読書について語り合いましょう part18
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前スレ
読書について語り合いましょう part17
https://krsw.5ch.net/test/read.cgi/mental/1543036992/ >>959
国立大が特定の宗教と関わりがあるのは問題があるので入ってないのでしょうね
北海道大学は国立大の中でも特殊だなあ
他の国立大で前身の学校の一つに宗教が絡んでるところは少ないので >>957
これ前から興味ある
同作者の「地上の見知らぬ少年」を積んでるんだが、海を〜のほうは小説じゃなくてエッセイ集なんだっけ >>961
海を〜は全八編の短篇集です。「地上の見知らぬ少年」のほうがエッセイのようです
海を〜は小説ですが、自分の感想としては詩に近いです
宮沢賢治よりは硬めですが同じ哲学的な感じがあります 私は阿呆なので「トートロジー」のことがよくわからない
ウィキで定義や用例を読んでもわからない
困ったもんだ 「宗教に関心がなければいけないのか」(小谷野敦 ちくま新書)という本を読んだが
いろいろと反論がある箇所があった
いかに著者が宗教に関心がないか
いかに著者に宗教的知識があるかをひけらかすのが目立つ本で
宗教についての細かいことを知識として得ることはできるものの
著者への反感が募ってしまい
大変読後感が悪かったです >>964
小谷野敦さんは知識をひけらかす傾向が強いので自分は読んでません
世界史について書いた本も同じく
同じちくま新書で宗教についての本なら阿満利麿さんの『日本人はなぜ無宗教なのか』がおすすめ 純粋なトートロジーというのは「AはAである」の形式のなかではじつはすごくむずかしい
「水ってなに?」「水は水だよ」
これは意味のある反復になってる
前のは名の響き、後はその実体と解釈できる
たぶん、トートロジーは単純な連呼のなかでは実現してる
「水!水!」 >>965
その本のことも気になってましたね
手元にある本のおしまいのページにもタイトルが載っているし >>967
NHKで働いたことのある宗教学者なので日本人の宗教観について分かりやすく書いてます
経歴からして知識をひけらかす内容ではないのでご安心を >>966
なるほど、そう説明されたらなんとなくわかる気がします >>968
反感が募った読後感だったのは知識がどうのでなくて
霊はない、死後の世界はないにはじまって
あれにも関心はない、あの作家は大したことない、そんなことには興味はないとか
何かにつけて存在価値を片っ端から否定しまくり
個人主義だと言って他人を見下してばかりいるエピソードのこれでもかの羅列が延々と続くことに辟易したことですね >>970
その人は頭でっかちで人の気持ちを考えられないタイプだね
いわゆる口舌の徒
中身が無い
釈徹宗という住職、比較宗教学者(仏教以外も詳しい)で大学教授もしてる人が葬式などの死後の祭典は残された遺族のためにするものだと書いてた
亡くなった人が死んでただの骨になったというよりは、あの世で存在すると考えたほうが遺族の悲しみが少しでも癒せると
実際に住職として檀家の人と関わってる中で見つけ出した答えなんだろうね
宗教は知識の羅列の為に語るものではないということかな
やはり小谷野敦は口舌の徒でしかないと思う >>971
そこです
死んだ家族を思って悲しむ人間の気持ちってものをまるで考えていないのです
正直な人間なんだろうけど思いやりってものを持たない、持ちたがらない
それをかえって自慢しているようなフシがあって
この本に共感できる人は血も涙もない人だろうと思ってしまう 近くのデパートの本屋で「夏物語」(川上未映子)を買いました
この土日を使ってゆっくり読む >>973
スマホのアプリで最初のほうのページを試し読みしたらおもしろそうでしたねその本 私も「夏物語」買いました。
川上未映子好きなんですよね。 「祝詞・寿詞」(千田憲 編 岩波文庫)を読みました
基本的に大和言葉でフリガナがカタカナで振ってあるので読めました
繰り返しや重複も多かった
しかし読みだすとやめられなくなった。 >>962
間違えてました、訂正ありがとうございます
宮沢賢治かぁ…(あんまり得意でない
「夏物語」私も気になってます。たしか「乳と卵」の続編?らしいので先にそっちを読んだほうがいいのだろうか >>977
やまとことばといえば最近「ひらがなでよめばわかる日本語」(中西進)を読みました
ひらがな一音一音には意味があって、それでことば同士のあいだの連関に気づくことがあるんです
歯、葉、端の は
日、火、氷の ひ
聞く、効く、利くの きく
漢字だと別々のものと区別してしまうけれど、古代の人はおなじ仲間だととらえてたらしいです
こういうのが感覚的にもっとつかめるようになると、古歌がもっと味わえるかなぁと思ったり >>978
どうでしょうね
私はこの作者さんははじめてで、テーマに引かれて買ったんですが
今のところ続きものという感じはなく問題なく読めてます
途中の感想としてはおもしろいとかという以前に率直な生々しさで読ませるなあ、という感じ >>978
自分で言っててなんですが宮沢賢治は少し雰囲気違うよなと思いました
他に何に雰囲気似てるかともし言われれば、そうですね、ミヒャエル=エンデの「モモ」に似てると答えるかも
不思議な雰囲気を持つこどもを描くあれですね >>978
「乳と卵」とは、主人公が同じなんですよね
年齢が違うらしい >>979
たとえば「澪標」(みおつくし)は語源は「水脈(みを)つ串」であるとか岩波文庫の下のほうに書いてある注釈で知りました
長生きはするものです
何歳になっても新たに発見することはある >>983
漢字では見えないことがひらがなにすると見えてくることがあるんですね
その「みを」にしても、
み は海の「み」であり、満つの「み」で、命のもとである「水」をあらわし
を は尾の「を」、へその緒の「を」で、長いものをあらわす、と書いてありました
「みを」は水脈の字があてられているようですが、まさにその字とおりで
水の流れが向こうの方へ続いているさまがイメージされます
ホイットマンの「草の葉」を読んでます ロスタン「シラノ・ド・ベルジュラック」光文社古典新訳文庫 を一気読みしました。めちゃくちゃ面白かった
フランスNo.1の戯曲なだけあってエンタメとしての完成度がすごいし、名セリフが多すぎる
戯曲にあんま触れたことない人でも十分に楽しめると思います 三島由紀夫の『金閣寺』を読む機会ができました
しかしどうも溝口の金閣寺を崇拝する感じが気持ち悪くて、
30p読んだ時点で止めたくなりました
ので止めることにします 彼の思想はともかく1冊くらいは日本国民として読んでおくべきかなとも思う
外国人の方が三島由紀夫に詳しかったりしますよね
ちなみに私は1冊も読んだことがないからこれを機に読んでみようかな シオラン すごいな
こういう枯れ切ったような思想本いいな
シラノ・ド・ベルジュラック、俺も読んでみます。
教えてくれてありがとうございます😀 >>993
俺も『金閣寺』読んで精神状態が悪化して読むのを止めたことがあるよ
偉大すぎる文者学は人に与える影響が良くも悪くも大きい
フランスでも数年前に三島に影響を受けて自殺した人がいたな >>996
いえいえ、こんな自分の感想でも誰かのきっかけになってくれたら嬉しいです
岩波文庫も出てるけど、訳が抜群に読みやすく、原文に忠実な韻文詩の改行を再現している光文社古典新訳文庫のがオススメです このスレッドは1000を超えました。
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