ダブルクレードルフレームの3型PCXと、「骨抜き4型フレーム」の違いが良く分かる動画

3型PCXはリアサスの付け根から片側2本ずつフレームがエンジンの方まで伸びている
https://www.honda.co.jp/PCX/assets/images/performance/image-06.png
また下側のフレームには横棒も入っておりこれがメットイン内の段差部分となっているが、捩じり強度確保の役割を担っている

ところが新型は2型と同じく、片側一本ずつしかフレームがなく、しかもメットインを広くするために横棒まで撤去されている
結果的に文字通り「U字型に曲げた鉄パイプ一本」で車体を支えていることになる
https://www.honda.co.jp/PCX/assets/images/performance/image-06.png

フレーム重量が2型から3型になった時点で、ダブルクレードル化とフロント部分にあったメインフレーム以外の金属パーツを樹脂パーツに変えて2.3kgの軽量化をしているが、
4型はさらにメインフレームを骨抜きにして、700gの鋼材を減らしている
つまり歴代最も軟弱なフレームのPCXが4型

フレーム強度 3型>2型・1型>>>4型

それもこれもEURO5で導入した4バルブエンジンやエサとして追加したABS、リアディスクのせい
新型の値段が安いのはフレームを骨抜きにしてコストダウンしているから
ド素人には目に見えない部分を削りまくっているわけである