経営方針の見直しにより3つの未発表ゲームをキャンセルするなど業績不振に悩むユービーアイソフトですが、この状況に対する経営陣の対応を不服としてユービーアイソフト パリでストライキが計画されていることが明らかとなりました。

長期運営タイトルへの投資が回収されていないことや2022年発売タイトルの売り上げ不振などを理由に収益見通しの完全な見直しが行われていました。その結果、未発表ゲームのキャンセルやターゲットを絞ったリストラの実施などにより今後2年間で2億ユーロの経費削減を目指すことに。更に、CEOのイヴ・ギルモ(Yves Guillemot)氏が従業員向けに、各自が慎重かつ戦略的に支出や計画に向き合い効率的で無駄がない活動を実現するよう求める内容のメッセージを公開したと海外メディアKotakuが報じていました。

これに対し労働組合Solidaires Informatiqueのユービーアイソフト パリ部門は、従業員に対する責任転嫁であり、時間外労働や経営陣による圧力、燃え尽き症候群などに繋がると非難。対価として何らかの補填を用意するべきだとして、給与の即時10%アップや週4日勤務の実現、業務環境変化に対する透明性、偽装解雇の停止などを求めストライキを予告しています。
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https://www.gamespark.jp/article/2023/01/19/126247.html