鯉沼 過去の経験は大きいと思います。たとえば、『仁王』の1作目は、Complete Editionを合わせると400万本、『仁王』シリーズとして700万本以上を売り上げるまでに成長しました。その中で、「こういう風に作れば200万本以上目指せる」というノウハウを得てきたわけです。それをベースに、『Rise of the Ronin』の企画立案に際しては、ワールドワイドでそれを超える本数を販売目標に設定して、これを達成するためには、という視点からさまざまなことを考えました。最終的には、1000万本クラスのタイトルを創出するという目標があります。いきなりは難しいですが、着実にステップアップしながら目指していきたいと思います。
(中略)

鯉沼 中期経営計画期間中に500万本クラスのタイトルをリリースすることは公表しています。いま言えるのはそのくらいです(笑)。

コーエーテクモ:Rise of the Roninは、コーエーテクモとして、経営戦略上、また中期経営計画の重点目標として掲げている500万本級パッケージゲーム。大型のタイトルにチャレンジしていくという会社の戦略上の位置づけ。500万人以上のゲームファンの皆様に手に取って遊んでいただける意気込みで開発。