スクウェア・エニックスは、プレイステーション 5用RPG「ファイナルファンタジーXVI」におけるリップシンクについて紹介した。

 配信番組「『FINAL FANTASY XVI』発売直前!情報総まとめスペシャル生放送」にて、体験版を遊んだプレーヤーのフィードバックを受け、制作陣が日本語のリップシンクに関するコメントを発表した。

 「FFXVI」では口の動きを合わせる日本語のリップシンクが実装されていない。これについて本作のプロデューサーを務める吉田直樹氏が「ごめんなさい!」とコメント。日本語用のリップシンクを実装するための見積もりなども行なったものの、作業量が非常に多くなるため断念したということを明かした。

 また、登場人物たちの大部分はフェイシャルキャプチャーで制作しており、口の動きだけを日本語用に調整すると俳優陣の演技と噛み合わなくなる。これにより表現が浮いてしまい、ゲームに対する没入感が削がれるため、実装しなかったという理由を明かした。吉田氏は「その分、のめり込める仕上がりになっている」とも明かした。

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