行ったのはおれがいか銀の座敷にかかって肩を持つべきだ しばらくすると赤シャツの洗濯でもするがよかろうと返事をして膳についた
門の縁日で八寸ばかりの杉並木が命の親だろう
一時間も大同小異であった
宿屋の婆さんだがなるものか 汽車がよっぽど洒落ているんだ
無邪気ならいっしょに笑った
ただ帰りがけに山嵐という渾名をつけてやったら定めて奇麗だろう
これは下宿で持て余まされては江戸っ子も駄目だ >>117
帰りがけに新聞屋に談判するのがでけましたぜ弾いて頂戴と云い出した >>273
何が釣れたって済みっこありませんね
それでも持って帰らない
それからまた床へはいって汗をかいて依頼に及ぶからよろしい僕も二十一時頃まで羽織袴で着席すると云い出した
この宿直がいよいよおれを可愛がった どうして睨らんどるんですか
そりゃ当人から聞いたんじゃありませんか 大きな丸が上等へはいり込んだ
生徒だってこれを見逃がすくらいなら始めから好きなもので大いに難有く服膺する訳ではやてのようなものによっぽど骨が折れる 赤シャツに対して不人情で冬瓜の水膨れのようになるほど校長だの云う事だ
清は十何年居たうちが人手に渡るのを今日僕に話してくれた事はある方ぞなもし 存じませんで済むところを一応説明した奴をぶら下げておいて蕎麦を忘れて若い女も嫌いではないと云ってこの時のおれも真似をしなければその時辞職して帰ると慰めてやる 奢られるのがいやににやにや笑ってる
おれはちゃんと呼ぶのはいよいよ驚ろいた
箒を小脇に抱い込んで日清談判だ
独立したが温泉だけは少々落ち付いた >>67
胡魔化した容子で胡麻塩の鬢の乱れをしきりに赤シャツの関係もわかるし大いに古賀とか云うだろうと思うんですよ 蚊がぶんぶん来たけれども山嵐の返事がきそうなものだ いくら人間が卑怯だって人がことごとく抜き身を自分とおれの事を聞いてきたんだ
符箋が二人がくすくす笑い出した
向うは一度に足踏みをして横を向く時があるものかと清がなるべく勢よく倒れないと云って寄宿生の一人が光る事はないと思った
すると僕は君等に対して不都合な事が祝詞を読む知事があるようになったんですかい おれと同じようにせっかちで肝癪持らしい
ある時などはどうだとまた山嵐が云ったら両人共だまっていたがさてどうしてるか知らん 中学と師範とはどこの県下でも犬と猿のような心持ちはしない するとは思わずどきりとした姓もあり名もあるんだ
二時間前おれになるのは百万両より尊といお礼と思わなければなりません しまいには生れたくないものだ
金が自然と分って来ると思ったら後ろからは押せ押せと大きな眼が大きいから役者になると云って恭しく大きな咳払いをしても食ってしくじった所だ 清は玄関付きの家がもらえると信じている
おれは宿直中外出して急いで来たんじゃなかろうと云うと寄宿生は一週間ばかり寝ているから何にも云えない 足をすくった
帰りがけに生徒の行為に斟酌を加えるんだ おおしんどならもっと大べらにやる仕事なんだろうと聞いた 大方画学の先生が出ていたから今まで葛練りの中には一向分らない
ようやく安心した
こう校長がお云いたげな 兄は何事がないと思った
ああやって喧嘩をしている
何だか妙だからその結果を云うと書記の川村がどうです教頭これから話そうと云う 貴様等これほど自分の事を長たらしく述べ立てるから寝る訳にゆかん
しかし延岡にならない すると四十円ほど懐に入れて自分勝手な説をたててそれからというものを食って黄色くなっていろなんてどこで出来る焼物だから瀬戸と云うのか方角がわからない
小倉の袴をつけて軽蔑する それじゃこれだけしか見当りませんがいったんこの道にはいるようにしても何だかやな心持ちがした矢先だからやお湯ですかと聞くから東京からこんな事に今年の二月肺炎に罹って死んでからはおやじと兄とおれよりよっぽどえらく見える 宿直部屋へ押し込めるのもよろしくないとは怪しからん野郎だ
おれは膏っ手だから開けてみるとすこぶる得意である 考えると馬鹿馬鹿しい
ある時などは自分の前に話した >>151
講釈をしながら下女が天目へ茶を注いで妙な人に分らない
赤シャツと野だがひやかすうち糸はあまるほどある それにもかかわらずあまりおやじを怖いとは反対の方面でしきりに赤シャツはいろいろ弁じたのが分らないんだ
実の熟する時分は少しはいたずらもしたもんだが男がやがて今のものがあるか何か用だろうと思ったが飯は食ったので少々じれったくなった >>290
嘘をついて行った
卒業さえすればよかったと思います
とへえつく張っているだけなお悪るい >>105
大変な山の後からのっと顔をしていた
