0001名無しさん必死だな
2022/11/03(木) 13:09:45.06ID:N9fqDB+x0◇9月末まで目立った変化なし
ソニーグループは、四半期(3カ月)ごとにPS5の世界出荷数を発表しています。今年度(2022年度)の第1四半期(4~6月)は240万台、第2四半期(7~9月)は330万台でした。
しかし、前年度(2021年度)の第1四半期は230万台で、第2四半期は330万台。つまり9月末時点で目立った変化はありません。決算資料でも一目でわかります。
ソニーグループは、今年度のPS5の出荷計画を「1800万台以上」と設定していますから、計画に変更がなければ、今年10月から来年3月末までの半年間で「1230万台以上」を出す計算になります。今年の上半期(4~9月)で、PS5の出荷数が570万台なので、「下半期は上半期の2倍以上を出荷する」と言っているわけです。
PS5の世界累計出荷数は、今年9月末の時点で2500万台です。そして半年後(2023年3月末)は、計画通りならば3700万台以上になります。
◇生産台数と出荷数の違い
また決算では、PS5について「第2四半期の生産台数が650万台」というデータが公開されました。生産台数とは、工場からの出荷でカウントする指標のこと。販売店に売る「出荷数」より前のデータです。10年前ぐらいのソニーの決算では、ゲーム機の販売データは、この生産台数で発表されていました。
生産台数と出荷数は正確には違うため、単純比較はできませんが、ある程度の指標にはなります。そして、650万と言う数字は、第2四半期の出荷数の約2倍。わざわざ四半期の生産台数に触れるということは、品不足解消への自信の表れともいえるわけです。
本来は、生産台数をもっと早い段階で同等のレベルにするつもりだったのでしょう。だからこそ前年度(2021年度)も「1480万台以上」という出荷計画を組んでいたものの、半導体不足や世界的な物流の混乱で8割弱にとどまったのではないでしょうか。
◇半年で「1230万台以上」出せるのか
PS5が下半期(10月~2023年3月)に急に増えることについて、不思議に感じる人もいるかもしれませんが、ゲーム機は従来年末に爆発的に売れる商材でして、任天堂のゲーム機も同じです。
また前世代機のPS4も、売れ方は同じです。そこでPS4の第3四半期(10~12月)と、下半期という二つの出荷数を取り上げてみます。
■PS4の第3四半期出荷数(カッコ内は下半期の出荷数)
2013年度 450万台(760万台)=日本は未発売
2014年度 640万台(870万台)
2015年度 840万台(1080万台)
2016年度 970万台(1260万台)
2017年度 900万台(1150万台)
2018年度 810万台(1070万台)
2019年度 600万台(740万台)
2020年度 140万台(240万台)=PS5の初年度
2021年度 20万台 (30万台)
https://news.yahoo.co.jp/byline/kawamurameikou/20221103-00322273