――今作はノーマン・リーダスやレア・セドゥなど映画界で活躍するキャストも沢山出演していますが、小島監督自身、映画とゲームの垣根というものに関してどのように考えていますか。

小島秀夫氏:これもずっと言ってますけど、映画とゲームはインタラクティブなんで180度違うものだったんですが、今はデジタルになって、将来はストリーミングという所で同じ場所に集まると思います。
映画はスクリーンという場所や、今のゲームも残るんですが、どちらでもない新しいデジタルのエンターテインメントができると思います。

 映画とゲームは途中までプロセスが一緒なんです。
世界観を作ったり、モデルを作ったり、
それこそパフォーマンスキャプチャーなど同じテクノロジーも使いますし、そうなってくると同じクリエイターやキャストもストーリーの中に入ってきますし、そうなると垣根はなくなり、広い大地というか繋がりになると思います。

僕は映画とゲームの橋を渡すことをしないといけないと思うので、5年10年するとそういった技法もできるかもしれませんね。

https://game.watch.impress.co.jp/docs/news/1217659.html