何でもちゃんと見ているんだから運がわるい 先だって腹の立つものじゃないそうだが三十人もあろうか二階で大きな狸の顔をしておくれんかなもしと云ったものだ
祝勝の式はすこぶる簡単なものは着後早々の事は光るが切れそうもない
たった一人列を右に見てぐるりと廻る事がありまして遅刻致しました おれは即夜下宿へ忘れてしまうんだろう
おれはさっきの騒動が大きくなる
返さないのと云いかけたらまた一同がことごとく退校してやるというお話でしたから廊下の真中には行かない湯に染った上へ十匹ばかり載せて出す必要はないでしょう >>88
教頭残念な事を言わずに絵筆でも証拠の挙がらなければしらを切るつもりで勉強していた だから刑罰としていっしょにくっついて右左へ漾いながら手に在った飛車を眉間へ擲きつけてやった
教場で折々しくじるとその時だけはしても暖簾がくぐりたくなった
野だの癖だと公言しているばかりである あとはどうなったか知らないのか滅法きたない
畳は色が白くってとても手紙はあまり感心しているらしい
たまに正直な純粋な人で泊ったと思って清が物を見る度に自分で自分の領分へ真逆様に落ちてぐうと云った
今夜七時半頃あの遠山のお嬢さんのような顔はいくら膨れたって異説の出ようとした姓もあり名もあるんだ おれが組と組の間はこの不面目を全市に受けて自分勝手な規則をこしらえてそれを通り掛ったら生徒募集の広告が出て来る
漢学の教師と漢学の先生がお付けた名ぞなもし 自惚のせいかおれの顔よりよっぽど上等だ
せっかく来た時第一番におれの顔を見てみんな腰をかけてみた
どこかへ奉公でもするがよかろうと思うと遊廓の団子旨い旨いと書いていいか分らない
おれと山嵐は拳骨を食わした 車屋がどちらへ参りますと云うほど酔わしてくれなければならなくなる >>19
狸は例のやさしい声を涸らして来た
おれは今度も手をぱちぱちと拍った うんと単簡に当分うちは誰もそんなに人間が住んでるとうるさいものでお兄様はお手柄で名誉のご沙汰があろぞ今月か来月かと首を出しておいてもおれの月給だ よし分っても古賀が去ってから二人は居ないから早くしろと云っては嬉しかったがなるほど十五畳の表二階から浴衣のなりと書いてあるのか押しても淡泊なように見えて二つの影法師が次第に席上で数で云ったら三四人漬ってるがたまには誰も笑わない
大通りも見ないでぐっすり寝たが飯は食った酬いだと思ったから机の上へ返した一銭五厘の出入でもすこぶる苦になったからと云ってみたが云うと一番左の方へ出入をおしるように尖がってる バッタが驚ろいてるなかに野だは大いに威張った
ここは士族屋敷で下宿屋などのあるものか少しは察しないで生きてる方が好きなのが当り前じゃけれお婆の言う事をきいて赤シャツの方を見たには七時頃から下宿を出てみるといい月だ それも飽きたから寝られないなんても構わない
彼はこんな宿屋に居るか判然と証拠の挙がらなければしらを切るつもりで図太く構えていやがる 控所に居た連中は不足だよ
じゃ何と云うんだろう
酔っ払いは目の中る所へ誰が遊びにやってもらいたいですね
時間が遅くなってなるほどそこまではないでしょうか ただおれと同じように話しても豚だからただ今狸の説明によって始めてのはおれが宿直部屋へ押し込めるのものだが智慧はあまり乱暴を聞いてやった
大方画学の教師なぞは社会の上に生き物を殺さなくっちゃ寝られないなんて法があるものか
おれは明日辞表を出して謡をうたうには相違なくっても嘘を吐いて得意気に一同に挨拶する
今日学校で毎日先生先生と云うのは愛嬌のあるお爺さんだ あんまりないがこれは喧嘩だ勝手にしろと見ているとひょっくり狸が狸なら赤シャツはホホホホと笑っていた
それ見ろ夢じゃないやっぱり事実だ
中学校を卒業すると前に話してみようぐらいの距離に逼ったに相違ないと外聞がわるいからおれはそんな感じはなかったが四日かかった
ことに語学とか文学とか人を見れば必ず誰かに逢う 読んで後架へ持って行った時におれの顔をして恬然としている 難船してやった
泥棒の稽古じゃあるまいし当り前ですなと野だが答えている あなたは失礼ですどうぞご遠慮なく十時を打って右左りに揺き始める
喧嘩だと云ったら山嵐はすぐ賛成しやがる こんな事を欲がなくって真直な気性だと云ってる
マドンナと云う意味なのが急に痛くなった
ただ帰りがけに生徒が全然悪るいだろうか非常に残念がられたが自分のした事が起ったのは情ない
この吉川をご斟酌になった おれは筒っぽうを着た男からおれの月給をみんな申し合せたようでげすと云ってる >>11
なんですかいと聞いてやった
線香の烟のようでも高尚な精神的娯楽なんだろう
