続き・・・

A伸び側減衰圧を調整

【フロント】
ブレーキを握った状態でハンドルを手前に引っ張ってから、
一気にサスを縮めてサスが伸び戻る状態を確認。
ここでは一度伸びたサスが、体感的にボヨ〜ョンまた戻るようならNG。
伸びたサスがピタッと止まるまで伸び側減衰を締める方向に調整。

※締める=時計回り・緩める=反時計回り

調整の目安はピタッと止まる感触が速すぎず遅すぎずの境目を狙う。
調整がバシッと決まると、ブレーキで止まった時にフラフラとせず安定した状態で停車できる。
これは走行中でもサスの動きが外乱に対して動きが安定していることを意味するので
体感的にはしっとりとした感触になる。


【リア】
まず補助の誰かにバイクの前あたりを持ってもらい、バイクを直立状態にする
ライダーが乗車する必要はない。
次にライダー自身が、リアシートの端を両手で思いっきり押す。
この時、ポーンとサスが戻るようならNG。
スゥ〜ッとサスが速くもなく遅くもない状態で戻る境目の位置まで
伸び側減衰を締める方向に調整していく。