今年も台北ゲームショウに行ってきた!
多くのデベロッパーがNintendo Switch市場を指向、「台北ゲームショウ2018」インディゲームゾーンレポート
https://game.watch.impress.co.jp/docs/news/1103511.html

 今回、コーラスワールドワイドとしては、台湾、中国、韓国、シンガポール、マレーシアと主にアジアのデベロッパーと多くの打ち合わせを持ちました。
彼らの共通するイシューは「どうすればNintendo Switch市場に参入できるか」という点に尽き、
彼らの出展タイトルがモバイルやPCであってもこれからはSwitchでも勝負をしたいという意見を多く伺いました。
これはニュースなどでSwitchのインディゲームが盛り上がっている(=他プラットフォームより良い売上が出ている)という話題が念頭にあると考えられます。

 実際のところは「Switch版を考えている」という話を聞いても具体的にどうやって参入するか方法がわからないという人が多く、
運良く任天堂より情報開示を受け開発機を導入できている開発者はごく少数のようでした。
「Nindies」を標榜する任天堂としては、日本以外のアジアの開発者開拓もぜひ進めていただきたいところです。

 またアジアのスタジオや開発者はすでにPS4の開発機を入手しているものの、開発になかなか手をつけられないという話も聞きました。
特に台湾勢は「ソニーが中国ばかりに向いていて相手にしてくれない」というコメントもあり、
サポート体制など、なんらかの事情でPS4への開発意欲を削いでしまっているという印象を受けました。