ポンプ強化してオリフィス拡大してヘッドに送るオイル量を増やしてヘッドを冷して~なんて言ってるのを見かけるが実際は逆だよ。
ヘッドのカム室にオイルが溜まりケースに中々戻らず長時間ヘッドに滞留してるからヘッドの熱で熱くなってやっとケースに戻りケース内の油温を上げてしまう。
そうなると走行風がエンジンに当たってもエンジン表面は冷えるが油温は下がらない。
高い油温でピストン裏に飛び散ってもピストン温度は下がらないからピストン温度はどんどん上昇して熱膨張で直径が増えてスカートが高温でシャバシャバの油膜を突き破ってシリンダーに接触して摩擦熱で更に温度上昇して焼き付き。
12Vカム使うヘッドはカム室とカムチェーントンネル間に穴を開けてブリーザー圧がカム室に上がる様にしないとヘッド内にオイル溜まるよ。
送る事ばかり考えすぎだよ。そもそも戻らないと送れないだろう?