数年後には無縁単車墓地に載ると思うよ

登場が渇望されていたスズキ製の新型カタナ、しかしベールを脱いだその姿には賛否の激しい反応が巻き起こった。
まだ期待する声も大きかったものの、スペックが明らかになるとタンク容量12Lの文字には失望の嵐。
海外ではとっくに発売済みなのに国内での発売日と価格の発表が遅れに遅れたのは、市場の反応を見たスズキ社内で生産台数(販売計画)の見直しがされていたと思われる。

そしてGWも過ぎた5月末に発表された国内価格は151万円と大方の予想から一回りニ回り高額で、広く浅く売るのは諦め極少数の熱烈なカタナマニアからガッツリ収益を上げる方向になったものと思われる。
しかし熱烈なカタナマニアからは安易に流行に乗ったストファイデザインが嫌われ、もちろんそのスペックと価格から一般のライダーからもそっぽをむかれ、
全く泣かず飛ばずのうちに忘れ去られるようにカタログ落ちし消えていったのだった。

こんな感じで