上の19万キロ車ですが、充電系の整備が終わったのでまとめてみます。
ちょっと長くなりますが、整備の参考になれば。

症状
 ヘッドライトOFF/3,000回転時の電圧が約12.5V・・・充電がかなり弱い。
点検
 レギュレーターからジェネレータまでの配線中にあるカプラ端子の圧着部で腐食、焦げあり。(端子接触部に大きな腐食はない。)
 配線類の劣化(硬化)あり。
整備と効果
1 バッテリー交換
 効果は殆どなし。
2 レギュレータ交換(MOSFET)
 効果は殆どなし。以前からノーマルレギュとMOSFETレギュを入れ替えているが電圧に変化なし。
3 充電配線引き直し
 効果あり(中)。レギュからジェネまでの配線を引き直し(2sq)、配線同士の接続は圧着(スプライン端子)+半田処理、ジェネから出ている配線の接続は平端子を使用(圧着部は半田処理)
4 レギュレータからバッテリまでの直結配線追加
 効果あり(小)。ノーマル配線は活かしたまま、2sqで直結配線を追加。
5 マグネットロータ交換
 効果あり(大)。
結果
 ヘッドライトOFF/3,000回転時の電圧が14Vに復活。

先ず、1、2、3、次に4を行いました。これでヘッドライトOFF/3,000回転時の電圧が約13.6Vまで復活しました。
さらにマグネットロータ交換、これで電圧が14Vになりました。因みにコイルは2年前に交換済みです。
マグネットロータの磁力はクリップを付けてみたところ、「言われれば新品の方が強いかな」程度の違いしかありませんでしたが、かなり効果はありました。