東京地検特捜部は12月27日、スクウェア・エニックスの内部情報をめぐるインサイダー取引の疑いで逮捕された中裕司氏ら2名を、金融商品取引法違反の罪で追起訴しました。各メディアが報じています。

東京地検特捜部によるとスクエニの元社員である中裕司被告は、エイチームとスクエニが提携し『FINAL FANTASY VII THE FIRST SOLDIER』を開発するという公表前の情報をもとに、エイチームの株をおよそ1億4,470万円分不正に買い付けたほか、佐崎泰介被告も1億500万円分の株を買い付けたとして、金融商品取引法違反の罪に問われています。

中被告らは他にも、『ドラゴンクエストタクト』の共同開発会社・エイミングの株も公表前に約280万円分不正に買い付け、逮捕・起訴されていました。

中裕司被告は、セガで『ソニック』シリーズや『ファンタシースターオンライン』を手掛けたことで知られる著名なゲームクリエイターです。近年ではスクエニで『バラン ワンダーワールド』を手掛けました。

https://www.gamespark.jp/article/2022/12/29/125816.html