バイク免許取りたてのド素人が大好きな三種の神器

・ディスクブレーキ
・ABS
・太いタイヤ

バイクに乗り慣れてる玄人ならこれら全て意味がないどころか、有害な場合があることぐらい知ってる

ディスクブレーキはメンテナンスが面倒
ドラムブレーキならタイヤ交換のついでに新しいブレーキシューに取り換えるだけでいい
また車体の軽い原付にディスクブレーキを付けるとタイヤがロックし易くなる

新型のABSが付いているのはフロントだけ
通常ブレーキで使うのはリアブレーキである
新型PCXはリアディスクになったが、リアにはABSがついていない
よってフロントだけABSが付いていてもほとんど意味がなくまず有効に機能する機会がないことになる

太いタイヤも無意味であるどころか有害である
ド素人のバカは「太いタイヤの方が滑りにくい」と勘違いしがちであるが、車体の軽い原付の場合むしろ細いタイヤの方がいい
なぜならタイヤを太くすると接地面積が増え、荷重が分散される
そのため路面へのタイヤの食い込みが悪くなりグリップ力が低下する
また水膜を切り裂く能力が低く、ウエット路面ではハイドロプレーン現象が起こり易くなる