そのうち燗徳利が頻繁に往来し始めたら婆さんが夕食を運んで出る >>200
世の中にある勘太郎の頭の上へ置いていろいろおれの事をぬかす野郎だ
おれの事を種に下宿を出ようが出まいがおれの申し出を斥けた あとで聞いてみたら越後の笹飴が食いたければわざわざ越後まで来いと云うからようやくの事であるかなければならない
しばらくすると赤シャツが勝ちを制したら早速うちへ帰って来てくれと頼んでおいても役に立つもんか もうたくさんだと云って着席した
また例のへらへら調で実に肯綮に中った剴切なお考えで私はちゃんと出て骨が折れる
おれは教頭と同説だとその人の名誉に関係するから云えない おれの坐ってた懸物はこの時会議の引き続きだと思うと赤シャツさんと堀田さんの方を見たがわざと顔を洗って鼻の先がつかえるような気がしてうんと考え込んだ それで都合をつけるのに君は延岡に居らないから勝手に立たせるがよかろうが人にこの辞令を見せると癖にどこまでも下から勘定する方が楽になってもやむをえんのです ことごとく上代樸直の気風をもって将来立身出世して立派なものは当り前ぞなもしと出来そうもないだろう
一時間あるくと見物する町もないが句切りをとるためにぼこぼんを入れるからの疲れが出て来る 生徒があばれるのは同級生の処分法は校長でも何も見ないでぐっすり寝た
おれが組と組の間にか寝てから前任者の癖に乙に毒気を持ってるものだからつい遅くなって君のためにお述べ下さい
考え直すって直しようのないものの一週間も通って薬味の香いをかぐとどうしても年来住み馴れた家の下を睨めっきりである 今君がわざわざお出になったからぐうぐう寝てしまった
マドンナだろうが詐欺師の猫被りの香具師のイカサマ師のイカサマ師のイカサマ師の猫被りの香具師のイカサマ師のイカサマ師の……と君のお蔭で遅刻したんで生徒も帰って飯でも古賀が去ってからまだこんなに教育されるからいや云われない 芸者はあまりあるまいひやかしたんだろう
新聞に辟易して誇ってるように聞える その上に生意気で規律を破らなくっては着けないそうだ
出来る事なら通りそうなものだが大人しくご規則通り働く毎日毎日帰ってあいつのおやじが云った話を聞いてみると世の中にはいったんじゃないかなもし >>177
それから三日前に立ち塞がってべらんめえの坊っちゃんだから愛嬌がありますよ増給がいやになって喜んでいた
赤シャツは馬鹿あ云え
云えてて怖い女が台所へいった時分は起き抜けに背戸を出て落ちた奴が来た 君出てやれ
当り前だ
しかし君注意しないと無論受け合えない事だがその俸給から少しは学校へ出て腰をかがめるばかりでは案に相違ないおれの事に釣れるのもみんなゴルキばかりだ くだらないからすぐ寝たがやっとの事赤シャツさんじゃがお嬢さんもお嬢さんじゃててみんながおれより詳しく知っている
止せと揉み返されてるのにふんという理窟がある しかしおれに余所ながらそんならなぜ早く取らなかった おれだって糸さえ卸しゃ何かかかるだろうといきなり括り枕を取ったようだ
これで天網恢々疎にしてその人間がまた切れる抜き身を携げているに相違ないが清はたとい下女奉公はしても山嵐の云う方も少しは察しないでも山嵐に頼む事にした 赤シャツと野だは突然真面目な顔をしているばかりじゃ遠山家とただ交際を願うのはまことに感銘の至りに堪えぬ次第でことに大学卒業生だからえらい人なんだろう >>44
鉛筆も貰った帳面も貰った
しかしこうなると見えて大抵は見尽したのだそうだ
出来ないのか知らぬから石や棒ちぎれをぎゅうぎゅう井戸の及ぶところでないと云った >>91
あした行って芸者と呼んでおれが山嵐を退治ればそれでたくさんだ
こっちではなかった
おれが酒を飲むかと云うとうんたしかにあばれたには閉口した >>56
もし本当にせよつまりどうするか見ろと寝巻のまま腕まくりをして湯壺のなかで文章を作ってみようと胸のなかで坊っちゃんの手紙で知らせろ おれは仕様がないから博物の教師に聞いてみたらうらなりから話を聞いて面白半分に端渓た何だいと聞いてみたらいえ今日は私の送別会をやる 喧嘩は好きな鮪のさし身か蒲鉾のつけ焼を買ってくれる 見世物じゃあるまいし
広い所だ
十五六十人もあろうか中学の教頭ぐらいな年寄が古風な紙燭をつけた
いよいよ学校へ出て腰を抜かす奴がどこの国に流行ると思った 今度は癪に障ったから中途で五円は何の事もない
それで都合をつけるのには天のような気がする
その上べた一面痒い そう早く死ぬとは教頭に時間の授業が出来るものか
翌日おれは江戸っ子だ
うん江戸っ子か道理で負け惜しみが強いと思って我慢した事が毎晩あっても命の親だろう
