>>755
https://www.jmpsa.or.jp/assets/images/society/roadinfo/img_201206_08.jpg
栃木県宇都宮市のJR宇都宮駅前にある「宮の橋」付近から「本町交差点」方面に延びる「大通り」(県道10号)は、一般のライダーには不可解な交通規制が1.2kmにわたって敷かれている。
「二輪車通行止め(22時〜5時)排気量120cc以下を除く」というもの(標識には表示されていないが、指定車・許可車も除くことができる)。
この通りは、商業施設やビジネスホテルが並ぶ目抜き通りのため交差する路地は数多く、二輪車はその時間帯にはすべての路地から「大通り」に進入することはできない。
規制の目的は"暴走族対策"で、深夜の「大通り」から、暴走行為を行う二輪車を締め出すこと。しかし同時に、排気量120cc以上の善良な二輪車も、駅前の大通りからすべて排除されることになる。
この規制は、1985年に導入されたもので、すでに規制の役目が終わっているようにも思えるが、栃木県警では、「いまも単発で走る暴走族のために取締りを行う必要がある」としており、
そのために一般のライダーはルールを守らなければならない。深夜の数時間にせよ、目抜き通りを通行できないとなると、周辺の細い路地をうろつくことになり、安全面からも好ましいとはいえない。
とくに「大通り」に面したホテルなどに二輪車で訪れた場合、駐車場の構造によってはその時間帯の入・出庫ができなくなる。
また"120cc以下を除く"という排気量指定についても、120ccを境にする意図がよくわからず、原付二種ユーザーを「なぜ?」と、いぶかしがらせている。

マジです
120ccで区切ったのが謎でしかない