【新型PCXの加速力も最高速も低下している根拠】
1.車体重量が3型の130sから、132kgに増加している
僅か2kgなので無視できるレベルとも言えるが、加速力にとってマイナス要素であることに変わりない

2.総ギア比が3型よりもハイギア寄りになっている
リアタイヤの小径化に伴うもので、僅かにハイギアになっているだけで誤差レベルであるが、
相変わらず燃費重視で、加速力を重視したチューニングになど全くなっていない

3.排ガス規制でエンジン特性が悪化している
3型PCXの2バルブeSPエンジンが僅か5000回転で12Nmを叩き出すほど高性能だったのに、新型は6500回転まで回さないと12Nmでなくなった
これは低回転領域で考えると単純に排気量が小さくなってパワーが無くなったのと全く同じことである

4.タイヤが無駄に太くなっている
タイヤが太くなると路面抵抗が増えて、加速力も最高速も落ちる

【検証結果】
>JK05(4型)に85kgの負荷を掛けて平地でアクセルを全開にするとGPSは次の速度を表示した。100mで53.2km/h、200mで70.7km/h、300mで78.7km/h
>JF81(3型)に85kgの負荷を掛けて平地でアクセルを全開にするとGPSは次の速度を表示した。100mで54.0km/h、200mで73.0km/h、300mで80.0km/h
http://autostrada125.under.jp/miss.hjk06.html
http://autostrada125.under.jp/miss.hkf30.html

>JK05に85kgの負荷を掛けて平地でアクセルを全開にするとGPSは次の速度を表示した1,000mで平地最高速の94.8km/hを表示した。この時、JK05のメーターは100kmを表示していた。
>(再度計測した時)の最高速(GPS値)はJF81(3型PCX)は100.2km/hで、JK05は98.2km/hだった。
http://autostrada125.under.jp/miss.hjk06.html

【結論】
新型PCXは排ガス規制対策で性能の低下したエンジンに車体重量増化、タイヤの幅広化等によって、3型よりも加速力も最高速も劣る
燃費が悪いだけでなく走行性能も劣っている