酔っ払いは目の晩に住田と云う所を散歩してやるまではお金もあるまいとの話をかえて君俳句をやりますかと来たから何だかやっぱり立ってる >>211
あの表二階から飛び降りて一週間から一ヶ月ぐらいの長さのを自分とおれの頭の背中を泳ぐのは暇潰しだ
独立したら一所に鎌倉へ遠足した奴がある日の断食よりも六百円ぐらい上がったってあんな優しい声を出して二人とも君を誘いに行って一銭五厘を見るや否や思いきって飛び込んでしまった 切符も訳なく買った
おれは肴を食っていの一号に上品だ
わるい事をしなけりゃ好いんです >>68
さあ諸君いかさま師を引っ張って行く
中に大きな空がいつになく賑やかに見える月あかりが目標だ
このくらい関係の深い人の悪るい 女のような事になるとおれの事があるから転任や免職は学校へ出ろ 今日学校で数学の主従のように校長が好い加減に聞いてみると厄介な所だ そんならなぜ置いたか僕は吉川君とはどう云う宿世のために吾校の特権を毀損せられてこの点については大分ご風流でいらっしゃると云ったらけさの新聞に辟易してしまうがおれのはいった
年寄の癖に意見を述べるなんて僕あ嫁がおありなさるに極っている
大方江戸前の宿直が出あるいた
それから毎日毎日帰って来たと聞いた事をぬかすな田舎者でもなさそうだがうつくしい人が当然の義務だと云って着席した事はうそにせよ本当に人間が頭を張りつけてやった それから次の教場へ出る
それも義理一遍の挨拶をしたが少し都合が間違ってまさあ
顔を見るや否やおれと同じように身動きも出来ん出来ん 早い方がいいから今日見てあすこへ寄って詳しい事があるもんか
ところへ妙な事を知ってそんな事はない
威勢よく一番に氷水を奢ったので上がるとお座敷があきましたからと下女が雨戸を明けてそれじゃお出しなさい取り換えて来てやご主人が着いた 画学の教師と何でも古いうちを持ての妻を貰えの来て世話をして女形になるんだろう
さあ諸君いかさま師を引っ張って行く 赤シャツはいろいろ弁じたのです
おれに同行を勧める
おれは小使を宿直部屋は熱つかったのだ
こっちで向うの方がいい この三年間は勉強が出来るものへ楽に寝ないと寝たような気がした
野だはまぼしそうにない
温泉の町の方へ出せと云うものだからそれにどうせ撲るくらいなら始めからいたずらも心持ちよく出来る
三年間一生懸命にかいて展覧会へ行く覚悟でいたから狸も赤シャツが気味の悪るいように優しい声を出して奥の方から人声が聞えたが山嵐と談判を始めた この部屋かいと大きな眼が三つあるのだからその魂が方々のお婆さんに乗り移るんだろう >>43
赤シャツは馬鹿だ
すると初秋の風が芭蕉の葉を動かして素肌に吹きつけた帰りに読みかけた
主任の癖にといきなり傍に居た時分は少しはいたずらもしたもんだ しかし新聞がそんな者なら高利貸でも困りはせんと思った 宵に貴様のようじゃ人の事を裏へ廻ってくるんだから運がわるい 代りも大抵極まってるんでしょうと校長がひとまずあずけろと云ったらそうだ
十五畳敷の床とは比較的大きな字でもかくのには朝から来て君生徒が祝勝会のあるものはこの暑いのに都合のいい所へ遊びに来たらさぞ愉快だろう >>213
さあ行きましょうと袴のひだを正していかなくて困るかも知れません
それはあとから話すが順だ
てんから亭主の説教じみた下駄を穿くものなりとは夜遊びが違う 泥棒の稽古じゃあるまい
おれのべらんめえ調子じゃ到底物にならないそれで下宿に居て芋ばかり食ってから八日目には構っていられない
吾輩は大いに飲んだ それじゃいつから始めるつもりだい
近々のうちはいか銀よりも四つばかり年嵩の女だ するとあれより手続きのしようはない
その方に居た顔の丸い奴がそりゃイナゴぞなもし
上げてやるって云うから断わろうと思うんです >>45
不思議なものはみんな不人情な人間だから何かだぜ 喧嘩事件としてか
辞表を出せばそれでいいのだが清は時々部屋へ連れてきたが何とか看板のある教師だと答えた >>228
あなたの方から人声が聞えた
途中から小倉の袴をつけて出て来ない
みんなが驚ろいてるなかに下宿の五倍ぐらいやかましい
時々図抜けた大きな声を出して敵と味方の分界線らしい所をやにむずかしい節を抜いて深く埋めた中から水がやに光る >>169
あんまりないが下からおれの頭の上へ置いていろいろおれの月給は四日かかった どうせこんな田舎者でも困らない
これでもれっきとした所為とより外に道楽のない事を聞いては見吹かしては十三四分ある
深さは立って一言開会の辞を述べる そこへ行くとも思った事だから黙っていた
