■WMTC燃費の悪化
3代目PCX125 50.7km/L
3代目PCX150 46.0km/L

新型PCX125 47.4km/L
新型PCX160 45.2km/L

低回転トルクの低下により、新型PCX125は3型PCX125よりWMTC燃費でリッター3.3km/Lが悪化している
これはWMTCの走行モードでの平均値の差に過ぎず、街乗りメインで乗ったり、冬場に乗ると3型PCX125より大幅に燃費が悪化する
即ち実燃費で倍のリッター6km以上の燃費悪化を覚悟しなければならない
3型が50km/L走るような状況でも新型は45km/L前後しか走らないものと思われる
燃料タンク8リットルで3型より40キロ〜50キロの航続距離の低下になり長距離通勤では3型の方が有利である

またPCX160のWMTC燃費は「歴代PCXで最悪の数値」である
WMTC燃費でリッター45.2km走るが、街乗りでは35km程度まで一気に落ちると思われる
即ち8リットルタンクでも最大280キロしか走れない
結局たまにしか高速道路になど走らず、廃車までほとんどの距離を一般道を走ることになるのは自明のことであり、
また折角最高出力を上げていても廃車までほとんど最高速を出すことなどなく終わる
そうなるとPCX160は「ただの燃費が過去最悪のPCX」という印象しか残らなくなる
PCXの燃費が良く、長距離通勤に向くというメリットが完全に死んでいるのがPCX160である
3型PCXはリッター50km、8リットルタンクで400km走るのに、新型のPCX160は280km程度しか走れず燃費はクソ悪い
これではただの性能の悪い原付スクーターである