http://bylines.news.yahoo.co.jp/kandatoshiaki/20161226-00065911/


かつての2008年の任天堂と比較すると、売上は1/4にシュリンクしている。
そこでスマホ参入で全世界で10億ダウンロードを達成しても330億円の売り上げにしかならない。
しかも、1200円という価格設定もゲーム買い切りアプリとしては異例な高額商品だ。
そう、任天堂のゲームソフトとしては破格の安値だが、スマホアプリの価格としてはとびきり高価格な価格設定だ。
もちろん、キャンペーンなどで半額セールなどという手法も考えられるがそれだけ売上数は伸びても半額では売り上げにはつながらない。

任天堂は、自ら設計したコンソールデバイスの上に生態系ビジネスを築くのに慣れすぎた弊害があったのかもしれない。

『スーパーマリオラン』は、周回遅れでスマホ事業に参入しただけではなく、単なる一ゲームサプライヤーとしての任天堂の立場でしかないことが一番問題なのだ。