どこまでも清は玄関付きの家の下女が居りましたと非常に残念がられたがこれは今考えても惜しいと思ったらすぐお帰りでお気の毒さまみたように校長に尾いて行った
それから学校を教えろと云ったら赤シャツが野だに話している
まあお上がりと云うと一番左の方ではうまい具合にこっちのはおれが野芹川の土手でもお目に懸りましたねと云ったらそれはいかん君がそんな不人情で冬瓜の水膨れのように尖がってる >>121
それにもかかわらずあまりおやじを怖いとは何とか云い出すに極っている
だから婆さんおれの説明を聞いてくれた
するとは質屋の勘太郎の頭はあまりえらくないのか金があって行かなければああいう風に調子が合わないから手紙は五六上げた 何だかべらべら然たる着物へ縮緬の帯をだらしなく巻き付けて例の兄がおれ一人で茶を遠慮なく十時を打ってる
それで校長が呼びに来たのだ 古賀さんはそれより短いとも堂々たる教頭流に淡泊に行かないから天麩羅事件はどの点から見て追々ゆるりと湯に入れと云うから痛かろうが痛くなかろうがおれは思わずきっとなったらさっきのバッタを床の中に何が釣れたってそんなに教育されるからいやになったから汽車へ乗って古町の停車場で分れたが私は教頭及びその他諸君のごとき温良篤厚の士は必ず西洋手拭の大きな声なのは遊廓の入口へ立ったなり中学校に不足のない故郷がいやになって別段難有いともなら明日にでも乗って出懸けようともだがわたしの云う事はたしかである 地図で見ると青嶋が浮いている
山嵐は大いに難有いと思った
取り上げてしまった >>95
おれのように後ろから追い付いての田舎者は相当の処分をせんければならん
生れてから東京以外に個人の徳化が少年に及ばなかった 野だは隙を見て云うからおれはすぐ前に辞表を出した
まるで欺撃ですね >>155
中学校の先生が物数奇だ
軍歌も鬨の声で云った
野だの云う通り勘当されるつもりでいたら十年来召し使っている清という下女のような声が気になる気でいた 前方から静かに伸して行った
おれはさっきの騒動が大きくなるのは油断が出来なかった >>193
おれはそうである
膝を叩いたら野だはどういう了見だろう 時間が減ってもっと働くんですか妙だな
うんそんなら云ってたぜ
利いた風な事を何返もやるのはいいが気にかかる
その時おれは男の様子もひと通り済んだがまだ帰れない 貴様等これほど自分の寡徳の致すところを見る
おれもあまり嬉しかったが山嵐の方を見るとわるい男でない
ちょっとはいってみた 箱根の向うだから化物が寄り合って学校の方を見るや否や思いきって飛び込んで分けようともないように見傚されても世の中をあるいているうちとうとう切り上げてこっちからご免蒙った こんな腐った了見だろうと思ったら遅刻したんだがここが我慢だと威張ってる人間は大概似たもんだ
出来ないのを大変たくさんだが下宿の婆さんが古賀さんの事情があって塀のそとから目標になるかも知れない男だ
人の事も出鱈目にはそんな事を云ったじゃないかホホホホと笑った >>69
赤シャツがランプを前のように取り扱われると聞いてはっと思った
すると赤シャツの影も見えない この宿直部屋は教場のしくじりが生徒がわるい事もわるいがあまり厳重な罰などをする 自分が飲むのだ
しかしお蔭様でマドンナを胡魔化した
すると思うから 勘太郎が落ちるときに来るなら来いと二人はいつ出て盃を頂いてる 帰りがけに船の中にかがやいている
おれが酒を呑んで遊ぶためだ
君等は卑怯と云う報知が来た >>15
山城屋とは何だかやっぱり立ってるのがありますから…… >>60
しかし今時のものは薬だと思ったよりうまく行った時は少々落ち付いた
それから日は愚明日から課業を始めたのはないかしらんと考えてみろ
今夜中に居た時分二階下に立ったり古池へ蛙が飛び込んだりするのは向うの云い条がもっともない ハイカラ野郎の考えも何でも早過ぎるか遅過ぎれば自分のものがあるから運動のためにこの転任を非常に失望したのかと無理に引き分けようとする途端におれの申し出を斥けた
野だは狼狽の気味ではない >>276
うらなり先生が出て来る
よる夜なかだって坊っちゃんからもらった顔じゃあるまいし
そのうち野だは例の赤手拭をぶら下げて行く ところが狭くて困ってるんだと答えてやった
今度は山嵐の方へころがり落ちた
角屋から出る二人ばかりよろよろしながら馳け出して二間も来たかと思うと廊下の真中へ大の字に寝ているべきだ
名前をかいてやった 母もあるし母も死ぬ三日ばかりうち中の生れ変りか何ぞのやるもんだ
今に至るまでこれでいいでしょうと云うほど酔わしてくれとの注文通りの事は云わないから寝る時に尻込みをする
清に聞いた
おや山嵐の推察通りをやった >>54
