https://www.dailystar.co.uk/tech/gaming/766645/Nintendo-Labo-VR-How-Nintendo-Switch-s-take-on-virtual-reality-will-make-VR-go-mainstream


任天堂という会社はハードに魔法をかけることに定評のある企業だ。
Switchは子供からも大人からも絶賛を浴びているし、自宅でも外出先でも自由に
遊べる設計は控えめに言っても目新しさであふれている。
しかも、彼らはこの結果に満足せず今度はVR機器の発売にまで踏み切ったのだ。


これは昨年発売し、成功を収めたNintendo Laboの新作についての事である。
去年発売されたLaboは段ボールから車や楽器や釣竿などを作りだし
それをバーチャル空間を介し遊ぶという方法で特に親子でゲームを楽しむ層から
大きな支持を集めていた。


「我々が目指しているのは仮想空間と現実の間を埋める事です」とは任天堂の広報担当者。
彼らはケネックスやLEGOと同様に、作成するという事自体を魅力にしたいのだと私達に話していた。
この言葉通り、最新のLaboは他のメーカーのそれに比べると遥かに安い価格でVRによる創造を提供している。
それは特別な物という程ではないかもしれないが、64種類と非常に豊富なゲームが収録されており
ちょうどメイドインワリオシリーズのような陽気さと独創性が思う存分に発揮されていた。


それに、これは君にVRがどういったものか理解してもらうのに最も適当なソフトだとも云えるだろう。
VRではどのような世界が待っているのか、どういった操作をすればいいのか。Laboはそれを丁寧に教えていた。
今作において、おそらく君は午後一杯を費やし家族でブラスター銃の製造に励むようになるはずだ。
そして漫画のような世界で強力なイカや亀をその銃で撃ち、得点を仲間内で競い合うことになるだろう。


あるいは風を利用したVRを製造する時もあるかもしれない。
作成後は息を吹きかけ高く飛ぶことを競ったり、上から落ちてくる物に対し適切なタイミングで処理する等のゲームも用意されている。
鳥になって、仲間を引き連れ大空を駆け回るのも可能だ。Laboでは君が何を作ろうと、それに合わせたゲームが待っているのである。
この点にこそシリーズの美しさを見て取る事が出来るだろう。