>>65
スロットル後流で負圧がもっとも高まるのはアイドリング時
クランクケース内が負圧になるほど吸気系を開放したら、スロットルバルブ下流の容積が膨大で
とてもじゃないけどISCVでアイドリングのコントロールなんて無理

ブローバイとともにオイルが吸気系から吸い込まれるようにイメージしているようだけど
ブローバイの流量は計算されたものだし、オイルセパレータでブローバイとオイルは分離される
で、負圧はアイドリング時に最も高いが、ブローバイはアイドリング時が最小なわけだ
だからそのイメージは矛盾している

ブローバイガスの量は負荷と比例する
全開時にクランクケース内圧は最大となり、ピストンクリアランスやシールに問題があれば
ピストンとシリンダー間から燃焼室へオイルを含んだブローバイが逆流する
これが「オイル上がり」
オイル上がりは吸気系からの負圧で起きるわけではない
オイル下がりは燃焼室内の負圧によって発生するから、クランクケース内圧は関係ない
残念ながら根本的に勘違いしている

さらに言えば、少なくとも中華以降はスロットルバルブ下流にブローバイを引いてはいないはず
漠然とした記憶では、それ以前のカブでもブリーザーがエアクリに伸びていただけのような