■現行PCXの装備が全て全く意味がない理由

・フロントABS
現行PCXのフロントに付いてるディスクブレーキは原付仕様の安物で直径200o前後のシングルディスクの2ポットブレーキである
スポーツバイクの場合、「直径300o」の「ダブルディスク」の「4ポットキャリパー」が標準である
PCXのフロントブレーキはディスク径が小さい上にディスクも一枚、しかもピストンも2つしかなく、
一般的なスポーツバイクの制動力の5分の1もないのである
つまりそもそもタイヤをロックさせる性能がないのでABSの必要性が著しく低いのである

・リアディスク
これもフロントと同様、現行PCXのリアディスクは直径200o前後のシングルディスクの1ポットキャリパーの安物である
直径が小さい上に、ピストンも一つしかなく、全く制動力が弱い
先代PCXに付いていたドラムブレーキと何ら変わらない代物である
「リアディスクだから制動力が高い」とか「制動距離が短くなる」
これらは完全に間違いである

・トラクションコントロール
排気量たった125t〜160tのPCXの最高トルクは僅か12Nm〜15Nmしかない
これは400tや1000tのスポーツバイクのトルクの僅か4分の1〜10分の1しかない
タイヤにかかるトルクが弱すぎてタイヤが空転すること自体がないのである
しかもVマチックで任意にローギアを入れて加速できないため、尚更タイヤにかかるトルクが低い
125tそこらのスクーターに全く意味のない機能なのである