https://natalie.mu/music/pp/yonezukenshi23/page/2
──制作にあたっては、吉田プロデューサーとのやりとりもあったのでしょうか?

けっこう頻繁にありました。「ここまで開発ができた」とか、「戦闘システムは今こういう感じになっている」とか、どんどんアップデートした映像を持ってきてくれて。
そのたびに「自分が今こういうことをやっていて、こうで、こうで、こうで」って、矜持を持ちながらすごい熱意をもって作品について話してくれるので、当たり前ですけれど「この人たち、本気でやっているんだな」ということが伝わってきて。
自分も生半可な曲は書けないなと思いました。

──吉田さんとのやりとりで印象的だった言葉やエピソードはありましたか?

何か明確なひと言があったという話ではないのですが、吉田さんとチームの皆さんが、「自分たちが一番いいと思えるものを作ろう」という感じが印象的でした。
「『FF』だからこうしなければならない」とか、「間を取ってこのくらいの妥協点にしよう」とか、そういうスタンスではない。
とにかく自分たちがプレイして、ファンの目線で遊んで100%面白いと思えるようなものを作ろうという。
ある意味子供のような目線で制作を進められていたのはすごく刺激的だったし、面白かったですね。ああいう空気感って、本当に楽しくゲームを作っているのが伝わってきました。