ビジネスジャーナル | iPhone、日本でシェア急減の理由、50%割る…安いPixel人気急増
https://biz-journal.jp/2023/10/post_359798.html

 米アップル「iPhone」の4-6月期の国内スマートフォン販売シェアが前年同期から12ポイントも急減し、
46%となったことがわかった。香港の調査会社カウンターポイントリサーチが発表した。
国内でiPhoneの販売シェアが50%を下回るのは約2年ぶり。
一方、躍進しているのがグーグル「Pixel(ピクセル)」だ。同期間のシェアは前年同期比6倍の12%に急伸し、
iPhoneを猛追。9月に発売された「iPhone 15」シリーズは最下位機種でも12万円台(128GB)、
最上位機種の「iPhone 15 Pro Max」は20万円台(512GB〜)となるなど高額化が進むものの、目新しい機能追加・拡充はないとの評価も聞かれる。
一方、6月に発売された「ピクセル7a」は6万円台となっており、またピクセル独自の便利な機能への認知も広まりつつあり、
物価上昇で家計が圧迫される日本の消費者からの支持を広げているようだ。iPhone大国・日本で徐々に「iPhone神話」が崩れていくのか――。

■PixelがiPhoneを逆転する日
 そんなiPhone離れが進むなか、国内で注目度が高まりつつあるのがPixelだ。
5月に発売された6万円台の「ピクセルPixel 7a」は、メモリは8GBで内蔵ストレージは128GB、ディスプレイは約6.1型有機EL、
外部ポートはUSB 3.2 Gen 2 Type-C端子。指紋による生体認証機能もあり、カメラは「広角」「超広角」のデュアル構成でオートフォーカスと光学式/電子式手ブレ補正機能も備えている。
このほか、Qi(チー)規格のワイヤレス充電も可能で、VPNサービス「Google One VPN」の無料利用権もついている。