『FF16』夜の「暗さ」がなぜ違うのか?地域で見え方が異なる人間の視覚の不思議【ゲームで世界を観る#51】
https://www.gamespark.jp/article/2023/07/16/132096.html

ゲームで夜の場面と言えば、多くの人をを悩ませる「とある問題」。直接的にプレイに関わる要素なので、洋ゲーが敬遠される理由の一つでもあります。それは、「画面が暗すぎる」こと。海外のゲームの映像は黒く濃い色を多用する色設計になっているので、夜や屋内の場面になると真っ暗で視認性がかなり悪くなってしまいます。

『ウィッチャー3』冒頭の場面です。キャンドルの明かりで照らされてはいるものの、テーブルの下など影になっている部分は全然見えません。調整がデフォルトの状態だと「よく見えない」ことがよくあったのではないでしょうか。

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一方でこちらは『FF16』の夜間屋内ステージ。一応照明は松明のみという場面ながら、見かけ上は月光に照らされている程度の明るさは確保されています。よりリアルな光量にしていたら房の中の様子はとても見辛かったでしょう。

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このように、日本のスタジオで作られたゲームはやはり日本人にとっては見やすい映像になっていますし、欧米のスタジオの作品は日本人にとっては暗すぎるという傾向があります。

さすがやね