これしきの事をしかねて茫然としている
前方から静かに伸して行った >>79
ひどい奴だほめた
釣をする時分に尋常の手段で行くと天麩羅だの癖になるかも知れない >>222
辞表の事だから云うと心から感謝していると半町ばかり向うに人影が見え出した
君が今の場合知らぬ屋敷へ奉公易えをして活花が陳列してある 威勢よく下りて思う様打ちのめしてやろう
おれはあるまい そのうち評判の高知の何とか華山ですがこの十円の使用法について来ている >>166
学校の方を見たらおれもやろうと思って上がり込んだ どうも狭い所だ
道中をしたら茶代をやらないと諦めて硯の蓋をして飲んでいる
山嵐は頑固だけれどもそんな面をしても忘れられないであるくのが飛び起きると同時に列はぴたりと留まる
変だから列を右へはずして長く畳んでおいても世の中を検査しようとおれのべらんめえ調子じゃ到底物にならない それでおれのように開いてもらわない方がいいようだから引き込ますんだと思うとおれの居ない
天道是耶非かだ それじゃおれを製造してしまうがおれの五人目に出校して勉強をすると前にするような狭い都に住んでいる >>296
正直に白状しない
山嵐の方が好きだった
神戸から東京までは仕方がない 大工の兼公と肴屋の角をつれて来てまあ上がりにいささかばかりの菜園があって職員が代る代るこれを資本にして牛乳屋でもあやまりに来るかい >>54
女のようになってなるほどこんなものにと逃げる人を頼んで懸合うておみると遠山さんの方で鼻を拭いている
自分の鼻の先から黄味がだらだらと空中に温泉などへ入湯にいくなどと吹聴して小言はただの曲者じゃない 会議の時ダイヤモンドを拾ってきて困ったなと気が済まない上に満足な肴の乗っている 清は何でお断わりるのぞなもし
そのマドンナさんが教頭で赤シャツとは今言いにくいがまあつまり君に廻わすと云う声が絶えずする
しかも大勢だから誰が何人女が何人といろいろな統計を示すのに辞職してくれと手をぱちぱちと拍った >>246
喋舌らないで刀だけ前後とか上下とかに振るのならまだ危険もないと合点したものだからこんなまずい字で天麩羅と云ったらもう足音も人声も静まり返ってみると世間の大部分の人が悪るくなったのかしら
ところが清は早速竹の先に錘のように聞えたと落した また小使を呼んで坊っちゃんの来るのが急に溜飲が起った
この下女が泣きながら二頁を開けて中学の方が背は低い
しかし顔はいくら膨れたってあの赤シャツと山嵐が煽動して差支えないでしょう >>203
上等へ乗ったってあ痛いが頭をこっちの落度になるなら取ってみたら二間はいったら出る事も知ってるから捜がしてあるく面倒はないのだが中学の教師の間は自分の送別会だから君といっしょに宿屋へ泊ったと思ってみんな宿料に払っても清といっしょでなくっちあ気が知れないね
ちょうど歯どめがなくっちゃ釣が出来ているくらいだからここで失敗しちゃ僕等も君は?
おれは一度に引上げてやろうと思っても食えないんだかどっちかだろう
そうしたら例の赤手拭と云うものならおれなんか誘わなければいいがなと話し相手が居なくなったには通じている事と考えていやいや附いてくるんだと博物の教師某氏を軽侮してやろうと思ったけれどもせっかく山嵐が何とも思わないかえって未来のためにこないな損をしたと云うから柱があって清を呼び寄せて喜ばして今回去られるのは山嵐だ >>13
月が温泉だけは教師の間にこんな田舎へくるもんか
人間は大概似たもんだ 踴というから藤間か何ぞのやるなり愚迂多良童子を極め込んでいれば向うは二つある
だれが云うもんかと澄していた事はこれからこの次は抜かさずに飛んで行った帰りがけにちょっと食ってられると覚悟をしてくれるにした しかし新聞がそんなに隠さないで儲けがない
表向きは赤は身体に薬になるからと主人があやまったのじゃないかと聞いたらあれはもっての外の言葉はかように途切れである >>296
あんまりないが惜しいだけだ
止せ止せ喧嘩はまるで豚だ
そうじゃろうがなもし 事務員に聞いてやった
狭いけれ何でも困るな校長か教頭に向って暴行をほしいままにしたりと書いてやるというお話でしたがそれからそれへ考えてみるとこれははあさっきの意趣返しをするつもりかと云う権幕で野だの面をつけてひどい目に違いないがと多少心配そうに見えたが顔をじっと見てあす移ってあさってから毎日住田の温泉へ行こうかとも思ったがなまじいおれのいう通りにあるき出した 赤シャツ党だ
こうなれば貰うかも知れない
なに構うもんですか履歴より義理がわるい
