0001名無しさん必死だな
2018/06/28(木) 19:31:39.26ID:MWrN+YjyM国内予選を勝ち抜いた11人の選手のうち3人が東アジア地域予選を突破。
これを受けて日本オリンピック委員会(JOC)はエントリー手続きをするが、「JOCが派遣する正式な日本代表ではない」という位置づけだ。
日本代表であって日本代表でない――とはどういうことなのか。
焦点となっているのは8〜9月にインドネシアのジャカルタで開かれるアジア競技大会だ。
同大会はアジア・オリンピック評議会(OCA)が4年ごとに開催する国際総合競技大会で、JOCが日本代表選手を派遣する。
ジャカルタでは初めてeスポーツが公開競技に採用されることになり、日本を含む27の国・地域の選手が6つのエリアに分かれて予選を戦った。
本戦の出場権を得た日本人選手はサッカーゲーム「ウイニングイレブン」で2人、カードゲーム「ハースストーン」で1人。
だが代表選手を派遣するはずのJOCは、我関せずというスタンスだ。
「(エントリーの書類に)JOCの判がなければ出場できないので、代わりに押してあげるだけ。
eスポーツの選手を派遣するのはJeSUであって、JOCではない」。
日本代表としての統一ユニホームや現地での滞在費支給は無し。JOCの公式記録にも残らない。
大会が始まっても、JOCが派遣する正式な日本代表でないeスポーツの選手たちは開会式や閉会式に出席できない。
現地ではホテルなどの宿泊場所が不足する可能性が高いが、「選手村に入れるかどうかはインドネシアの組織委が判断すること」とJOCは突き放す。
背景には、eスポーツに対する態度を決めかねているJOCの事情がある。
もともとJOCの内部には「テレビゲームがスポーツなのか」という慎重な意見が根強い。
「eスポーツが公開競技になると現地から連絡を受けたのはつい先日で、きちんと議論している時間がなかった」とJOCは説明するが、
内々には以前から分かっていたことで、結論を先送りしてきたのは間違いない。
JOCの内部で根強い「テレビゲームがスポーツなのか」という意見は、説得力を欠く。
JOCは10年、中国・広州のアジア競技大会で囲碁が正式競技になった際、日本代表を派遣したことがある。
このときは日本棋院、関西棋院、日本ペア碁協会という囲碁の3団体が急きょ、統一団体の全日本囲碁連合を設立(11年に解散)。
JOCはこれを承認団体として認めた。囲碁はよくてeスポーツは駄目という理屈は通りにくい。
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO32224460V20C18A6000000?channel=DF090520172480