China Hero Projectの見果てぬ夢。中国の若手クリエイターが世界に羽ばたく、SIEがワールドワイドで注力するプロジェクトに迫る

China Hero Project(チャイナヒーロープロジェクト)をご存じだろうか。

とても勇壮な響きを持つこのプロジェクトは、中国のゲームクリエイターの支援を目的として、2016年にスタートした、ソニー・インタラクティブエンタテインメント上海(SIE上海)による取り組み。中国の情熱溢れる若者たちを幅広くサポートして、プレイステーション用ゲームを開発してもらおうという、プロジェクトだ。



●SIE インディーズ イニシアチブ代表の吉田修平氏

 こんにちは、プレイステーションのインディーゲーム部門の責任者の吉田修平です。

 私は長年、中国のゲーム開発者の成長を、とくにChina Hero Projectを通して見てきました。 ここ数年、中国の開発チームとその優秀なスタッフたちが、知識と経験の面で急速に成長し、世界中で大きな成果を上げているのを目の当たりにしています。

 『ハードコア・メカ』『フィスト 紅蓮城の闇』『ANNO: Mutationem アノー:ミューテーショネム』『Boundary』『Convallaria』などChina Hero Projectから生まれたすばらしいゲームに、私はとても感動しています。 これらのハイクオリティーなゲームを見ると、中国の開発者たちは世界のゲーム業界を驚かせる存在であり、今後もそうであろうと確信しています。

 この度、China Hero Projectの第3シーズンが本日開始されたことを嬉しく思います。今後、世界中のファンの皆様に、さらなる驚きとすばらしい体験をもたらすゲームが数多く登場すると確信しています。プレイステーションは、いままでと変わらずに中国の次世代の才能ある開発チームを支援し、応援していきたいと思います。

https://www.famitsu.com/news/amp/202212/19286558