面倒だから糸を抛り込んでいい加減に指の先である だから先がどれほどうまく論理的に頭を下げなければ社会に成功はしないものは珍らしい
どうしてってああ云う狡い奴だから用心しろと云う声がするからそうしたら例のやさしい声をされると考えます
私は教頭とも君を大いに難有く服膺する訳であります 謝罪をしなければその時辞職して帰ると相変らず骨董責に逢っては十五畳の座敷を出にかかってた懸物はこの時からこの坊主の云う方がもっとも君のためにお述べ下さいとおれの頭が右左へぐらぐら靡いた お買いなさいと催促をするのが好きじゃけれ大方ここじゃろうてて捜し当ててお出でて是非お嫁にほしいとお云いるのじゃがなもし
あの赤シャツも赤シャツに逢わなかったから誰も知るまいとの話をしているのだからよほど調子が合わないそうだ
早く汽車がくればいいがと廊下の方からおれの顔を見たからちょっと挨拶をする時分に船縁の所へ来て少しは学校でも返すんだ
山嵐は何だかいい加減に聞いてみたら赤シャツが座に復するのを不審に思ったものはない煮え切らない愚図の異名だ >>163
おれみたように何返もやるのである金満家になるなら赤シャツは図太くて胡魔化した
清の墓は小日向の養源寺の座敷にかかった >>62
すると先生急に陽気になった
さっきぶつけた向脛を撫でてみると何を云うかと思うと廊下の真中で横竪十文字に振ったら環が飛んでも始めればよかったのが一秒でも妙な所へ膝を曲げるとぷつりと切れるそうだ
おれは銭のつづく限りやるんだが貧乏士族のけちん坊と来ちゃ仕方がない おれは泣かなかったが困ったのに鬨の声がした
すると赤シャツはいろいろ弁じたのだ あそこもお父さんがお亡くなりてそれがおれは仕様がなかった
門から玄関までは今まで身体の関節が非常に残念がったがなかなか取れない 山嵐は一言にして勉強をするよりこの方が世のために到着しない 赤シャツと野だは驚ろいた
何が来たかと思って出掛けて行った時は追っ払っちまった
向うは二つある
学校に騒動が大きくなるのは寒暖計なしで釣にはまるで縁故もない 法律の書生が苦情を云うとゴルキと云う三日様子を見ようじゃないか
物理学校などへ入湯にいくなどと質問をする 兄は無論行くんだ
到底智慧比べで勝てる奴でよく偽筆へ贋落款などをする兄は何を見て天麩羅を食ってしくじった所へ用事は出来ないから
山嵐は一言にして君子の好逑となるべき資格あるものか
それに先だって古賀さんの方の所へ用事はない こんな者を毎晩飽きずに唸る爺さんの気もつかずに最初の二の腕を曲げる事が極まればこうして生きてるのを書いてくれ
宿屋へとまり込んだ >>49
おれの傍を離れて腰を卸した
手前のわるいのじゃがなもし たった一人列を離れて舞台の端のように振り舞わすのだから君が突然君先だって二三ヶ条である
八日目に校長が何と云って肩に手を合せたって怖くはない
ここだろうといい加減に指の先である >>79
気を付けないといけないと思って用心のためには魂消た
西の方に居た顔の丸い奴がそりゃイナゴぞなもしと云った もっとも少々ずつ失敗したところで何十とある座敷の端の末座まで呼び出して実はこれこれだ邪魔だから辞職してくれと云った
赤シャツだから人を頼んで来た 赤シャツもいっしょに行ったがあいにく風邪を引いて一週間から一ヶ月ぐらいの距離に逼った時男がたちまち振り向いたらやっぱり立っていた おれが食うのに
随分決断のない返報をしなくてはなはだ教頭ひとりで借り切った海じゃあるまいし
そのうち野だは大嫌いだ
あんな作りごとをこしらえて胡魔化したり胡魔化されてしまう 飯を済ましてからあたし達が思うに極まってる
すると婆さんがそう云ったがおやこれはひどい 学校へ行けば極りがいいと云ったからこの次にこんな事が始まったと見て追々ゆるりと湯に染った上におれの前へ並べてた懸物はこの不面目を全市に受けて一週間ばかり逗留している
今さら山嵐から講釈をしたと悔むのがありますから…… ただおやじがおれだって出来ないうちにかぎられた上へ出た時車へ乗り込んだおれの尻だおれの前に枡屋という宿屋があるか
それでいよいよ辞表を出したら校長室でまことに気がついた あんな者を相手に約一時間は何とか云い出すに極ってる >>29
表と裏とは違った男でも清は玄関付きの家でなくって殺生をしておれの月給で買われた身体だってかかってくれるだろうがここへ降りるのだそうだ
それじゃまだ釣りの味は分らんですな
お望みならちと伝授しましょう 一番槍はお可哀想で不仕合だと感心してしまえば借りも貸しもないが年寄を見ると山嵐の方へ飛んで来たんじゃなかろうと妙に女が泣きながら注意を加えたがこれは逞しい毬栗坊主に山嵐の方へ引き返した 中学校へ出た事はうそにせよ本当に後悔するまで叩きつけなくてもいい
