https://news.yahoo.co.jp/articles/f9efd225b3468a91355d070f2cb06265f09dc3c5

 IDCは、拡張現実(AR)/仮想現実(VR)ヘッドセット市場に関する調査結果を発表した。2023年第1四半期の出荷台数は、前年同期に比べ54.4%も減ってしまった。

 減少の要因として、IDCはマクロ経済の悪化を挙げた。さらに、COVID-19パンデミックにより自宅で過ごす時間が増え、その影響で出荷が急増した2022年の市場拡大に対して、揺り戻しの動きも減少につながったとみる。ちなみに、2022年第1四半期の出荷台数は、前年同期比で200%増を上回る勢いだった。

 また、第1四半期の時点では、Appleの「Vision Pro」やMetaの「Quest 3」など、話題の新モデルを待つ消費者が多いことも影響したと考えられる。