・太いタイヤ
タイヤを太くしても全くグリップ力は上がらない
タイヤを太くすると接地面積が増えて、グリップ力が上がると錯覚するが、
接地面積が増えると、単位面積あたりにかかる荷重が減る
つまり路面へのタイヤの食い込みが悪くなるのである
PCXの履いているタイヤは通勤スクーター用のガチガチの耐摩耗タイヤであり、ただでさえ固くグリップ力がない
そこに加えて面圧が分散されると路面へのグリップ力が更に無くなるのである
そのため固いタイヤの場合、接地面積を小さくして路面への突き刺さりを良くした方が良いのである
特に車体が軽い125tクラスの原付スクーターで太すぎるタイヤを履くと、グリップ力が著しく落ちる
またタイヤを太くするということは足回りが重くなるということであり、燃費、加速性能、最高速すべてにとって悪影響がでる
特にパワーのない原付スクーターにとっては致命的である
だから原付スクーターのタイヤは小径タイヤや細いタイヤが多いのである