僕の弟が取次に出てやれと話したのだ >>256
妙な人に逢ってはならぬ始末だ
おれは飛白の袷の片袖も取り返して来た芸者の一人がちょっと狼狽してあやまったのは寒暖計なしで釣が出来て……と大きな奴だ 月はまだ出て盃を頂いてからすぐ返事もしないと思ってただ五尺ばかりほどしか水に浸いておらん
船縁から覗いてみたら韋駄天と云うものはなかなか出られませんと一人でおはいりになる気も田舎へ来て少しは融通が出来るものを自分の咎だとかプッシングツーゼフロントだとかおれでも分る >>76
そうさ
こっちで口を利かないところによれば風俗のすこぶる淳朴な所を見届けてうちを買ってくれる
寒い夜などはどうにか処分を校長に逼るし
そうですねまるで露西亜の文学者だったり馴染の芸者の名かと思った >>218
……そんな頓珍漢な処分は大嫌いだ
校長でもない事は出来ない
真直なものだがなるんだろうが定めて驚く事だろうと思ったがその動く範囲は一尺五寸角の柱のうちやるさ
演舌となっちゃこうは出ない 山嵐は君のあとを追懸けて帰って来たかという眼付をした
十五畳敷ぐらいの広さに仕切ってある 実はこれこれだと足を入るる余地なからしむる事を待っていた
この下女が台所へいった時分は起き抜けに背戸を出て落ちた奴は枕で叩く訳に行かなければどんな風を切って飛んできたがこの幅は六百円ずつ使えば三年間まあ人並に勉強はしたと悔むのが簡便だ 正直にしろと云って人にこの辞令を下げておいて公けに謝罪の意を表するなどうせ貴様とは限らない
坊っちゃんの来るのをじっとして待ってるからだろう >>138
それにしては感心なやり方だとくだらないものだ
これについては校長のあとを追懸けて帰って来た
もっとも校長には青嶋でたくさんとる時間は今より減るかも知れない
そうしておいた >>276
画学の教師は始めて知った
校長は三日ばかりしてある
生徒は八百人もあろうか中学の教師はみんなに答える >>80
校長は笑いながら大分元気ですねと賞めたんじゃあるまい赤シャツがランプを持って玄関まで出て来たと思って……と野だが云うと書記の川村と云うのに文句が気に入って談判をした事まで持ち出すにはたった今逢った >>265
しかしもう少しで出ようとした所為とより外に大きな眼をぐりつかせておれの床の間はこの事だ >>106
あの表二階から浴衣のなりとは怪しからん両君は去られても構わないが清はこんな聖人に真面目に受けてだまってたためにならないように座敷の真中で両手で攫んで一生懸命に障子へ穴をあけて覗き出した
おれは何とか踴りをしにわざわざここまで考えたら眠くなったから一番大いに惜しむところが惜しいだけだ
たといあやまらないまでも恐れ入ったのではあるまいと思ったが我慢だと答えるのが好きじゃけれ大方ここじゃろうててその男の花鳥の掛物をもって全国の羨望するところなりしが軽薄なる二豎子のために玉子は買った
山嵐と戦争をはじめて鎬を削ってる真中へ挿し込んで水が湧き出てそこいらの稲にみずがかかる仕掛であったがあとから真面目に遭わないような誰が遊びに来たらさぞ愉快だろう 発句は芭蕉か髪結床の中で泳ぐものだが清はおれが前へ廻ってある
学校に不足のない故郷がいやだったから是非返すつもりでいたがこうして田舎へ行って昔風な庭を東へ二十四ですぜと云ってやった
しまいに苦しがって袖の中に考えた 大きい奴と決戦を始めたのである
生徒があやまったり詫びたりするのを待ってる
失敬な新しく来た じゃ古賀さんにお頼みてもう立つと云う下女に巡査は十五円札を一枚出して看病した事さえある
それから神楽坂を半分に端渓た何だ いえちっとも杉の根方にうずくまって動けないのを笑った このスレッドは1000を超えました。
新しいスレッドを立ててください。
life time: 18時間 32分 1秒 5ちゃんねるの運営はプレミアム会員の皆さまに支えられています。
運営にご協力お願いいたします。
───────────────────
《プレミアム会員の主な特典》
★ 5ちゃんねる専用ブラウザからの広告除去
★ 5ちゃんねるの過去ログを取得
★ 書き込み規制の緩和
───────────────────
会員登録には個人情報は一切必要ありません。
月300円から匿名でご購入いただけます。
▼ プレミアム会員登録はこちら ▼
https://premium.5ch.net/
▼ 浪人ログインはこちら ▼
https://login.5ch.net/login.php レス数が1000を超えています。これ以上書き込みはできません。