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『ファイナルファンタジーXVI』を先行プレイ!レビュー10点満点も狙えそうな「すべてのプレイヤーを見捨てず進化したアクションRPG」
by渡邉卓也

もともとFF16は、まずおもしろい作品になるだろうと考えていた。『ファイナルファンタジーXIV』で知られる吉田直樹プロデューサー、『ラストレムナント』も担当した井浩ディレクター、そしてカプコンで長年3Dアクションを作り続けてきた鈴木良太がアクション部分を監修しており、スタッフからして期待できたからだ。

実際に遊んでみると、思っていた以上に優れた作品になりそうな予感がした。
召喚獣アビリティを中心としたアクション要素がよくできているのはもちろんなのだが、触り心地がいいのである。

たとえばバトルを行っていない場面ではUIが自動的に消えたり、敵を倒した時にわかりやすい効果音が流れるなど、細部にもこだわられている。
今回遊んだ砦ステージは敵配置の数なども絶妙で、飽きる前に新たな展開に進んでいく。
こういった手触りの部分も(試遊の範囲では)抜かりないのである。

終盤までこの怒涛の勢いが保たれつつ、かつストーリーも大きく盛り上がるのであれば、FF16は10点満点のレビュースコアを狙うことも不可能ではないだろう。
そう思えるほど期待の高まる試遊であった。