『オーバーウォッチ2』は、チーム対戦型FPS『オーバーウォッチ』の続編で、PC/Nintendo Switch/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S向けに基本プレイ無料にて配信中。新シーズン開幕にあわせて用意された「ストーリー任務」は、ストーリー要素のある大規模PvEモードである。
より広いマップをもち、多くの敵が画面上に同時に描画されることもあり、海外メディアDexertoはインタビューにて、Blizzardはどのようにして同コンテンツを幅広いプラットフォームに届けることができたのかを問うた。

この質問の念頭にあるのは、発売から6年が過ぎ、他機種よりもハードウェアのパワーで劣るNintendo Switch向けの開発についてだ。これについて本作のシニアゲームデザイナーDylan Snyder氏は、Nintendo Switchのサポートは同社として希望していることだとしつつ、Nintendo Switchは「最大のボトルネックとなっている(that’s the biggest bottleneck we have)」と述べた。

一方で同氏は、「回りくどい変な言い方だけど、良いボトルネックともいえる(it’s almost a nice bottleneck we have, in a weird, roundabout way)」ともコメント。Nintendo Switchで動作させることができたなら、ほかの機種でも快適に動作することが見込める、というのが理由だそうだ。

もっとも、Nintendo Switch向けの開発は容易ではないようで、Snyder氏は「かなり大きな頭痛の種」であったと振り返る。多くのメモリを解放するために新しいツールやシステムを開発する必要があり、またPvEモード向けにはさまざまなトリックも取り入れたそうだ。たとえば、ミッションの進行にあわせてエリアを閉じ、マップのパーツを取り下げるといった、PvPモードでは通常やらないことをおこなっているという。

ほかにも、本作のオーディオ・テクニカルナラティブディレクターScott Lawlor氏は、鳴らすボイスの数を調整したと明か
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