しかし、皮肉なもんだねえ・・ この世界の真相を知るカギが、まさか意外にも、「逆説」にあったとは。

「有の次元」のまま世界を見ていては、どこまで追いかけても、真の「有」は絶対に見えてこない。

有の次元という「逃げられない永遠のマッチポンプ」の虚しさに気づき、「無の次元」から世界を眺めた時に初めて、真の「有」が見えてくるとは。

はるか大昔、「解脱」を説いたブッダさんは絶対に、絶対知ってたはずなのに・・なぜハッキリ書いてくれなかったのか? 
社会のみんなに解脱などされては困る、現世の権力者たちに、書き換えでもされたのかなあ?

『永遠の無の中で、全ての生命たちが、完全に無償で、絶対の平安と満足のまま居られる。』

これ以上に完璧な世界は、「有の次元」では、絶対に創れないのに。 元々みんな、その「懐かしのふるさと」に住んでいたのに。