>>676
内圧コントロールバルブは、クランクケース内の機体を低圧化=低温度化させるから
本来気化(蒸気化)されたまま吸気側に戻されるはずのブローバイに含まれる水蒸気が
クランクケース内から既に霧化が早く始まって更に冷えやすいブリ−ザーホースや
内圧コントロールバルブ自体で水分の霧化が促進され結露しオイルミストと混ざり
乳化物の堆積を誘発しやすい環境を作り出してる。
内圧コントロールバルブを定期的に分解清掃するとマーガリンみたいな乳化物が堆積してるけど
そう言う状況を作り出してる原因が内圧コントロールバルブであることを認識しとくべき。

乳化物の堆積を防ぎたければエアクリボックス内程度の軽度な負圧に任せて
極力低圧化せずブリーザーホースも外部を断熱し水分・油分の霧化や結露を防ぐ必要あり。

グロムでクランクケース内でのオイル乳化報告も多いけど、乳化を促進しちゃってるのも
後付けした内圧コントロールバルブの影響だったってことも少ない無いと思う。
内圧コントロールバルブのメリットだけでなくネガも知っとくべき。

ちなみに知り合いで四輪に後付けの高性能内圧コントロールバルブ取り付けた影響で
エンジンオイルが派手にエンジン内部で乳化&ゲル化し油圧低下で焼き付き起こして
エンジン載せ換えになった事例もあった。日頃のこまめなオイルチェックが必要。